おはようございます〜〜!!

気がついたら大晦日〜〜!!(白目)

 

 

2022年もあっという間でした。

 

 

簡単に振り返ると、

2022年前半は良かったのですが

4月に我が子が保育園に入り

保育園の洗礼を受けまくりまくり、

某感染症はもちろんのこと

手足口病(親子で感染、なぜがわたしの方が重症)や

中耳炎にかかり(中耳炎は今も完治せず・・)

後半は離婚危機があり・・

 

 

「本厄!!!」(32歳)

を実感した一年でした。。

(厄払いしたんだけどなぁ・・

まぁ、離婚回避できたからよかったです)

 

 

こんな感じの一年だったので

読書ペースは後半から

ガタ落ちしてしまいました。

 

 

ですがなんやかんやで

ボリューミーな作品や名作に出会い

読むことができたので

今年も良い一年でした。

 

 

年内最後にご紹介する作品は

芥川賞候補作の

井戸川射子『この世の喜びよ』です。

 

 

image

 

 

候補作はこの作品ともうひとつの作品しか

読んでいないのですが、

わたしは今回読んだ作品が一推しになりました。

 

 

 

 

ショッピングセンターの

喪服売り場で働く中年女性が

売り場でよく見る人々や

10代の少女との交流を通して

自分の人生で大変だった頃を思い出し

懐かしさと喜びに浸る物語です。

 

 

10代の少女とはフードコートで出会い

彼女には歳の離れた弟がおり

母親は第三子を妊娠中のため

なにかと弟の世話を頼まれたり

自分が我慢しなければいけないことへの

理不尽さとしんどさを女性に打ち明けます。

 

 

女性は少女の気持ちに寄り添いながら

もう社会人になってしまったふたりの娘の

小さい頃のことを思い出し、

 

 

娘たちを毎日のように

このショッピングセンターに

連れて行って時間をつぶしていたこと、

今では考えられないくらいの密度で

彼女たちと接していたこと、

その頃はとても大変だったことを

懐かしく思い出します。

 

 

少女との交流はしばらく続き、

お互いに悩みや愚痴を

言い合う仲になりますが

 

 

つらかったことも大変だったことも

すべて思い出として語る女性と

いまがしんどくて大変で

どうにかしたいと悩む少女との間で

すれ違いが起こります。

 

 

女性は少女の切実な思いに

寄り添いきれなかったことを反省し、

いましんどい思いをしている彼女に対して

伝えられることは何だろうかと

ふたたび過去の記憶をめぐらせ

思い出の世界に浸っていくのですが・・。

 

 

この物語を読んで、

ブロガーとして適切な言葉遣いでは

ないかもしれないけれど

非常にエモい気持ちになりました。

 

 

主人公とされる

中年女性を指す一人称が

「あなた」という語り方で

 

 

女性が懐かしんでいる「大変だった頃」を

いま経験している母親として、

未来の自分のことを描かれているような

気持ちになり、胸にグッとくるものがありました。

 

 

喉元過ぎれば熱さを忘れる

とは言いますが

熱さを忘れた後は、ただただ

懐かしさと喜びしかないのかもしれません。

 

 

どんなにしんどかったことも

余裕がなくて涙を流した日も

時間が経って思い出せば

 

 

だれかに役立つ教訓やアドバイスになったり

いましんどい人の気持ちに寄り添えたりして

役立てる「喜び」に変わっていくし

 

 

自分自身も懐かしさと

しんどいことが過ぎ去った平和な今を

再認識できる喜びに浸れる。

 

 

そう思うと

「思い出す」という行為は

なんて喜びに満ちた行為なのでしょう。

 

 

この物語で「思い出す喜び」に触れられて

とても新鮮な気持ちになりました。

 

 

そして「大変な今」がより愛おしく、

貴重なひとときに感じられました。

 

 

最近、こないだ産んだばっかりなのに

もうこんなにおっきくなっちゃって!!

と時の流れの速さに心が追いついていません。笑

 

 

そんなときに読んだから余計に

大変なのは今だけで

大変な時期もすぐ過ぎ去っちゃうんだろうな・・と

少しさみしくなりました。

 

 

どんな過去も「喜び」として

思い出すことができたなら

その人生はなんてきらめきに満ちた

人生なのだろうかと思わずにはいられません。

 

 

そんなふうに自分の人生を

振り返ることができるように

貴重な今を噛み締めつつ生きていきたいと

改めて思いました。

 

 

一年の締めに、そして厄年に(笑)

読んでとても良かったと思えた、

すてきな作品でした。

この作品が芥川賞を受賞したらうれしいな〜

 

 

それではみなさま

良いお年をお迎えくださいませ^^

 

 

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