ザ・カブキ | 明るいワラビネーゼの生活

明るいワラビネーゼの生活

自称ご近所に住む漫画家北川玲子/きたがわれいこが、長年習っている大人バレエを中心に、毎日のちょっとした出来事や楽しみごとを書いてます。

 

心がふるえました。

 

何度も観ているのに

 

最後のシーン「涅槃交響曲」…

 

仇討ちを果たした後

真っ白な背景の中で

 

切腹に向かう

志士たちの群舞

 

由良之助=柄本弾さんの

空(クウ)をみつめるような目が

印象的でした

 

踊りだけでなく

音楽も素晴らしい…

 

今回で4度目ですが

毎回

同じところで

違うところで

感動

 

 

これが生の舞台のすばらしさでしょうか

 

 

 

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行ったのは

27日(金)初日と

29日(日)千秋楽です

 

今回は2日とも

由良之助は柄本弾さんです

 

 

配役は初日は

去年の初日とほぼ同じ↓

 

 

千秋楽は去年、秋元さんが由良之助をやった時と

由良之助が弾さん、伴内が池本祥真さんになった以外、主な役はほぼ同じです

(配役表なくしてしまいましたあせるバカバカ)

 

↓去年の公演はこちら

 

 

ざっくりとした感想を言うと

今回は舞台全体の緊張感が前回より

増している気がしました

 

昨年10月の公演からすぐ再演になり

配役もほとんど同じことから

ダンサーのみなさん、一丸となって

より高い完成度をめざしたのではないでしょうか

 

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

 

前回と同じようなことを

書いてもしょうがないので

 

すこし違う切り口で

 

バレエを見に行く時は

たいがいは観る好き仲間か

おひとりさまで

観に行くのですが

 

今回日曜日の千秋楽は旧知の友で

NBAバレエ団の「ドン・キホーテ」と「海賊」で

バレエ観る好きデビューをはたしたKちゃんが同行

 

彼女の感想は率直

「バレエ観る初心者にはムズカシイ」とのこと

 

たしかに「ザ・カブキ」は古典バレエのような

ダンサーのテクニックを見せて盛り上げる

わかりやすさと華やかさは無く

 

もっと感情を抑えた日本の様式美

 

私は「ムズカシイ」というよりは

この世界観が好きか嫌いか、

かなと

 

「ザ・カブキ」は

日本びいきのギリシャ系フランス人である

ベジャールの美意識が描き出した日本の美


このクリエイターの個人の"美意識"を

表現したというものは

えてして
好きか嫌いかが分かれるもので

 

私は好き好きと言っているほうなわけです。

 

実際初演された当初

会場の反応はいまひとつだったとか。

 

海外では初演当時から大絶賛されていたそうですね。

まあこれはわかる。

 

一歩間違えると輸出用のキワモノ?

 

確かに日本好き外国人の表現する日本には

どこか誤解があったり

過剰だったり

当の日本人にはついていけないことが

しばしば

 

でも世界的に日本ブームとなってる

令和の今となっては

 

「ザ・カブキ」のおもしろさは

外国人が作った「和」だからこその

おもしろさだと言う

バレエ関係者の方もいらっしゃる

 

考えてみたら

現代の若者が過去にスリップして

由良之助になって活躍するって

今流行っている転生ものじゃありませんか

 

ベジャールは新しかったんだなあ(笑

 

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ダンサーさんのことも少し
 

初日の顔世御前は上野水香さん

 

この日大入りだったのは

この配役のせいでしょうか

 

かつてはひたすら

クールな顔世御前でしたが

今回はあでやかさをたたえた

ようにもみえました。

 

千秋楽の

池本祥真さんの伴内は

初めて観たのですが

女性ダンサーかと思うほどの

関節のやわらかさと

身体能力の高さを見せて

 

初日の勘平役よりは

こちらの役のほうが

存在感を放ってましたね

 

足立真理亜さんの

モダンで都会的な

おかるの魅力を再確認

 

ひたすら哀れな沖さんのおかるも素敵ですが

ちょっと頼りなげな樋口祐輝さんの勘平とは

いいカップルバランスに見えます。

 

大塚卓さんの塩谷判官は

品のある立ち姿が美しい。

「ジゼル」のウィルフリード役でも

ただの従者には見えない存在感でしたが

なんとも素敵な塩谷判官でした。

 

長く同じ演目を見ていると

好きなダンサーさんが

やめてしまう残念さの反面

新たに当たり役を得る

若手のダンサーさんを見る喜びもあり

 

思えば柄本弾さんも

高岸さんの引退で登場した頃は

高岸さんよりは現代の青年に見えるかなぐらいしか

思わなかったのですが

10代の彼を由良之助に抜擢したベジャールの眼力よ!

 

初日はすこし疲れているようにも見えましたが

千秋楽では幕が上がってすぐ、

ネクタイ姿でスッテプを踏むシーンのでの

圧倒的な存在感から

 

討ち入りのシーンで

志士たちを指揮する姿の頼もしさは

実際の彼のバレエ団の役割が

投影されてるように見えました。

 

いつまで由良之助をやってくれるのか…

 

 

 

 

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そして

少しだけ苦言

 

毎回思うのだけど


現代のおかると勘平の服装

ポニーテールにシャツブラウスのすそを結んで

サブリナパンツ?

勘平のジャンパーも

田舎のヤンキーっぽくて

 

現代というには
ちょっと古すぎるような・・・

そう思うのは

私だけ?

 

は↓勇気出していったぞ~

 

 

 

 

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最近バレエユーチューブ界隈で

日本のバレエ団は給料でないとか

あっても安いとか

やりがい搾取だ、的なことを

言う人もいるけど

 

それでいいとは言わないけど

(なるのがたいへんなわりに

お金にならない職業って他にもある)

 

そもそも舞台ってバレエに限らず

チケット代だけで

利益が出る構造にはなっていないわけで

 

わたしたちにできることは

チケットを買うこと

プログラム買うこと

ファンクラブに入ったり

このようにブログに書いて

応援することぐらい…

 

険しい道に身を捧げ

このすばらしい舞台を見せてくれた

ダンサーさんたちに感謝キラキラキラキラキラキラ

 

舞台関係者のみなさんに

感謝とブラボーですキラキラキラキラキラキラキラキラ

 

赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇赤薔薇

 

長々とわたしの「ザ・カブキ」愛を

炸裂させました。

おつきあいくださった方

ありがとうございます

 

公演中は過去記事を検索して

読みに来てくれた方も

たくさんいらしたようで感謝です↓

 

 

 

その他レビュー記事はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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