二岐温泉 柏屋旅館 <自噴巌風呂編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2023年5月に相方と巡った東北方面の温泉シリーズ。

二岐温泉「柏屋旅館」でのお話が続いております。

本編の前にいつものように、ここまでの行程リンク集をば。

 

谷中温泉 旅館 谷中ノ湯

かこい食堂(食事)

新甲子温泉 五峰荘

二岐温泉 旅館ふじや

二岐温泉 柏屋旅館 <到着編>

二岐温泉 柏屋旅館 <食事編>

 

 

柏屋旅館には浴場が3つ。

その内、まずは通称「岩風呂」、サイトの表記に倣うと「自噴巌風呂」から。

 

 

二岐温泉 柏屋旅館 <自噴巌風呂編>

 

 

 

その岩風呂(以後はこの呼び名で統一)は1F部分。案内図の緑で囲んだところ。

 

 

岩風呂は貸切にて入浴するスタイル。宿泊者はもちろん追加料金などなし。

浴槽は1つしかなく、そういう意味では混浴。

貸切のタイミングは一覧表に早い者勝ちで自分の部屋の印を付けてキープする。

 

 

まずは15時40分~16時20分の枠をキープ。1枠は40分。湯が熱めなのでそれぐらいの長さでちょうどよい感じ。

空いていれば繰り返し何度でも入れるし、夜中の23時~5時の間は空いていれば時間枠に関係なく好きに札をかけて貸切れる。

24時間入浴可能にやり

もちろん何度も入りましたよ。相方とだったり一人だったり。以下の写真も色んな時間帯が順不同で混じっております。

 

 

岩風呂へは外に出て行くため、廊下の最終地点に貸切札をかけるところがある。

 

 

窓には案内の文章。

 

 

まずは建物に沿って進む。

 

 

すると川沿いの渡り廊下となり、雰囲気はグッと高まってくるイヒ

 

 

やがて湯小屋に到着。

 

 

カジカ(蛙)らしい鳴き声が耳に心地いい。

 

木の扉は中から一応簡易の鍵がかけられる。

 

 

中はリニューアルしたのか、まだ新しい木材の香りが鼻をくすぐった。

 

 

そして浴室内へは扉がもう1つ。

 

 

桶や椅子はあるが、シャワーはもちろんカランも無いので、純粋に浸かるだけの浴場。

その佇まいは厳かでまさに最高ラブ

 

 

数人が入れるぐらいの規模の浴槽。

 

 

浴槽床の岩間からの足元湧出と、目の前の岩からの自然湧出の2源泉が混ざってかけ流されている。

 

 

オーバーフローは床から川へと流れていった。

 

 

では源泉のお話。

2つの源泉のどちらが足元側、どちらが岩からのものか実はよくわからない(^^;

 

 

澄み切った無色透明な湯は源泉名が「二岐5号泉」と「二岐15号泉」が混合された状況。

二岐5号泉が源泉温度45.8度pH8.9カルシウム-硫酸塩泉。純石膏泉。

成分総計1.617g/kg。湧出量は15.6リットル/分

二岐15号泉が源泉温度50.2度pH8.8カルシウム-硫酸塩泉。純石膏泉。

成分総計1.485g/kg16.1リットル/分

 

浴槽の右側に見切れるように写っている灰色のパイプ。

実はここからわずかに加水されていた。

 

 

湯は熱かった(後ほど)が、ここは入っている間だけでも完全かけ流しにしたいので、このパイプを浴槽の外に外す。

もちろん入浴後は元に戻したけれども。

 

 

さて、その浴槽の温度を測ってみると。。。

 

 

44.1度となかなかに熱め。

僅かな加水をしてこの状況なので、まあ加水を外してもそんなに急に熱くなるわけではないし、44度ぐらいなら入浴を楽しめるレベルの熱さ。

 

浴槽の上にそびえる岩の部分。

 

 

ここからの湯も先述したように浴槽内へ投入されている。

 

岩からの湯の最後の方の温度を測ってみると。。。

 

 

34.2度とかなりぬるくなっていた。

何となくこちらが5号で、浴槽内の足元から湧出するのが15号かなと思ったり。宿の人に確認すればよかった。

ご存じの方がいらしたらご教授ください。

 

またこの岩の染み出しがもたらした白いモコモコな析出物も源泉の泉質を物語っている。

 

 

源泉全体として、淡い石膏臭や薬臭みたいなニュアンス。

新しい浴室の木材の香りも乗ってきてしまう。

淡い甘味があり、ごくわずかなダシ味あり。

何より生まれたてピカピカである状況が素晴らしいイヒ

 

 

しっかりとしたスベスベ感があった。

 

さて、浴槽の底の岩からのプクプクがなかなか撮れなかった(^^;

 

 

これでわからなかったらごめんなさい。

しっかり湧出しておりました。

 

 

源泉の成分数値を簡単に抜粋。

二岐5号泉の方は、陽イオンがカルシウム351.9mg、ナトリウム79.2mg、カリウム1.1mg、ストロンチウム0.1mgなど。

陰イオンが硫酸1124mg、炭酸水素14.9mg、塩化物2.6mg、フッ化物0.4mg、硝酸0.3mgなど。

非乖離成分はメタケイ酸42.2mg、メタホウ酸0.4mg。

二岐15号泉の方は、陽イオンがカルシウム345.3mg、ナトリウム78.0mg、カリウム1.1mg、ストロンチウム0.8mgなど。

陰イオンが硫酸1003mg、炭酸6.0mg、炭酸水素5.5mg、塩化物2.2mg、フッ化物0.5mgなど。

非乖離成分はメタケイ酸41.9mg、メタホウ酸0.4mg。

 

 

足元湧出オンリーではないものの自然湧出の素晴らしい石膏泉にピカピカな状態で入れる至極の浴場。

温泉遺産に認定すべき浴槽でしょう。

生まれたての湯はやはり最高です照れ

 

柏屋旅館の温泉のお話はまだ続きます。

 

 

 

二岐温泉 柏屋旅館

 

福島県岩瀬郡天栄村湯本下二俣22-6
0248-84-2316

おまかせ和室、一泊夕食のみ付で2人で24200円(現在は違う料金)

 

【自噴巌風呂】

<源泉名:二岐15号泉>

カルシウム-硫酸塩泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
50.2℃

pH8.8

成分総計 1.485g/kg

自然湧出 16.1リットル/分

<源泉名:二岐5号泉>

カルシウム-硫酸塩泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
45.8℃

pH8.9

成分総計 1.617g/kg

自然湧出 15.6リットル/分

(混合泉として)

無色透明

淡石膏臭あり

淡甘味、微々ダシ味あり

スベスベ感あり

僅かに加水かけ流し~完全かけ流し

 

2023年5月入湯

※数値はH21,H29の分析書より