【1】シマダ夫妻 | タイヤギもっこ

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タイとヤギともっこ。
子育てと日々の暮らし。

先日のお約束通り、5人(6人?)の方が、「読みたい!」と言ってくださったので、

先日の『伊勢海老の思い出』 からのスピンオフ、シマダ夫妻をお送りしたいと思います。

「5~6人とか、少なくね?」

という声が聞こえてきそうですがw、普段からコメントくれる方の平均人数が、大体それくらいなのと、

読者の1割に当たるので、5人以上「読みたい」という声が集まったら・・ということにしておきました。

あたしとしては、ひとりでも読みたいと言ってくださる以上、折角だから応えたいなと思ってたので、

集まるか集まらないか、ぎりぎりのラインに設定しましたw

正直、この話におけるいちばんのネタは、もう既に『伊勢海老の思い出』 にて、

ぶっちゃけちゃってるのでw、「そんなことが・・・!?」と思っていただけるかどうか、

自信がなかったりしますw


それでは早速。






今から8年ほど前のこと。

小さな電気工事会社の、事務という名の雑用係に就いていたあたしは、

二言目には「嫌なら辞めてくれ?」という、ワンマン社長にほとほと嫌気が差し、

「結婚退職します」と嘘を吐いて、円満退職しました。

実質、その会社において、唯一のCADオペ(設計図をPC上でデータ化したり、

修正したりする職)でもあったんですが、電気や空調に特化したCADソフトしか

使えなかった為、再就職が難航しまして。

汎用CADソフトを習得すべく、たまたま見つけた職業訓練学校に通うことにしました。


職業訓練学校とは、失業保険受給者が、再就職に向けて新たなスキルを習得すべく、

訓練するための学校で、年齢制限などはありません。

ただ、失業保険の給付を受けていることだけが、条件。

種々雑多なクラスがあり、そのクラスによって、人数や期間はまちまちなんですが、

あたしが入ったCADクラスは、おおよそ40人くらいで、12月から3月までの、3ヶ月間のコースでした。

出席すると、失業保険とは別に、1日当たり500円が支給され、交通費も全額支給、

さらに、そのクラスにいる間に、本来の失業保険給付期間が満了日を迎えても、

クラスの課程が終了するまで(もしくは、再就職が決まるまで。クラス途中でも、再就職が決まれば、

いつでも辞めれる)、期間延長して、給付金が満額貰えるという、至れり尽くせりなシステム。

たとえば、12月15日が給付期間満了日でも、12月15日に入校すれば、

3か月延長して給付金が貰えるんですよ。

すごいよね。


クラスは、パソコンスクールに委託されていて、とあるビルの1室が、

そのクラスの教室となっていました。

社会に放り出されて久しい、いい大人たちが集まり、学校の雰囲気を味わえるというのは、

何ともいえず楽しいものでした。

独身者も多く、クラスが始まってしばらくすると、よろしくコンパなんかも開催されたりして、

みんなそこそこ仲が良かったと思います。


あたしは、今でもそうなんですが、職場など、新しい環境に身を置くと、お気に入りの男性を見つけます。

べつに、その男性とどうこうということではなく、単純に日々の潤いとして。

ひとり、そういうお気に入りの男性がいると、楽しいじゃないですか♪

その、お気に入りの男性として見つけたのが、シマダくんでした。


当時のあたしは、軽いスモーカー(吸わなくても平気で、付き合いで吸うくらい。ちなみに今は

やめました)で、クラスで仲良くなったメグちゃんが、超ヘビースモーカーだったので、

付き合って吸いに行ったりしてたんですよ。

休み時間になると、全部で8人くらいのスモーカー達が、いつも顔を合わせて、なんだかんだと

喋りながら煙草を吸っていたので、自然とその8人で仲良くなっていきました。


シマダくんも、その中のひとり。

ひとつ年上でガテン系でガチムチの、いかにも「俺についてこい!」みたいな、

当時のあたしの男性のタイプ、ドストライクな男性でした。(あくまで当時。今は違う)


とはいうものの、その頃、あたしには丸4年付き合ってる彼氏がいたし、シマダくんはシマダくんで

彼女がいたので、「いいなー」と思うものの、喫煙所でキャッキャと仲良く喋ってるだけで、

特にどうということもなく、年内は終了。




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ここで、登場人物の背景を紹介しつつ、整理しましょう。



まずは、あたし。当時27歳。

4年付き合ってた彼氏は、3コか4コ(どっちか忘れたw)年下の、イケメンミーハーちょいチャラの、

末っ子丸出しな頼りないコ。

エセ走り屋で、チューンナップどころが、バッテリーコードの繋ぎ方さえ知らないのに、

知ったかぶりが得意技で、かなりイタイ子だったなぁ・・・(遠目)



シマダくん。28歳。

いつも笑顔で、「気は優しくて力持ち」という雰囲気の持ち主。

野球バカで、野球が自由にできないからという理由で、割と大手の前職を退職した、ある意味ツワモノ。

付き合って7~8年になる、年上の彼女がいたが、彼女が子供嫌いで、

子供を産みたがらない為、結婚を躊躇していた。



メグちゃん。27歳。

おっとりとした、スレンダーで、セクシーと可愛い、両方を併せ持つ美人。その上ド天然。

一級建築士の、5~6コ年上の彼氏と同棲中。

生活費は彼がすべて賄っていたらしいので、内縁関係と言った方が正しいのかな?

その彼に憧れ、二級建築士を目指し、勉強中。

その一環で、CADクラスにいた。



マリちゃん。26歳。

非スモーカーだけど、お弁当仲間だったので、よく一緒に遊んでた。

ふんわりとした雰囲気の、関西美人で、歌が超うまい。

とても真面目で優しくて、いつも一生懸命、あたしの話を聞いてくれ、助言してくれていた。

仲間内唯一の人妻。





紹介終わり。



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ところが年明けの正月。



その、年下彼氏と喧嘩しまして。

きっかけが何だったのか、忘れてしまいましたが、些細なことだったんでしょう。

いつもなら、必ずその場で、あたしから謝って、許しを乞う(比喩ではなく、本当に)所なんですが、

いい加減そんな関係に飽き飽きし、彼にも彼に対する自分にも、嫌気が差していたあたしは、

そういうことを一切しないで、その日を過ごしました。

それが、いたくお気に召さなかったらしく、いつもなら夜遅くまで一緒に過ごし、

家まで車で送ってくれる(2時間強かかるが、その都度ガソリン代を半分渡してたし、渡し忘れると

すごい怒られた)のに、早々と最寄りの駅で降ろされました。

あたしも、そんな彼に、特にショックを受けるでも、悲しむでも、泣いて謝るでもなく、

淡々と「じゃあね」と言って、さっさと帰路に着いたんですよ。


この、今までならあり得ないあたしの態度が、彼の逆鱗に触れたらしく、

その日から、あたしからの電話やメールを、一切無視。

彼の不興を買うだろうと解っていながら、そんな態度を取ったものの、だからといって

別れようとまでは思ってなかったあたしは、焦って何回も繰り返し連絡をしました。

が、やはりオール無視。

ああ・・・無視をされることが、いちばんダメージを受けるというのを、よく解った上で

敢えてやってるんだな・・・と気付き、それはそれはどん底な日々を送っていました。



この、普段のブログとはかけ離れた、あたしらしからぬ彼への態度について、疑問が残るところだとは

思いますがw、とてもじゃないけど簡潔に説明なんて出来ないので、割愛。

彼との恋愛において、上下関係が存在し、常にあたしが下で、自律神経失調症になるくらい、

彼の顔色を常に覗っていた、とだけ言っておきましょう。



まぁでも、基本、恋愛においては、男性より後ろへ下がりますけどね?
















はいそこ、意外とか言わないw















で、ですよ。

そんな状態だったものだから、気持ちは徐々にシマダくんへと傾いていきました。

あたしは元来、恋愛においてもイケイケドンドン!なタイプで、好きな人ができると、

まっしぐらに走って行って、思いっきりぶつかって砕け散る(←ここ重要w)、怖いモノ知らずタイプ。


後に、シマダくん本人から「イノシシ。障害物があるって解ってるのに、避けようともしないw

もうちょっと頭使えよw」と言われるくらいw


そんな性格に加え、クラスが終わったら会えなくなる!と焦ってもいたので、

気を惹くなんていう悠長なことはできず。

というか、そんな腕も持っていなかったので、突然「バッティングセンターへ連れてけ」と誘い、

電話番号を半ば無理やり聞き出したり、ちょこちょことメールしたり、メグちゃんやマリちゃんと

お茶(もしくは飲み)に行くけど行く?と、複数人数をアピールして誘ってみたり、あたし的には

なるべく目につかないように(してたつもりだけど、周り的には丸解り)、ガンガン攻めてましたw


それはもう、今思い返すと、穴掘って、中に水張って、当時のあたしを

後ろから蹴落としたいくらいのはしゃぎっぷり。

学生時代の再来やら、彼氏の事やら、色々重なって、いろんなもの(理性とかネジとかタガとか)が

吹っ飛んだ状態だったんですよw


この頃、メグちゃんやマリちゃんはいい相談相手で、彼氏のことも相談してたし、

「シマダくん、いいよねー!」と、一方的にはしゃいでもいました。

メグちゃんには、彼は魅力的に映らなかったようで、「でもさぁ」という反論を聞くこともしばしば。

マリちゃんは、「かわいいなぁ」と、目を細めてニコニコしていました。





そんな中迎えた、自分の誕生日。




元旦以来、毎日彼に、何かしらの連絡はするものの、電話もメールもきれいに黙殺されていた為、


涙にくれる期 → ズドンと落ち込む期 → シマダくんにメールして現実逃避する期


という進化を遂げていたあたし

それでも、彼は毎年欠かさず、誕生日を祝ってくれてたし、今日くらい何か言ってくるかな?と、

淡い期待をしていたんですが、彼からの連絡はなく。

夜20時くらいにはもう、すっかり諦めモードに入っていました。





もういいや・・・。





日々、シマダくんへの想いを募らせ、対照的に、彼への気持ちの整理をつけていたあたしは、

の日、彼には電話せず、あまり掛けたことのないシマダくんに、思い切って電話を掛けました。














つづく。





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若い時って、男見る目、ないよね・・(遠目)