2021年12月後半に福岡であった仕事の後、一人残って湯巡りしたお話も大詰め。
最終3日目は一度佐賀県まで行ったが、また福岡に戻ってくるところ。
恒例の、ここまで行程リンク集を並べさせてください。
<初日>
<二日目>
<三日目>
唐津市で念願のお寿司をいただいた後、まだ佐賀で入りたい湯もあったのだが余裕を持った行程にしたいため、福岡は博多方面へ向かう。
帰りは飛行機でなく新幹線だったため、最終的には博多駅へ行くことになる。
その博多駅から南へ数キロほどにある温泉が、この旅最後の湯。
昔から行きたかった湯の一つ、「博多温泉 元祖元湯」。
10年ぐらい前に行った温泉「富士の苑」から数百メートルと近い距離にある。
最寄り駅でいうと西鉄井尻駅になるのか。
住宅地の中に忽然とある赤い縁取りの建物が目的地。
昭和41年開湯のこちら、石碑もある。
詳しい温泉の由来はこちら↓をご覧ください。
読めなかったらゴメンナサイ!
ぼくが着いた頃には大きな声でマントラ的な言葉を唱えながら建物の周りを速足で回っている異形の人がいてちょっと驚いたが、不思議と馴染んだ光景にも見えたのであった。
博多温泉 元祖元湯
営業時間案内が表の塀、由来の横に貼ってある。
撮影の影がもろにかぶってしまったが、13時~18時迄で木曜日が定休。
この5時間の営業の中で、料金が3段階に変わる。
軒先のベンチの脇を通り、入口へ。
入ってすぐが受付。
その3段階スライド料金システムというのは、13時~15時が600円、15時~17時が500円、17時~18時が400円となる。
着いたのが14時55分ぐらいだったが、15時からの500円にしてもらえた。
同じように料金が変わるのを待っていた先客が一人、その前から入っている先客も一人。
入っている間に一人減ったが一人増えたので、結局独り占めタイムは持てなかった。
そのため写真が少なめとなってしまいました。。。
そんな浴室内事情が判明するのは後のこと。
男女別の浴場へ。内湯が1つずつ。
浴場の仮設感は愛知県の「永和温泉 みそぎ湯」を思い起させるが、もっと狭い![]()
洗い場はぎりぎり2人分ぐらいか。
石鹸類は置いてない。
そして壁の幅いっぱいの浴槽も、3人入ればぎゅうぎゅうだ。
無色透明な湯は源泉名が「博多温泉 元湯」。
源泉温度48.4度、pH7.51のナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。
成分総計は3.75g/kg。
湧出量は動力揚湯で120リットル/分と、この規模なら有り余る量だ。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
浴槽が小さいため湯の温度はさほど下がらず、浴槽内温度は45度近くあったのではなかろうか。
しばらく浸かっては洗い場に出てクールダウンし、また浸かってはまたクールダウンをひたすら繰り返す常連さんたち。
特筆すべき事項は、湯口からの投入量が時おり爆発的に増える![]()
この湯口パイプ↑、湯口は奥だが途中に穴があいていて爆発投入の際はその穴からも写真のように湯が噴き出す。
その湯は淡いタマゴ臭あり。
淡いタマゴ味と淡い塩味、淡いほろ苦味も感じた。
浴感としては塩化物泉らしいスベスベ感があったか。
通常投入でもしっかりかけ流し量なのだが、この爆発投入の時はもうザンザン、ドバドバのオーバーフローになる![]()
さらに常連さんたち、このドバドバ投入が始まると譲り合うようにしながら湯口からの噴射源泉を腰や肩などに直に当て、温熱療法みたいにするのだ。
前の二人がそうやるのを見ていると、ぼくにもどうぞみたいな流れになり、50度近い湯を肩などに当ててみた。
これがもちろん最初はアチチチなのだが、我慢していると実に効く![]()
残念ながらその写真は撮れなかったけど、浴場ごとに湯治スタイルがあるんだな~と感慨深い思いになった。
一応備忘録的に成分の数値を簡単に。
陽イオンではナトリウムが759.2mgで52.97ミリバル%、カルシウムが569.4mgで45.58ミリバル%とこの2要素でほとんどを占める。
他にはストロンチウムが23mgが少し目立つか。
陰イオンでは塩化物が2137.9mgで93.66ミリバル%と大半。
硫酸が172.8mg、炭酸水素が26.0mgと続く。
新鮮で熱い塩化物泉をがっつり味わい、かなりヘロヘロになった。
最後の湯にしておいてよかった![]()
ここはまた時間帯を変えて再訪したい。
その際はぜひ爆裂直当ての写真も撮りたいものだ。
先述通り後客が入ってきたので名残惜しくこちらを後にし、レンタカーを返す。
そして電車で博多駅へ。
次がこの一人旅最後の投稿。
その博多駅で新幹線に乗る前の一杯的なお話。
博多温泉 元祖元湯
福岡県福岡市南区横手3-6-18
092-591-6713
入浴料 13:00~15:00が600円、15:00~17:00が500円、17:00~18:00が400円(この時は500円)
木曜日定休
<源泉名:元湯>
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
48.4度
pH7.51
成分総計 3.75g/kg
120リットル/分(動力揚湯)
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味、淡塩味、淡ほろ苦味あり
スベスベ感あり
完全かけ流し
2021年12月入湯
※数値はR2の分析書より












