カリフォルニア 3
county line photo by kousuke
カリフォルニアの沿岸部では、車や人やバイクでごった返していた。
車を停めるところがなく、パーキングを探すのに右往左往するほど。
これはレジャーブームというか?人々がサーフィンの楽しさを知ったり、海岸線を車やバイクで走るのが一つのステイタスになっている。
カリフォルニアでは人口増加の一途を辿っており、その光景は凄まじいものだった。
海の中では日本同様にビギナーサーファーが多く見られ、行き着くところは海とサーフィンなのかと思うほど。
カリフォルニアの羨ましいところは、サーフポイントの多さと広さ。
日本と違って、少し車を走らせれば至る所でサーフィンが出来る。
やはり、そこは砂漠特有の気候。
寒流が流れる海は水蒸気が少なく、乾燥した日々が続く。
温度差により岩石が砕かれ、波質はロングライド出来る理想的な地形が多く点在する。
カリフォルニアは、僕にとって第三国。
子供の頃に住んでいて、初めて覚えた言語が英語で、その次がデンマーク語。
そして日本語。
でも、今回の会議では難しい英語が飛び交い、正直、4割ぐらい何を言っているか?分からなかった。
環境問題の話だからね。
でも、議事録をもらったので、これからゆっくりと自分のペースで訳す。
眠っている環境問題でのバックグラウンドの経験は未知数と言っていいほどあるから、それを起こさないと、。
カリフォルニア 2
3月末のカリフォルニアは思っていたより全然寒かった。
昼間は暖かいんだけど、朝夕は急激に冷え込む砂漠特有の気候。
この時期のカリフォルニアは雨が降り、緑が生い茂っていたが、それも今だけの話で、やがては乾燥した天候が続く。
山火事の後があちこちに見え、今年も深刻な事態に陥いるのも時間の問題と言えよう。
もしかしたら、去年燃えた分、木が育つには時間がかかるから、減るかもしれないけど、。
この深刻な山火事は人間の力ではどうにもならなく、唯一の方法は木が密集しているところには住まない、それしか僕には思いつかない。
それともう1つの大きな問題は渋滞だ。
僕は20歳の頃から合計15回以上カリフォルニアを訪れているんだけど、とにかく渋滞が年々ひどくなっている。
これは車会社が政治家とつるみ、電車の普及を阻害してきた結果と言えよう。
今から電車を普及させるにも住宅街に線路を通すわけにはいかなく、片側6車線、両側12車線もある高速道路を4車線程潰して作るにしても工事中に渋滞が起きる。
後は地下鉄か?、土台を高くして作るか? そうすると工事費用が重み、莫大な費用が必要となる。
現実的に考えられるのは内陸部に線路を通し、直角に沿岸部に通す路線を地下鉄にするか?それか高速バスを多数普及させるしかない。
この渋滞により空には黒い雲の帯が形成されていて異様な感じがした。
どこもかしこも政治との癒着があって、庶民を無視した間違った政策が行われている。
あの毎日の通勤時間の渋滞は本当にやばい!
そんな印象が強かった今回のカリフォルニア。
波の方はちょうど谷間に入り、波は小さかった。
それでも少しはあるので、シ—ストリ—トやカウンティ—ラインで軽く数回サ—フィンした。
日本も春かと思っていたら寒いね~、明日から気温があがり、10日頃にまた少し寒くなりそう。
波は、とうぶんなさそう。
家の回りではウグイスがたくさん鳴いていて、湿気も強いから山火事がなく、やっぱり日本はいいなぁ~と思ったよ。
国際アンバサダー会議
昨日、カリフォルニアから帰国しました。
やっぱり、時差ぼけが凄いね~、それと通路側の席を確保したんだけど狭いのなんの、なんなんだぁ~あの機体は、、、僕にとっては子供用の席に11時間座っている感じで前の席に膝が当たるから枕を挟んだり、できるだけ背筋を伸ばしたりしたよ、まぁ、しょうがない。
今回の自分の渡米の理由は、パタゴニア初の試みで、世界中からアンバサダーを集めて環境問題にもっと警報を鳴らせ!と創業者のイボン・シュナ—ド氏から号令 【令和】 が出たからである。
会議場は本社のベンチュラから車で北に1時間のところにある大自然の中で開催された。
日本からはスノーボ—ダ—の丸山隼人、トレイルランニングの石川弘樹、そして、自分が参加。
僕は弘樹君と一緒のコテージで、コテージのすぐ横には小川が流れていて、心地良い水の流れが聞こえるなんとも居心地の良い場所だった。
弘樹君はロングボードもやっていて、なんと!?最初に手にしたロングボードは、25年前のDavid Kinoshita model(笑)。
お互いいろんな話をし、僕は原発や環境問題の難しさの話をしたりした。
この3日間のアンバサダー会議では、世界中から総勢45人が集まり、グル—プ別に別れてそれぞれ自己紹介したり、生い立ちや悩みをそれぞれが打ち明けたりして親好を深めたり、各国が抱えている問題などを話した。
やはり、環境問題に取り組んでいくと、そんなのめんどくさい!とか、なんで俺はこんなにやっているのにお前は何もしないんだぁ!とかで気持ちの隔たりが生まれ、仲良かった友達が離れていったり、逆にこちらから合わなくなったりとかで、それぞれがそれぞれに色々な事情を抱えていた。
環境問題を取り組んでいくと、ゴ—ルが見えなく、エンドレスになるケ—スが多々あり、複雑な心境になる。
それでも生活があって生きているので、ゴミがたくさん捨ててある山や海、海を確実に汚染する工場があったりすると、頭に来るから、それぞれが出来ることをしている。
それでも民主主義…数が集まらなければ、どうにもならない。
その各国の問題をもっと知ってもらうための最初の一歩は、何が?問題なのかと言うことをまずは知ってもらうこと。
その問題はとても大きく、すぐに解決できる問題ではない…5年、10年、20年単位の話。
お前も飛行機や車乗るだろ!とか、お前も電気を使うだろ!とか、お前はス—パ—でレジ袋をもらっているだろ!とか、そういう話を始めたらきりがなく、だから環境問題はできないなんて考えは古いというか?論点がずれている。
きっと、そういうことを言った人達も心の中ではわかっているはず。
重要なのはきちんと先を見据えて何が問題なのか?を勉強してそれぞれが『できることをやる』。
『それぞれができることをやる』 …そこに先輩後輩などと言う考えは一切持ち込まず、皆が平等な状態を築くことが最も重要。
最近では海のプラスチック問題をメディアが取り上げ始めた。
これは捨てられるプラスチックが増えたのも影響しているが、世界中で一人一人が少しずつ声を上げたことも影響している。
ちなみに、目に見える捨てられたプラスチックは1%で、99%は溶けたり海の底に沈んで、魚が食べ、ミクロとなって皆さんの体に戻る…放射性物質も。
大切なのは、まず事実を知り、ほんの少しでも、『出来ることをする』…そのほんの少しでもが塵も積もれば山となる…それしかないんだよ。
普段の自分の生活を優先しつつ、。
写真はサ—フチ—ム…横には、ダンやラスタ、ラモンやグレック・ロングがいた…皆さん、熱い人間ばかり(笑)
東北の旅
遥かかなたに離れた低気圧から予想をはるかに上回る極上のうねりが届いた☆
三陸沖のブイは2・1メ~トルのピリオド12秒。
このうねりが沿岸に届き浅瀬に乗り上げると、波高は4メ—トルほどにダブルアップする。
千葉を出発する前は頭ぐらいだろうと思っていたが、いやはや、びっくり!するコンディションにわずか2時間ほどで豹変した昨日の東北の海♪♪。
朝の気温はマイナス1度、日中は7度、水温は6度と、3月の東北の海はあまり行きたくない感はあったけど、実際は、まったく寒くなかったよ。
もちろん、ドライス—ツ、手袋、フ—ドと完全装備なんだけど、波がパ—フェクトなポイントブレイクだから、大回りすると波を喰らわないんだよ。
ロ—カルの人達もとても優しく、僕は昔から東北の人達と肌が合うんだよね。
昨日は、びっくりした『THE Day』☆☆☆でした。
大当り。
南岸低気圧
通過中。
波はセットで頭(1・8メ—トル)ぐらい。
久しぶりにしっかりとしたうねりだね。
この先10日予報を見ると頻繁に低気圧が通り、3日に一度ぐらいの割合で波が立つ。
明日から3月で季節の変わり目。
勝浦では10日前ぐらいにウグイスが鳴き始め、僕の中ではウグイスの鳴き声が聞こえると冬の終わりの合図。
3月は国内のサ—フトリップに行く予定なのと、母親がデンマークから来日したり、パタゴニアの国際会議参加の為、カリフォルニアの山奥に行ったりと、いくぶん忙しくなる。
世界の名高い強者が集まる国際会議で皆さんが何を言い出すか?興味津々で、最初は流れを見極めて、それから全体像を把握して、その時に色々インスピレーションしそう☆。
チリから来た小さな巨人
左から三木さん、36歳でショートボードのプロ公認を得た男・・・ラモン・・・カメラマンのダニー・・・自分。
京都・守源旅館にて・・・
僕がこの25年間、日本でテイクケアした外国人サーファーは何十人もいるんだけど、ラモンは他の誰よりも違ったね。
チリの片田舎からやって来たラモンは、欲が少なく、勉強熱心で政治にも詳しいから話が合う。
漁師の家庭に生まれ、大学卒業後、寿司屋で働きながら波乗りに没頭していた。
とても素朴で、何よりも僕が一番嫌いな威張るところがない。
しかし、ひとたび子供の頃から育った海に汚水が流れると知ると、仲間を集めて凄まじい反対運動を繰り広げ、耐えに耐えて、最後はパルプ工場側と和解し、汚水を止めた。
チリは発展途上の為、下水をパルプ工場に使おうとしたらしく、ラモンを中心とした反対運動によって、遠くから綺麗な水を引っ張ってきて最後はフィルターを付けて和解をした。
そう、普段おとなしい人が怒ると一番怖いのである。
そんな男と一週間一緒にいて、なんだろう?
共通の視点を持っている同士、言葉数が少なくても、お互いをお互いが知り尽くしている感があった。
そして、日本滞在後半は、プラスチック問題の話をよくした。
チリでは去年、プラスチックに関して新しい法律が出来て激減したという。
コンビニに行くたんびに俺は行かないよみたいなオーラが垣間見れた。
僕の視点から見ると日本の政治家はチリと違って環境問題を軽視している人達が多い。
一番大切なことは減らす努力が必要。
やがて、石油に変わって石灰石やシルクがプラスチックの代わりになるうる時代がすぐそこまで来ていて、これらの原料は海に溶ける。
けれども、プラスチックはプラスチック?とかの話をよくした。
人類が作り出すゴミは、最終的には多々海に流れる。
海にたずさわっていると、それらが日常的に目に付き、それぞれの思いがある。
人口増加に伴って、いろんな問題が起きるのは避けられないが、少しずつ、より良くして時代は進んでいく。
ramon navaro
この波はフィジーで、2018年のビッグウェーブの賞を取る可能性が高く、世界中でニュースになった波。
僕は今回のアテンドで彼から多くのことを学んだ。
個人、個人のビックウェイブは、誰かと比べるのではなく、自分の技量で決まるもの。
それが、1メートルでも、5メートルでも、10メートルでも、それぞれ個人が自分の限界を知り、生きて帰ることが一番大切だと言っていた。
僕の中のビックウェイブは、6メートルぐらいかな、、、ラモンは10メートルと言っていた。
今度、チリに行くんだ。










