前回のブログで、50年前に北欧アイスランドで行われた女性の地位向上のためのストライキについて書きました。するとタイムリーなことに、また朝日新聞でアイスランドのことが記事になりました。
なるほど。女性と男性の社会的地位がかなり公平だとされるアイスランドでも、アフリカ系の人はやはり少数派で、しかも女性となるといろいろ格差を感じることが多いようです。
私も、映画『女性の休日』を観ながら、心に浮かんだことがありました。映画には、このように↓たくさんの女性が写るのですけれど…
映画に出て来た女性は、全員が白人。おそらくみなキリスト教徒かなと思います(カソリックかプロテスタントかは別にして)。
このストライキに参加した女性の中には、アフリカ系の女性もいなかったし、アジア系の女性もいなかったし、ムスリム(イスラム教徒)の女性もいなかったんだろうな…と思ったのでした。ほんの少しは、いたのかな?
今から50年も前のことだし、アイスランドは北欧とは言っても大陸から離れた島国のことですから、当時はそれが常識的な社会の構造だったのでしょうね。
しかし2025年の今になっても、白人でない女性が議会の議長に!とニュースになるほど、“皮膚の色”というものはアイスランドでも「壁」になっているようです。
「女性初の…」「アフリカ系初の…」「アジア系初の…」「イスラム教徒として初の…」マスコミは注目を集めたいからそういう謳い文句を付けたがるのは分かりますけど、なんだか、ちょっとね。
でもまぁ、弱い立場にいる人たちの代表が重要なポジションに就くのは、良いニュースだと思います。サンナ・マグダレナ・メルトゥルドッティルさんの活躍を祈りましょう。
<おまけ>
レイキャビクで女性として初の市議会議長になった人の名前が「サンナ・マグダレナ・メルトゥルドッティル」さんだと知って、私は「おっ」と思いました。というのも、映画『女性の休日』を観ていて気がついたのですが、映画に登場する女性の姓(苗字)が、み~んな「なんとかドッティル」さんなんですよ。
たとえば、初代の女性大統領は「ヴィグディス・フィンボガドッティル」さんだし、初代の女性最高裁長官は「グズルン・エルレンズドッティル」さん。さらに調べてみたら今のアイスランドの大統領は「ハッラ・トーマスドッティル」さんで、首相は「クリストルン・フロスタドッティル」さん。みんな女性で、姓に「ドッティル」が付いてる。
私の頭にはたくさんの「?」が浮かびました。でもアイスランドについて調べていると「アイスランドの女性の名前の付け方」という項目があって、読んで納得!でした。興味があったら、調べてみてくださいね。




