これまでのお話。
4年付き合った彼氏と決別し、マリちゃんのアドバイスにより、シマダくんに振り向いて貰うべく、
コツコツと努力を始めたもっこ。
自分的にも、とても充実した日を送っていた、そんなある日。
マリちゃんから、「シマダくんな・・・・メグちゃんに告白したんやって」と告げられる。
それを聞いたもっこは───。
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あまりの衝撃と驚きで、しばらく言葉が出ませんでした。
も「え・・・・・・・・・・・・こくはく?」
マ「うん・・・」
も「え?付き合うの?」
マ「多分付き合うんやと思う・・」
も「え・・・・え・・・・・・・・だって、メグちゃん彼氏・・・シマダくんだって、彼女・・・・」
マ「メグちゃんから聞いた話によるとな、こないだの食事会の帰りな・・」
マリちゃん曰く、1週間ちょっと前にあった4人での食事会の帰り、シマダくんが車を出してくれ、
それぞれを、それぞれの家まで送り届けてくれたんですよ。(行きはバスで集まった)
その時、最後に送り届けたのが、メグちゃん。
メグちゃんのアパートの前まで行って、メグちゃんが「ありがとう」と車を降りようとした時、
「俺、メグちゃんのこと、好きなんだよね。付き合ってくれないかな?」と告白したんだそう。
驚いて、パニックになったメグちゃんは、返事もせず、逃げるように車を降りたんだそうです。
マリちゃんは、少し前から、メグちゃんから相談を受けてたそうで、シマダくんに告白される前から、
自分もシマダくんが気になってきている、でも、もっこちゃんの邪魔はしたくないし、
シマダくんもきっと、もっこちゃんのことが好きだろうから、無駄だよね・・・というようなことを
言っていたんだそうです。
マ「最初は、本当に興味なかったみたいなんよね。もっこちゃんがシマダくんシマダくん
言ってるのを、傍で聞いてて、良く見えてきたみたいやね」
も「じゃあ、あたしがメグちゃんに相談してなかったら・・・」
マ「好きになっとらんと思う」
ま・・・・・
まさかのメガンテ・・・っっ!!!(´ノω;`)ブワッ
※メガンテとは、ドラクエの魔法のひとつで、相手にダメージを与えるとともに、自分もダメージを喰らうという、自滅魔法。
ひと通り話を聞いて、出てきたのは、それこそ滝のような涙と、激しい嗚咽でした。
メグちゃんに告白?多分付き合う?
しかもメグちゃんがシマダくん好きになったの、あたしのせいとか、どんだけピエロww
・・メグちゃん、可愛いもんな。美人だしな。天然で、そこがまたかわいらしいもんな。
そういや、以前聞き出した、シマダくんの好みのタイプ(可愛いときれいの間で、細身)、
メグちゃんにぴったりはまるよな。
・・・つか、メグちゃんのこと言ってたんだよな、あれ。
じゃあ「メグちゃん、どストライクなんじゃない?」って聞いた時、
頷いとけよ・・・っ!!!! ←否定した
マリちゃんと電話しながら、ボロボロ泣き、心もボロボロ。
もうね、自分が主演をしたいがために、劇団を旗揚げして、脚本も書いて、衣装も道具も舞台も
全部自分で作って、必死で練習して、さあ当日頑張るぞ!と、いざ当日を迎えたら、
ただ横で見てるだけだったメグちゃんに、訳が解らないまま、いきなり主役持ってかれて、
しかも「オマエはそこで、目ェかっ開いて見とけ!」と、最前列のど真ん中の、
超アリーナ席に縛り付けられてる。
そんな気分でした。
あれ、そういや、メグちゃんやシマダくんの彼氏彼女はどうなってんだ?と思いだし、聞いてみると。
どちらもまだ別れてないんだそう。
メグちゃんはともかく、シマダくんは告白する時、「付き合ってくれるんなら、別れる」と、
最低な事を言ったらしく、それを聞いたあたしは
「シマダくん、そういうタイプだったんだ・・・・・うわ・・・・・」と、どん引き。
それで100年の恋から覚める・・・・こともなくw
まぁやっぱね、そんなあっさりとはねw
マリちゃんに慰められ(うちは、シマダくんなんかに、もっこちゃんはもったいないと思う!)、
謝られ(もっと早く言えば良かったのに、言えんかって、ごめんな・・)、マリちゃんに感謝しつつ、
電話を切りました。
マリちゃんとの電話を切った後、親友であるヨウちゃん(現在のヤギ兄嫁=義理の姉)に電話し、
事の顛末を話し、泣きまくり、愚痴りまくり、悪態を吐きまくり、
「・・・まあでもしょうがないよね。好きなもんはね。誰が悪いわけでもないしね」
という結論に落ち着き、やっとすっきりして、その日は眠りました。
そしてその翌日。
真打ちメグちゃんからメールが。
『マリちゃんから電話貰って、もっこちゃんに全部話したって聞いたよ。
直接話したいんだけど、近くのファミレスに来て貰えるかな?』
すぐに、『いいよ』とだけ返信して、ファミレスへと向かいました。
事の顛末も解ってるし、気持ちの整理も付けたとはいえ、まだ傷はかさぶたが貼ろうか
という段階なので、ちょっとドキドキ。
落ち着け~、メグちゃん悪くないんだから、落ち着け~。
と自分に言い聞かせて、店のドアを開けました。
中に入ると、既にメグちゃんが席について、待っていました。
その顔は暗く、沈んだ表情。
あたしはというと、メグちゃんの顔を見たら、怒りとか、涙がこみ上げてくるかなーと
思ってたんですが、思いの外平気で、特に何の感情も湧いてこず。
いつもよりぎこちない感じではあるものの、それでも、笑顔で「お待たせ―」と声を掛け、席に着きました。
メ「マリちゃんから、聞いてるん・・・・だよね?」
も「うん、聞いた」
メ「ほんと・・・・・・なんて言っていいか・・・・・・・・・ごめん」
も「いいよ、謝んなくて。しょうがないじゃん。好きなんでしょ?」
メ「うん・・・」
も「じゃあ、もう、そんでいいじゃん。あたしとシマダくんが付き合ってたならともかく、
そうじゃないし、人を好きになるのに、誰が悪いとかなくない?」
メ「あたし・・・付き合ってもいい?」
も「そんなん聞くなよwwwwダメって言ったら、付き合わんの?」
メ「・・・・・・ううん」
も「じゃあ、付き合やいいじゃんwww聞くなwwww」
メ「・・・・・なんで笑ってられるの?」
も「え?」
メ「あたし、殴られる覚悟で来たのに・・・・怒らんの?」
も「だからさ、怒ってもしょうがないじゃん。怒って、どうにかなるなら怒るよ?どうもならんもんw」
メ「そうだけど・・・・怒ってよ。お願いだから、怒ってよ」
怒って?だから、怒らんて。
というやり取りを何度か繰り返してるうち、もしかして、あたしが怒った方が、
メグちゃんの気が楽になるのかな?と思い始めました。
も「そんなに怒って欲しいの?その方が楽?」
メ「・・・かもしれん」
も「じゃあ解った。怒ったる。
正直ね、裏切られたって気持ちは、すごいあるよ。
ずーっと笑顔で、『頑張れ、応援してる、シマダくんももっこちゃんのこと、絶対好きだって!』って
持ち上げるだけ持ちあげて、あっさり持って行きやがって。あたしはいい面の皮だわ!
すげぇピエロだし、ものすげぇ惨めだわっ!」
気持ちの整理をつけたとは言え、昨日の今日では、さすがに整理が付ききっておらず。
怒りの言葉を口にした途端、本当に怒りが湧いてきて、思った以上に強い口調になってしまいました。
言霊とはよく言ったもので、その言葉が呼び水になり、黒くてドロドロの感情が、
次から次へと湧いてくるのを感じました。
と、同時に、この怒りはやっぱり無意味だなぁ・・と、改めて実感。
何も生まないし、どこへも向かわない。
強いて言うなら、あたし自身が余計、つらく、醜くなるだけ。
そう思い、口をつぐみ、飲み物を飲み、気持ちが落ち着くのを待ちました。
メ「・・・・・・・・」
も「・・・・・・・・・・・・これで気が済んだかね?」
メ「・・・・・・・・・・・・・」
も「・・・・・・メグちゃん?」
メ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グスッ・・・・・・・・・スンッ・・・」
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
怒れって言ったから怒ったのに、泣くとかオマwwwwwwwwwww
も「ちょっ・・・・・泣かんでよ~!!自分が怒れって言ったから、怒ったんじゃんか~!」
メ「ごめ・・・・・本当にその通りだなっ・・・・・・・思って・・・・・・」
も「だから、もういいって~。怒ってないんだからさ~」
メ「だって、そう思ってるんでしょ・・?」
も「だからそれは、メグちゃんが怒った方が気が楽だっつーから言っただけで・・・・
そりゃ、なんとも思ってないって言ったら嘘になるけd」
メ「ほらぁ~!」
も「いやだからそれh」
めんどくせぇなオイww
こんなめんどくさい時間を、1時間ほど過ごしましてw
同棲中の彼とは、既に別れ話をしていて、散々引き止められたけども、
近々実家へ帰る決意をしたんだそうです。
そして、シマダくんにも、「付き合う」と返事をし、それを受けたシマダくんも、彼女と別れたんだとか。
じゃあさっき、『付き合うな!』って言ってたら、どうなってたんだろう・・・という、
意地悪な考えが、頭をよぎったりもしましたがw、まぁこれからも友達でいようねという、
ベタな位置で、話し合いは落ち着きまして。
その日は、そのまま解散しました。
帰宅後、マリちゃんに報告電話をすると、
「もっこちゃん偉かったなぁ、良く頑張ったなぁ。絶対もっこちゃんの方が、勝ち組(当時勝ち組負け組
というのが流行ってた)やって!あの二人の事はもう、気にせん方がええよ」
と、いたく誉めて貰えました。
が、しかし。
あたしはその日から、これまたベタに、メグちゃんの相談役へと変貌を遂げましてw
実家へ戻ったものの、シマダくんの実家でほぼ同棲状態だーとか。
シマダくんが野球バカ過ぎて、休日まったくかまってくれないーとか。
付き合って(同棲して)2~3カ月なのに、もうマンネリ気味だーとか。
えっちがもっそい早いーとか。
1人で生きて行きたいけど、寂しいから子供は欲しい、そして子供ができたら別れたいーとか。
子供できたーとか。
籍入れたーとか。
義理の両親はいいんだけど、義理の弟が感じ悪くて、それをシマダくんに訴えても
「俺の弟の悪口言うな!弟のこと、何にも知らんくせにっ!!」って怒られるーとか。
義弟夫婦が、同じ敷地内に家建てるのが、死ぬほど嫌ーとか。
それがイヤ過ぎるから、離婚したいーとか。
やっぱり、この子産まれたら、別れるーとか。
メグちゃんに会う度、電話する度、↑というようなことを言ってました。
「自分の為に子供が欲しい」と言いだしたあたりから、「何言っちゃってんだオマエ」という感じになってきて、
妊娠して以降、「やっぱり別れたい、生まれるまでは一緒にいるけど、産まれたら別れる」とか、
あまりにも身勝手で、しょうもないことばっかり言うメグちゃんに腹が立ち、
「自分のことじゃなく、子供のことちゃんと考えろ!」って説教した記憶があります。
それからかな?メグちゃんと疎遠になったのw
ちなみに、シマダくんとメグちゃんが付き合いだして、子供産まれたら別れたいっていう発言まで、
確か1年掛ってないと思います。
その後、あたしはヤギと知り合い、ヤギで頭がいっぱいになって、シマダ夫妻どころじゃなくなったので、
疎遠に拍車がかかり、すっかり音信不通。
今はどうしてるのか知りません。
あ、メグちゃんが妊娠する前、ヤギと付き合い出した直後、メグちゃんが会いたい会いたい言うから、
1回会わせたな、そういや。
それっきり、会ってません。
あ、そうそう。
メグちゃんと付き合った直後、シマダくんに「好きだったんだよ」って、ちゃんと伝えましたよ。
「知らなかった」とか抜かしてやがりましたが、絶対知ってて、シラを切ってるんだなと思いましたw
最後はこれまたベタに、「メグちゃん泣かせんなよ!」とか何とか言った気がします。
むしろ、泣かされてる気がしますがw、ま、どっちもどっちか。
そうして、元彼の経験があり、シマダくんの経験があって、
「ああ・・・あたしって男見る目ないんだ・・・・つか、男の趣味、悪いんだ・・・・・」
と、痛感しましてwwww
理想と現実のギャップにも気付き、お陰で好みのタイプがかなり変わりました。
あたしのタイプだった、『年上で、頼りがいがあって、俺についてこい!』というタイプは、
なんとあたし、合わないんですよ。
これは、あたしの経験則ですが、そういうタイプの人って、たいていプライド高くて、多かれ少なかれ
男尊女卑の精神があるんですよね。
フェミニストだったとしても、「女は俺ら男より弱い生き物だから、面倒見てやるか」という、
上から目線のフェミニスト。
裏を返せば、「女の癖に」という思いを持っていたりします。
なので、気が強かったり、負けず嫌いな女性を嫌い、そういう女性を余計に見下す傾向があるんですよ。
そして、あたしはあたしで、上から見下ろされることが大嫌い。
加えて、年上だと、「年上の癖に、そんなこともできない(知らない)のか!」と思って、バカにしちゃう。
これが年下だと、できなくても「年下だから、仕方ないよねー」と思えるし、
できたら「年下なのに、すごい!」って思える。どっちにしても、マイナス思考にはならない。
これは、彼氏だけじゃなく、上司も同じで、だから、彼と上司は、年下だとうまくいく、
ということに気付きました。
友達だと、そんなの何にも関係ないんですけどね。
上司と彼は、立場が、自分が相手より下にくるものだからなんだろう、と思います。
そんな経験則から、「次付き合うんなら、こうこう、こういう人がいいかなー」と、
かなり具体的に思い描いてたんですよ。
そしたら、理想がスーツ着て、向こうから歩いてきた!、という感じでヤギと出会い、今に至ります。
本当、人生に無駄なことってないんだなぁ・・・としみじみ思います。
最後に。
元彼ー!
シマダくーん!
踏み台になってくれて、ありがとー!!ww
これで、この話はおしまいです。
みなさま、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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追記です。
コメント欄にて、「ヤギとの出会いから、結婚までを読みたい!」というリクエストをいただきました。
ありがとうございます!
ですので、今回は少しハードルを上げまして、このシマダ夫妻シリーズの平均コメント数である、
8人の方が「読みたい!」と言ってくださったら、書きたいと思います。
リクエストしてくださる方は、コメント欄へひと言、「読みたい!」と、どうぞ!
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勝ち組負け組懐かしいなwwと思う方は、↓ぽちっとな。
踏み台発言、ま・・・・・負け惜しみなんかじゃないんだからネっ!!