予告通り
NBAバレエ団の「海賊」2025
観に行ってきました
私が行ったのは
千秋楽
6月8日夜の回です。
実はレビューは
してなかったんですが
2月に同バレエ団の「ドンキホーテ」を
観に行ったら
ダンサーさんの踊りもさることながら
芸術監督の久保宏一さんの
久保版ドンキホーテとも呼べる
オリジナリティのあるアレンジが
とても好みで
今回もどのような
「海賊」なのか
とても楽しみでした。
で
期待どおり
…というより
久保さん、
私のブログ読んだか!?
と思うほど
(もちろん、無いですけど、笑)
私が以前ブログであげた
「海賊」の物語の欠点を克服した(笑)
大胆な改変!!!
↓東京バレエ団の「海賊」を見た時の私の職業病的レビューです
NBAバレエ団の「海賊」は
シンプルでドラマチックな
新しい物語になっていました



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「海賊」は
世間的にはそれほど知名度のない
作品かもしれませんが
実は
初めてバレエを見るなら
これを見ろ、と言いたいぐらい
男性ダンサーの
ジャンプや回転など
見せ場が多くて
今のクラシックバレエ界の男性の
身体能力の高さを実感する
エンターテイメント性の高い演目です。
NBAは
テクニックの高さには
定評のあるバレエ団で
群舞のレベルの高さが素晴しい!!
今回では特に
男性の群舞
驚かされたのは
しっかり高さのあるジャンプで
空中で打つ、後ろのバッチュ
(フェッテ、入ってたかな?
細かくは覚えてないんですが)
高さも美しさも
打つタイミングも
揃ってるのを見た時は
奇跡かと思いました


そしてワタクシ的には
アリが可愛かった~!!
少年っぽくて
ギュルナーレを気遣ったり
コンラッドをしたってる感があって
すごくいい感じ
今まで見た
アリの中ではとっても新鮮な感じです
コンラッド役の宮内さんとアリ役の皇瑶さん(苗字変換できなかった
)
お話の改変もあって
女性ダンサーの存在感もしっかり。
オリジナルの「海賊」では
メドーラとギュルナーレは
仲のいいお友達ですが
NBA版では
メドーラはコンラッドの妻
ギュルナーレはパシャの奴隷
立場がはっきり違う赤の他人。
(おなじみ?奴隷市場のシーン、ありませんから)
パシャのもとから
コンラッドに救い出された
ギュルナーレは
彼に恋をして
メドーラは恋仇…
メドーラ×ギュルナーレ
という
オリジナルにはない
シリアスでドラマチックな展開です。
メドーラ役の渡辺さんは品良く
ギュルナーレの市原さんは
情感があってとてもよかった!!
そしてもう一つの問題(笑)のコンラッドは…
ところで
この久保紘一版といえる
NBAの「海賊」のもうひとつの特徴は
ランケデムがいない!
↑ランケデムいないでしょ
ランケデムという役は奴隷商人で、
立ち位置としては
カッコイイ悪役
主役に次ぐダンサーや
期待されているダンサーが
演じていることが多いです。
このランケデムを無くすというのは
結構な英断で改変に思えますが
補足:コンラッドを裏切る
仲間のビルバントは残してあります。
(身内の小悪人的位置)
だいたい3人も悪い奴が出てくるというのが
この人誰だっけ?の原因なのだよ、と
つねづね思ってはいましたが
代わりに
パシャをランケデムと統合したような
カッコいい悪役にして
コンラッド✕パシャ
という、
大きく二人の対立に
物語を絞ったおかげで
わかりやすくなった上
コンラッドの存在感マシマシ
豪華なリフトも決めて
「海賊」の男性主人公らしい魅力を
アピールしてくれました


コンラッドの存在感無い問題、無事解決!!
はあ、すっきり↓
クラシックバレエって
ほんとうにおもしろいですね。
再演したらぜひまた観たいです。
見に行った仲間たちと贈ったお花(右と左です。真ん中は赤の他人)↓
帰りに仲間と寄った、銀だこ酒場↓
大好きな銀だこのたこ焼き、
写真をとるのは忘れたけど
仲間たちとバレエ談議で楽しかったです。
「海賊」に銀だこ酒場は似合うと思うのは
私だけ?
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↓過去のNBAバレエ団の公演のレビューです
↓こちらでは東京バレエ団の「ジゼル」のことを書いています
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