境界線は冷たさじゃない。
あなたを安心させるためにある線
「そんなの気にしすぎだよ」
「みんなやってるよ」
「それくらい我慢しなよ」
そう言われるたびに
「。。。え?」と感じたことに気づかないふりをしてきませんでしたか?
本当はしんどい
本当はもう余裕がない
本当は引き受けたくない
でも
空気を悪くしたくなくて
その場を丸く収めたくて
自分の気持ちを後回しにする。
一見うまくやれているようで
心の中は、ずっと落ち着かないまま。
ルイーズ・ヘイは
癒しは「安心」の中で起こると伝えていました。
安心とは
誰かに守ってもらうことだけではなく
自分が自分の味方でいる感覚。
でも
いつも無理をして
いつも気を張って
いつも人の期待を優先していると
心も体も休まる時間がありません。
常に周りを気にしている状態は
心にとっては警戒モードが続いているのと同じ。
それでは
どんなに優しく強い人でも
どんなに頑張り屋さんでも
疲れてしまうのは当然のことなのです。
ここで大切になるのが
境界線(バウンダリー)です。
境界線というと
「冷たい」「壁をつくる」ように感じるかもしれません。
でも本当はその逆で、
境界線は
自分の心と体を安心させるための線。
「ここまではいい」
「ここからは無理しない」
「今は休みたい」
それを自分に許すことは
自分を愛するからこそなのです。
『NO』と言うとき
あなたの内側では、こんなメッセージが送られています。
「もう無理させないよ」
「ちゃんと守るよ」
「あなたの限界は大切にしていい」
これは誰かへの、何かへの拒絶ではなく
自分との信頼関係を結び直す行為なんです。
これまでずっと
自分の気持ちより周りを優先してきた人ほど
『NO』ということは怖いし
境界線をひくことは悪いように感じるかもしれません。
でも本当は
境界線がしっかりしていればしているほど
人は安心して優しくなれる。
自分を守ることを覚えた人の優しさは
無理した優しさではなく
心の余裕と安心から生まれる
あたたかい優しさへと変わっていきます。
境界線は
あなたを孤立させるものではなく
あなたを安心の中に戻すための愛のかたち。
あなたがあなたを大切にするためのものなのです。
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中村夏庸子
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