さっそく発売日の翌6/18に診察予約を入れ、薬局にはそれまでにルムジェブバイアルを一つ取り寄せておいてもらえるよう依頼しました!

発売日が楽しみってドラクエとかiPhoneとかじゃあるまいし笑
こんにちは!



先日M5Stackを使った血糖値モニターを導入したお話をしましたが、違う方式を紹介します。



使うのは、LaMetricというIoT時計。インターネットにつながる時計です。


時計以外にもいろんな機能を表示させることができます。





この表示機能を使うと血糖値が表示できます。数秒ごとにページが切り替わっていきます。合計三ページ。
まずは、たまたま単位違うけど血糖値(左)と前回表示からの差分(デルタ)。右側のM5stackとの比較。


次に前回表示からの何分経過したか。


さらに血糖値のトレンドグラフ


Mg/dL表示だとこうなります。矢印の色も変わる。

上がっている時はこんな感じ。






導入方法
Nightscout 導入済みの前提で書くと。。。

手順1 LaMetricを買う
米アマゾンで買っても送料入れたら結局国内の値段と同じになりそう。23000円くらいかな (M5stackは3000円でした)。




手順2.スマホでLaMetricアプリをダウンロード
そのなかの下記アプリをゲット
apps.lametric.com 詳細参照
アプリ制作者のLukasekさんありがとう!



Nightscout Monitor (Martin Lukasek)
“Nightscout monitor is simple viewer for current Nighscout CGM data - sensor glucose value, delta, direction, sensor read time difference and last values chart.”

難しい設定はとくにないそう LaMetric appはiPhoneの日本のアプリストアでダウンロード可能です!越境したサーバアクセスは問題無さそうです。

以上




プログミングなんちゃらは考えずに導入できるようです!

簡単すぎて腰ぬかすわ


FBのM5Stackグループ内で導入した方の話しを読んで、質問して確認したことを書きましたが、私自身は未導入ですのであくまでも「できるらしい」ですので自己責任でお願いします🤲




プラス
- おしゃれでかわいいデザイン!(M5stackにはおしゃれ感がない...これに尽きるな)
- 導入が簡単!
- スピーカー代わりになる(音楽、ラジオ、ポッドキャスト、オーディオブック、めざまし) 今のところ血糖値モニターアプリにはアラーム機能が未実装です。
- 時計、気温、カウントダウンなどいろんな機能が使える(血糖値と交互に表示できるか未確認)
- やる気になればアプリを自作できる(しないか)

マイナス
- お値段が高い (マイナス点はこれに尽きるな)
- AC電源が必須(M5stackも必要だけどね)
- 利用者がすごい少ないのでほとんど情報がない。日本人ゼロ。
- 運営主体が不安定
小さなベンチャー企業が運営企業なので、つぶれたらサーバが...という不安はある



以下のと比較のうえどうぞ





M5Stackはじめました!血糖値表示の専用モニターです。





Nobuさんが先陣きってやってくれたM5Stack、わたしも遅まきながら導入しました~。感謝感謝!


あれこれ手間取って一ヶ月もかかっちゃいました笑

IOB, COB表示もありますね

夜は暗くできるので眩しくないです

時計も兼ねることも

手のひらサイズ バッテリー容量が小さいので常にUSBC端子を挿してます。入手しやすい台座は二種、バッテリー型もあるけどどれがいいかは使い方次第ですね。







こんなところが便利!

Nightscoutやっている方は、すでにスマホ、スマートウォッチ、タブレット、パソコンでいつでも血糖値をみることができるわけですが、M5stackは別物!


「ちらっと一瞬みる」には、

常時表示が便利!


あれもこれもできる端末もいいけど、

血糖表示に特化した専用端末があると、仕事に集中できる!


手に取る、アプリを開く、タップして画面を明るくする、の手間は結構あるし、意志の弱いわたしは仕事中にその流れで別のアプリ開いて遊んでしまうのを避けられる笑


スマホ依存症を避けるためにもいいですよ~


この一角に目をやると、温度計、湿度計、グルコース値とR2D2が見れます笑







導入方法

Nobu氏のブログエントリーとマニュアル見ればできます〜!第一人者さまさまです〜

 

『M5 stack=Nightscout monitor=』20200425追記導入説明を日本語化しましたぁhttps://www.facebook.com/groups/606295776549008/files/作…リンク   1型糖尿病desunen!

 

英語版、日本語版(Nobuさん翻訳)ともに「M5Stack Nightscout group」のファイルページに格納されておりまする。


FB内のマニュアルダウンロード(直リンク)

M5_NightscoutMon_V2_Japanese.pdf

https://www.facebook.com/groups/606295776549008/permalink/864327394079177/


日本での導入に際してまとめてくれたファイル書き換えの部分がたいへん参考になりました!ぜひNobu氏のブログ見てくださいね


例外的な質問や疑問があるときは、

Facebook内の「M5Stack Nightscout group」の過去の投稿コメントを検索してみてみるとほぼ答えがあります。


Nightscoutプロジェクトなのです、かこいいね。大前提としてnightscoutを導入しなければいけないのですが、それをやるとこういうこともできるという一例ですね。






●個人的につまづいたところ

1.Macだったのでマニュアルと少し違う

わたしは推奨のWindowsではなく、Macでしたが、基本的にはマニュアルを読み替えていけば問題ないです。Arduinoというソフトを使ったのでNobuさんのやり方とは違うやり方でした。そのマニュアルもどっかで拾ったのです。MacでM5stackを認識するためにMac用のドライバーをインストールする必要があるので忘れてました。

https://www.silabs.com/products/development-tools/software/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers


2.M5Stack本体が初期不良品だったらしく、本体交換に時間がかかってしまいました。

でも購入したスイッチサイエンスさんから交換品をおくっていただけました!

https://www.switch-science.com/


3.昔のSDメモリが家に転がってたけど、今どきSDリーダなんて持ってなかった orz (←死語)


4.SDカードにいれるINIファイルで読み込ませるURLの表記を間違えてた。。。マニュアルは読み飛ばさず、丁寧に一行一行読みましょう。

正 yoursite.herokuapp.com 

誤 https://yoursite.heroku.com/

でやってしまった。comのうしろにある “/“ も消さないといかんのですね~



作り終えた後の注意事項

海外に行かれる方は、サマータイムにご注意を。SDカードにいれるINIファイルに書き換えないといけない項目があります。この作業だけならWindowsでもできますな。



こんにちは!

一ヶ月前に、クローズドループシステムの自動ボーラス機能を導入して前回結果を書きました

そもそもAutomatic Bolusについて書いたことなかったので軽く紹介!

まだ公式な公開されていない実験的なバージョンです。

Pete Schwambという今までもずっとLoopのコードを書いてきた中心的人物が書いたものです。

Automatic Bolusは、必要なボーラス量の40%を注入し、5分後に残った必要ボーラス量の40%を注入し、ゼロになるまで続きます。

なので指数関数的に注入量が増えていきます。

けっこう短時間で全部インスリン入っちゃいます。20分もあれば、8割ほども入れちゃいます。

TDDの上限でボーラスを止める機能は今のところありません。

下記図の紫色の線が時間経過とともに合計注入量がどれくらいになるかを示しています。






実例


最初に6単位を人力注入!

続いて2時間の間に4単位ほど複数に分けて自動ボーラス!


spikeでもボーラスしたタイミングが表示されるので一目でわかりやすい!





注入履歴






早く正式版になるといいですね!



久しぶりの投稿!

今日は、
Closed loopシステムのLoopのAutomatic bolus(AB)とFiaspの二つを導入したのでその効果についてレポートをまとめました!

結論としては、LoopのABとFiaspの組み合わせ、サイコー!まじオススメっす!



Fiasp 3/16開始しました


LoopのAutomatic Bolus 3/29開始
夜間はTBに切り替えています。

略字は
TB= temp basal only
AB= automatic bolus





●結果
下記3つの組み合わせを比較しました。
Loop (v1.9 Temp Basal) x Apidra (2/15/2020 - 3/15/2020)

Loop (v1.9 Temp Basal) x Fiasp (3/16/2020 - 3/28/2020)

Loop (Automatic bolus) x Fiasp (3/29/2020 - 4/25/2020)





Loop (v1.9 Temp Basal) x Apidra (2/15-3/15)
Average:  126.9mg/dL
Median  121mg/dL
SD  35mg/dL
Time-in-range 
<70: 1.3% 
70-140: 68.1%
70-180: 90.5%
>=180: 8.2%


Loop (v1.9 Temp Basal) x Fiasp (3/16-3/28)
Average: 123.6 mg/dL
Median 115.0 mg/dL
SD 35.7 mg/dL
Time-in-range 
<70: 0.7% 
70-140: 73.9%
70-180: 92.0%
>=180: 7.3%


Loop (Automatic bolus) x Fiasp (3/29-4/25)
Average: 111.0 mg/dL
Median 105.0 mg/dL
SD 24.8 mg/dL
Time-in-range 
<70: 1.0% 
70-140: 86.2%
70-180: 97.3%
>=180: 1.7%


表にまとめました

血糖コントロール比較

Description

TB x Apidra

TB x Fiasp

AB x Fiasp

Average (mg/dL)

127

124

111

Median (mg/dL)

121

115

105

SD (mg/dL)

35

36

25

<70mg/dL (%)

1

1

1

70-140mg/dL (%)

68

74

86

70-180mg/dL (%)

91

92

97

>=180mg/dL (%)

8

7

2

一番右が現在使用中のFiaspとLoop ABの組み合わせ





●Percentile Chart
Loop (v1.9 Temp Basal) x Apidra
 (2/15/2020 - 3/15/2020)

Loop (v1.9 Temp Basal) x Fiasp
 (3/16/2020 - 3/28/2020)

Loop (Automatic bolus) x Fiasp
 (3/29/2020 - 4/25/2020)




●調査結果
ApidraからFiasp, Loop Temp BasalからLoop automatic bolusへの移行はともに血糖コントロールの改善しました。ABとFiaspの組み合わせが一番良好な結果が得られました。

これらの改善は、血糖値の平均値、中央値、Time-in-rangeなどすべての指標において見られました。

夜間はABは使用せず、Temp basalのみ条件下でApidraとFiaspを比較。ApidraよりFiasp使用した場合だと、振れ幅が大幅に低減され、より安定しました。







以下にデータにあらわれない使用感含めて考察します


●Fiasp関連
効きが早いのでBolus時は、待ちすぎに注意が必要です。高血糖でなければ待つのは10分までとする。食べるのと同時でもよいが5分まつようにしています。アピドラ使用時の待ち時間のだいたい「1/2」と考えると低血糖を防げます。(わたしはFiasp導入直後、待ちすぎて2回くらい昼食後に低血糖になりました)。

立ち上がりが早いと血糖値が上がり始めた段階(80-140あたり)でFiaspでBolusすれば180以内に収まる。

Fiaspは切れが速いので、IOBがかさなりすぎない。また効きが早くでるので、結果として、待てない、イライラからくる追加うち(いわゆる「Rage Bolus」)といったヒューマンエラーを未然に予防することにつながりました。

切れが早いと、IOBが低く抑えられている時間帯が多くなるので、その分、散歩など運動の自由度があがってQOLが改善しました。

切れが早いと、基礎を停止する効果も早く現れる。(!)

夜間はApidraからFiaspに変更したことで振れ幅が低減したので、結果的に低血糖リスク(<70)を増やすことなく目標血糖値を95mg/dlから85mg/dLに下げ、低血糖アラームも80mg/dLから75mg/dLに引き下げることができました。

睡眠時のTarget設定と実際の振れ幅
Apidra
Target 95mg/dL
振れ幅:79-125mg/dL(これはざっくりの数字です)

Fiasp
Target 85mg/dL
振れ幅:79-110mg/dL(これはざっくりの数字です)


●Automatic Bolus関連
TB使用時は、自動注入がおそいため人力ボーラスをする機会が多く手間がかかっていましたが、ABになってからは、自動注入にまかせておけるようになったので、CGMをみる時間が大幅に低下し手間が減らせるというClosedLoop本来の利点が得られるようになりました。

ABがアグレッシブな分、Override機能をひんぱんに上手に使いこなす必要が出てきます。TBよりも下がりやすくなるのでとりわけ外出中は気を付ける必要がありました。たくさんのoverride patternが必要になりました。

ABとFiaspのそれぞれのアグレッシブさの相性が高く、両方を同時に使用することによる相乗効果が大きい。

ABはより積極的にインスリンを注入し、Fiaspは早く立ち上がって早く切れる。予想以上にこの組み合わせることによるメリットが大きく、(overrideなど使いこなせれば)アグレッシブすぎるデメリットは感じていない。

データには反映されないQOLの改善も顕著だった。



●バイアス
バイアスとしては三点ほど記しておきます。

TB x Fiaspの期間が短いので、Fiaspに慣れるまでLoop設定が定まらなかった影響がでているかもしれません。

4月以降はコロナの影響で、外出が減ったため改善している可能性にあります。

またApirdaからFiaspへの移行による改善があまりにも大きいので、Apidraのインスリン抗体が知らない間にあがっていた可能性を排除しきれません。コロナがおさまって通院できるようになったらまた抗体検査をうけるかもしれません。


●将来展望
今後の展望も少し触れておきましょう。

今後の検討課題としては、Fiaspはなぜかいったん高血糖(180mg/dL)になると、追加うちしてもなかなか下がらないが、原因は、カーボカウントのミス、CGMの高振れ、切れが早いのでIOBが意外と重ならない、あるいは心理学的な錯覚など、原因を特定できておらず、引き続き検討中です。

Fiaspは、公表されている治験データから予想していたよりも、実際に使ったときの効果の大きさは驚きでした。つねづねいわれてきた「皮下注射の限界」という血糖コントロールにおけるガラスの天井は案外、薄いのかもしれません。

今後は、より一層立ち上がりと切れが早いLiumjevが登場すれば、さらなる血糖コントロールとQOLの改善が期待されるでしょう。

ABは今後、バグが取り除かれ、そのうちLoopの正式バージョン(v.3.0?)として導入されるでしょう。年内は厳しいかなあ。

Loop以外のクローズドループシステム二種(OpenAPS, AndroidAPS)には、SuperMicroBolus機能というABとは異なるアルゴリズムだが類似の積極的なボーラス機能が実装されています。

FiaspとAutomaticBolusの組み合わせの相乗効果を考えると、OpenAPS,ないしAndroidAPSとFiaspの組み合わせでも同様の結果が得られるかレポートが待たれます。







以下、マニア向け情報
●ABとFiasp導入に伴うLoopの設定変更
・Correction Range
Fiaspは立ち上がりが早く、かつ切れが早めなので、期待していなかった利点として、基礎を停止する効果も早く、振れ幅(SD)が小さくなります。結果として、睡眠時の低血糖を起こさずにTargetBGを95から85mg/dLに引き下げることができました。良質な睡眠を確保することを重視していますので、低血糖アラーム(75mg/dL)が鳴らさないことが大前提としていますので、振れ幅の小ささは重要です。

睡眠時のTarget設定と実際の振れ幅
Apidra
Target 95mg/dL
振れ幅:79-125mg/dL(これはざっくりの数字です)

Fiasp
Target 85mg/dL
振れ幅:79-110mg/dL(これはざっくりの数字です)

・Suspend Threshold
睡眠時は、AutomaticBolusではなく、TempBasalモードを使用しています。したがって、睡眠時の血糖安定の効果はApidraからFiaspへの切り替えが寄与しています。ただし、ABにより、寝るタイミングで血糖値がすでに低く、かつIOBも低いので、その結果がCarryOverしているのも寄与しています。

LoopV2.0までは70mg/dLにしていましたが、Fiaspの効きが早いので安全性向上のために79mg/dLに上げました。この変更は、デュアルウェーブっぽくABを機能させるには、低血糖リスクを減らせる点において有効だったと考えている。

・Delivery Limit
一食最大でせいぜい8単位なので、最大を6単位ほどに設定しています。残り2単位をABでいれると実質デュアルボーラスになります。Suspend Thresholdを引き上げたのも一気にABがいれすぎず低血糖を防ぐのに寄与しています。

・Insulin model 
Fiaspを選択。Walshを短くしたりもしましたが、素直にFiasp選択が一番うまくいきました。

なお他のインスリンで希釈は試していないのでわかりません。

Liumjev向けのインスリンモデルの必要性については、開発者も把握しているので、いずれ出てくると思います。状況としては、米国よりヨーロッパのほうが承認がはやく降りそうです。そのタイミングに間に合わせることになるのではないでしょうか。Nightscoutでは日本のプレゼンスがないものですから。

・Basal Rate
設定変更なし

・Insulin Sensitivity
設定変更なし。FiaspやAB導入当初は少し高めにして安全策を設けました。


●Loopバグ
・危険性を伴うバグは今のところ一切、経験していません。
・まれにCOBが計算に入らず、予想血糖値が-1000くらいになることはありますが、インスリンが止まるので危険性はないです。これはAutomaticBolus固有のバグというよりは、Loop ver.2.0で出るものと理解しています。通常はしばらくすると元に戻りますが、どうしても戻らないことは2回くらいありましたが原因不明です。なおポンプでデュアルをいれると必ず出現するバグですのでやめて、LoopのみでのBolusに切り替えました。


●使用セットアップ
インスリンポンプ:パラダイム722
CGM:libre sensor1 +MiaoMiao1
CGM reader app: Spike
Closed Loop system: 
Loop v1.9.2-spike
Loop v.2.1.0-spike x Automatic Bolus
Apidra
Fiasp(他のインスリン製剤で希釈はしていません)