「あかり」について考える(もう一度) | マサミのブログ Road to 42.195km

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日本橋高島屋で開かれていた「北欧のあかり展」を観にいった件は、レポート済みです(mamiiさんありがとうございましたキラキラ

 

 

この展示会でも主役級の扱いだったデンマークの照明デザイナー「ポール・へニングセン」が、テレビ東京の番組『新・美の巨人たち』で取り上げられました。

こちらでは先週土曜日の夜のオンエアでしたが、ご覧になられた方、いらっしゃいますか?

 

 

 

へニングセンは「夜には夜の良さがある。なんでも昼のように明るくすれば良いわけではない」という信念があったようです。

そして「眩しさ」を徹底的に排除することを求めた結果が、あのデザインだったというわけ。なるほど。良い番組でした。

 

私は洋画で、特にヨーロッパやアメリカの家庭内の場面があると、インテリアに注目します。いろいろ観るうちに気がついたのは「欧米の部屋って、日本よりかなり暗いよね?」ということ。

 

まず、欧米でもオフィスは明るいですね。特にアメリカの会社のオフィスは、隅々まで明るい。

でも家庭内では、ダイニングルームは比較的明るいけれど、リビングや寝室、子供部屋まで含めて、日本の感覚からすると相当に暗いような気がします。

 

日本の家庭の明かりって、天井の真ん中にドン!と照明をつけて「部屋全体」を均一に明るくするでしょう? でもヨーロッパやアメリカでは、部屋のあちこちに明かりを置いて「間接照明」にするのが標準のような気がするんです。

あくまでも印象ですけど、天井の真ん中に照明がある部屋って、欧米では見かけない気がする。

 

 

(洋画の名作から「間接照明」っぽい場面を拾ってきました。いくつ分かるかな? 映画好きな方なら、超簡単ですよね)

 

 

『新・美の巨人』でもそこは語られていて、日本風の照明だった部屋をポール・へニングセンの照明をあちこちに置いて間接照明にしてみる、という実験をしていました。とても興味深かったです。

食事をするテーブルの上だけを明るくするとか、読書する手元だけを明るくするとか、やってみると確かにめっちゃお洒落。

 

ただ…お洒落なのはともかく、私は随分前にどこかで読んだのですが「手元の明るさと部屋全体の明るさの差が大きすぎると目に良くない」という説が頭にこびりついているんです。

特にパソコンを操作したり本を読んだりする時に「手元だけが明るい」のはちょっとどうなんだろう?という気がしています。この辺は眼科医の先生の意見を聴きたいですね。

 

ポール・へニングセンがデザインした照明、私も欲しくなりましたが、どうせ高くて手が出ないよな…と思っていました。そうしたら、デザインの特許?が切れたものはめっちゃ安く買えるんですね。

「リプロダクション」とか「ジェネリック家具」などと言うそうです。そうなのか!イームズの椅子がこのごろ急にあちこちで売ってるような気がしたのも、そのせいなんですね。

 

ポール・ヘニングセンのオリジナルはデンマーク製ですが、リプロだと中国製。そこにこだわらなければニトリやドンキレベルの値段で買えるみたいです。

う~ん、どうしよう。悩みますね。願わくばオリジナルのポール・へニングセンの使い古されて「味」が出たやつを、どこかの骨董品屋さんで安く発見するのがベストなんですが。でも、そういうのはとっくに誰かが目をつけて買い漁られているんでしょうね。

 

 

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そんなことを思いながら、3/30(日)はここへ↓出かけました

 

 

JR京浜東北線の石川町駅。関内側の改札を出ると中華街に近いし、反対側の改札を出れば元町や、外人墓地がある山手方面です。

 

 

 

私は中華街とは反対側の改札を出ました。そして…

 

 

 

坂を登ります。なかなか雰囲気のある良い坂。

 

 

 

坂の途中にある「ギャラリー アウル」が今日の目的地です。ここで開かれていたのが…

 

 

 

 

こういう展示。「ひょうたん」を加工してランプにした作品を集めたもの。「北欧のあかり展」を観て以来「あかり」に関心が向いて、引き寄せられました。

 

 

 

ギャラリーの中から外を見ると、こんなふう。展示されているのは、北鎌倉にある「灯りギャラリーやえざくら」さんの作品です。すべて売り物。

 

作家さんがいらして「写真を撮ってもいいですか?」と訊いたら「1枚か2枚なら」ということで、2枚、撮らせて頂きました。

 

 

大きさが伝わらなくて残念ですが、見事です!まさに精巧の極致。「ひょうたん」を乾かしてくり抜いて模様を彫って電球を仕込んで…まさかこうなるとは!大きな驚きでした。

 

ただし、お値段も想像の遥か上を行っていて、これまたびっくり。でも作品を見たらあの値段になるのは、理解できます。一点一点、手作りですからねぇ。

 

詳しくはこちらを。

 

Yaezakura

 

 

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そんなわけで、明かりというものに急に興味が湧いてきています。今の家にはキッチンも入れて部屋が3つありますが、どの部屋にも前に住んでいた人が使っていた同じコードペンダントが部屋の真ん中にぶらさがっています。

これを何とかしたいなぁとは思い続けていたんですけど、ポール・へニングセンねぇ…うーむ。よく考えてみますね。ひょうたんランプもいいし、昭和ガラスを使った「モワノ」さんのランプも気になるし…