2023年3月末に廻った栃木と福島の温泉、湯友と一泊旅のお話。
このシリーズも栃木に戻ってきていよいよ終盤に差し掛かっております。
本編前に、恒例のこれまで行程リンク集から。
中華食堂 つなしま(食事)
とん亭(食事)
湯西川温泉の湯西川館本館、<前編>は男女別の内湯と露天風呂のお話。
続きの<後編>は、源泉の違う貸切風呂へ。
湯西川温泉 湯西川館本館 <後編>
男女別の大浴場の入口に並ぶようにある貸切風呂(家族風呂)。
「檜風呂」と「十和田石風呂」の2つがあり、日帰り客も空いていればどちらも自由に利用できるという太っ腹な仕様![]()
大浴場に続き、貸切風呂あたりも他の客が見えず、そのどちらにも入ることができた。
まずは「檜風呂」から。
2つの風呂は同じ規模。なかなかに狭いが2つあるのがいいじゃないですか。
2人分ぐらいの簡易脱衣所があり、浴室もせいぜい2人ぐらいまでの規模。
洗い場は一人分のカラン&シャワー。
こちらも確か源泉は出なかったはず。
ではこれら貸切風呂で使用されている源泉のお話。
無色透明な湯は源泉名が「前山源泉」。
源泉温度62.0度、pH8.7のアルカリ性単純温泉。
成分総計は0.267g/kg。
動力揚湯で333リットル/分の湧出量がある。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
熱ければ洗い場にあるホースで加水もできる仕組み。
浴槽の温度を測ってみると。。。
46.6度となかなかに熱い!
ただし浴槽の上の方の温度なので、混ぜれば何とか普通に入れる温度となった。
白や透明の膜↓のような湯の花を観察。
写真↑でお分かりいただけますかね。写真真ん中↑です。
特に檜の香りが邪魔をすることもなく、源泉の風味は楽しめたかも。
淡いタマゴ臭があり、くっきりとしたタマゴ味。
淡いダシ味と僅かな甘味。
大浴場や露天風呂の「高手観音の湯」と似てはいるものの、明確に違う源泉であることはわかった。
総計はより少ないのに、この個性は素晴らしい。
やはりしっかりとしたツルスベ感が心地よい![]()
それでは次に「十和田石風呂」へ。
脱衣所も籠の色が違うぐらいだったかな。
はい、着衣をせずに瞬間移動しております(^^;
浴槽もほぼ同じサイズ。
洗い場からホースが伸びているのも同じ。使わなかったけれども。
使用源泉は檜風呂と同じなので、上をご覧ください。
こちらも完全かけ流しにて使用。
この源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが68.3mg、カルシウムが6.9mg、カリウムが0.8mg。
陰イオンは炭酸水素が42.8mg、塩化物が44.1mg、硫酸が30.0mg、炭酸が10.8mg、ふっ化物が10.4mg。以下硫化水素0.7mg、水酸化物0.1mg。
非乖離成分はメタケイ酸43.5mg、メタホウ酸3.5mg。溶存ガスは遊離二酸化炭素5.3mg。
こちらも総硫黄を計算すると約0.7mg。
細かく見ていくと、成分のバランスが「高手観音の湯」とは結構違っている。
これは実際入り比べて味わい比べていただくとはっきりわかるはず。
浴槽の温度を測ってみると。。。
47.2度と熱いが、これも上の部分。
しっかり混ぜたら。。。
44.8度と加水しなくても入浴可能な温度となりました。
風味は「檜風呂」と変わらず。
檜風呂で忘れた湯口の温度を測ってみると。。。
55.6度とまずまず源泉温度からそれほど下がってない。
でも加水せずに幾分かは調整して投入されているのでしょう。
ステキな浴感の2源泉、結局4つの浴槽で楽しんだことになった。
これで500円は大変お得ですよ![]()
次の湯でこのシリーズ最後となります。
湯西川温泉からは離れるのだけれども、その前にこちらの最後に入れない湯西川の湯についてオマケ↓を少し。
湯西川温泉 湯西川館本館
栃木県日光市湯西川783-2
0288-98-031
立寄り入浴料 500円
立寄り可能時間 13時~17時
【貸切風呂】
<源泉名:前山源泉>
アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
62.0度
pH8.7
成分総計 0.267g/kg
333リットル/分(動力揚湯)
無色透明
淡タマゴ臭あり
くっきりタマゴ味、微甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
白や透明の膜のような湯の花あり
完全かけ流し
2023年3月入湯
※数値はH30の分析表より
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ここからがオマケ。
湯西川温泉は「薬師の湯」という共同浴場があったが、これは閉鎖されてしまった。
もうほとんど跡形もない。
そして丸見えで有名な露天風呂もあったが、そちらは湯を投じられなくなってずいぶん経つみたい。
どちらも寂しい話ですわ。
そして湯西川温泉で最初に立ち寄らせてもらおうと思った宿は。。。
「日帰り温泉は休浴」ですとの表記。
この言い方は初めてだった~。






















