高校は女子高だったのね。

だからかたまに
「○○組のA子さんとB子さんが付き合ってるんだって!」って
そんな噂がどこからかきこえてきたことがあったの。
 
もうすでに当時腐女子で想像力たくましかった私は
その子たちがどんな人かもまったくわからなかったけど
勝手に脳内で
放課後女子高生同士がお互いをみつめあって
告白しあう、というシーンを繰り広げて
「それ最高!」って思ってたのね。
だって
好きな人がいるってすばらしいことだから
 
 
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いまでこそBL(BOYS LOVE)ってジャンルは広く認知されてきた。
ファンも劇的に増えている。
でも当時(昭和・平成初期)は、
男性同士(少年愛)の恋愛について読んだりするのって
タブー視されてて、
こっそり隠れて読んでる人が多かったの。
 
 
私は姉たちの影響でいろんな漫画を読んで、
とくに
「パタリロ!」が大好きだったから、
 

 

パタリロ! 1 (花とゆめCOMICS)

 

男性同士も女性同士の恋愛も
「そうか。こういう世界があるのか」と自然に受けいれられて、
そこから
「人を好きになるって素敵なことなんだ」って感じるようになった。
 
 
気づいたこと

「誰かの『好き』をそのまま受けいれられる」ってことは、
実は「自分と違うものを、そのまま認める」練習だったんだ。

最近思うのよ。

 これだけBLが認知されてきたのだから、 

みんながBLを読んで腐女子になったら、 

この世の中からいろんな偏見がどんどんなくなっていくのではないかな?って。

 

 

そうしたら、 男の子なのにBLが好きってだけで同級生にからかわれたり 

(「陽キャ集団にいる芹沢は、俺の前だと様子がおかしい」)

 

 

 

 

 自分のセクシャリティが先輩に知られて、ばらされて、 

そのために同級生たちから常にいじられたりするなんてこともなくなる 

(「ちょっと待とうよ、春虎君」)

誰にでも優しい世界になるのではないかな、って私は思うのです。

 

 

「好き」を隠さなきゃいけない世界

アウティングされて、いじられて。 

そうやって「本当の自分」を隠さなきゃいけない環境で育つと、

 大人になっても、本当の自分を出すことが難しくなる。

誰かを恋愛対象として好きになること。

 何かのジャンルにハマって、それを好きだと言うこと。 

本当はやりたいことがあるって、口に出すこと。

 

それを誰にもジャッジされずに言えるって、 実はものすごく贅沢なことなんだよね。

つながっていること

他人の『好き』を否定しない人は、 きっと、自分の『好き』も否定しない人。

誰かの恋愛の形を、そのまま「いいね」って思えたあの頃の私は、

 気づかないうちに 「自分を否定しない練習」をしていたのかもしれない。

 

 

 

あなたは、自分の『好き』を、 否定せずに生きていますか?

「本当はやりたいことがあるのに、人の目が気になって言えない」

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