2023年5月に相方と2泊した東北の温泉シリーズ。
ここまでの行程からどうぞ。
かこい食堂(食事)
白河市でラーメンを食べた後は西白河郡へ。
白河ラーメンストリートでもある国道289号をそのまま山に向かって進むとやがて日光国定公園内に突入し、現れるのが新甲子温泉。
以前は「みやま荘」という宿に立ち寄った。
今回は隣にある「五峰荘」へ。
「みやま荘」とは姉妹宿になるこちらも十分広い敷地内に宿が構えられている。
パッと見からしてなかなかに瀟洒な感じ。あいにくの天気ではありますが。
12時20分頃に到着。
新甲子温泉 五峰荘
表に入浴料の掲示があった。
立寄り入浴料は800円。
浴場は男女入替え制になっている模様。
立寄り入浴の時間は11時~15時。
ただし露天の湯が溜まるのは通常は13時頃からになるとのこと。この日は12時半頃だったがちょうどよい感じに溜まっていた。
なお繁忙期の立ち寄り入浴については要確認。
入浴料にはJAF割で100円引き。会員だったので700円となった。
館内のロビーは吹き抜けで実に気持ち良い雰囲気。
窓の外はさすが日光国立公園。
ほぼ緑しか見えない![]()
売店などをながめつつ。。。
浴場のある階下へ。
フロントのあるのが2F、浴場があるのが1Fという構造。
有料の貸切風呂もあった。
要予約で50分1000円とのこと。今回は入らず。
この日の男湯は「福寿の湯」。
終始独り占めにて入浴できた。
女湯「鰍の湯」もずっとそうだったみたい。
それでは福寿の湯、浴室へ。
基本は内湯と露天風呂。
10人ぐらいがゆったり入れそうな内湯。
洗い場からは源泉は出なかった。
そしてメイン浴槽の他にジャグジー用の小さめ浴槽があったが、ジャグジー装置故障中のためこの浴槽は使用禁止。
もとより天然温泉使用なのでジャグジーの必要はないでしょう。
さらに水風呂とサウナがあったが、サウナは休止中。
水風呂も溜め水状態だったので使用せず。
では源泉のお話。
ほぼ無色透明~微々黄色透明な湯は源泉名が「五峰荘源泉」。
姉妹館の「みやま荘」と同じ源泉。
掲げてあった分析書も「みやま荘」に訪れた際と同じ年のものだったので、内容はコピペとなります。
源泉温度71.3度、pH7.2の、ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉。
成分総計は1.620g/kg。
235m掘削で、263リットル/分の湧出量。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローもしっかりとした量があった。
源泉が浴槽に導かれるまでの行程がパネルになっていたので、ここで掲載。実際は廊下にあったもの。
掘削し貯湯してから「みやま荘」と「五峰荘」それぞれに送られている。
源泉温度がかなり高いため、加水しないで使用するには貯湯も仕方ないのでしょう。
風味に関しては露天風呂で。
色味や風味は露天の方が気のせいレベルで濃く感じたため。見た目の印象かもしれないけれども。
露天に比べてダシ風味がよくわからず、その代りに塩分が少し目立った。
炭酸水素塩温泉らしいスベスベ感があった。
では露天風呂へ。パッと見は内湯よりもグッとくる印象。
浴槽のサイズは「みやま荘」の露天風呂よりは少し小さい気もするが、なかなかに凝った造り。
というのも露天風呂の先に庭園があった。
素っ裸でうろうろするには若干抵抗があるものの、なかなか楽しい![]()
では浴槽にお話しを戻しましょう。
湯の色味は内湯よりもやや黄色味を感じるものの、微黄色透明レベル。
ここで成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが429.8mg。以下カルシウム31.6mg、カリウム16.7mg、マグネシウム10.0mg、リチウム0.6mg、鉄Ⅱ0.4mg。
陰イオンは炭酸水素369.7mg、硫酸369.2mg、塩化物260.4mgとなかなかのバランス。以下フッ化物6.4mg、チオ硫酸0.1mg。
遊離成分の非乖離成分がメタケイ酸64.3mg、メタホウ酸36.5mg。そしてメタ亜ヒ酸2.1mg。
このメタ亜ヒ酸は珍しい。
溶存ガスでは遊離二酸化炭素が22.0mg。貯湯もあってか炭酸ガス感はほぼ無し。
浴槽の温度を測ってみると。。。
43.4度とちょい熱めの適温。
内湯は測り忘れ。
露天風呂でも完全かけ流し。
随所に赤茶色の沈着が見られた。
大きな湯口がとても特徴的。
投じられた熱い源泉を少し溜めてから投入する構造によって、温度を調整している。
僅かに金気臭みたいな香り。
僅かな金気味、僅かなダシ味、僅かな塩味、炭酸の名残のような淡い甘酸味も少しあったかどうか。
この手の湯口は不思議とアレな造形になりますねぇ![]()
拝みたくなるのも仕方ありませぬ。
そんな湯口の温度、溜め部分のところを測ってみると。。。
62.6度とこの段階でもしっかりとした温度。
湯の力がそのまま浴槽にまで来ているのが感じられる。
しっかりめのスベスベ感がありつつ、少しキシキシ感もあり。
オレンジ色の湯の花を少し観察。
内湯よりもやはり露天風呂が全体的によい感じだったので、ほとんど露天風呂で過ごしたのでありました。
隣の「みやま荘」との入り比べも面白いでしょう。
次は何度も行っている岩瀬郡天栄村の温泉地へ。何度も行ってるわりには入れてないのを少し挽回!
新甲子温泉 五峰荘
福島県西白河郡西郷村大字真船字馬立1
0248-36-222
立寄り入浴料 800円(JAF割引で700円)
立寄り可能時間 11時~15時(露天風呂は概ね13時頃から)
繁忙期は要確認
<源泉名:五峰荘源泉>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)
71.3度
pH7.2
成分総計 1.620g/kg
235m掘削・動力揚湯
263リットル/分
ほぼ無色透明~微黄色透明
淡金気臭あり
微金気味、微ダシ味、微塩味あり
しっかりとしたスベスベ感とややキシキシ感あり
オレンジ色湯の花あり(露天風呂)
赤茶色の沈着あり
完全かけ流し
2023年5月入湯
※数値はH24の分析表より



































