「もしまたダメな結果だったら、フルマラソンはもう引退かも…」と思いながら臨んだ板橋Cityマラソンは、30km地点で棄権となりました。
レース直後は多少のショックはありましたけれど、帰りの電車の中で、決心はついていました。「もう少し、やる」と。
板橋Cityマラソンがあまりにも過酷な天候だったので、良いコンディションの中でもう一度チャレンジしたい、という気持ちはもちろんあります。
でも、それ以外にも「まだ、やりたい」というモチベーションを生んだのは次のような理由でした。
フルマラソンを「ちゃんと」走るためには、ふだんの生活をきちんと制御する必要があります。私にとって、具体的には次の二つ。
●練習でそれなりの距離を走り込む
●正しい食事を心がけて、太りすぎないようにする
フルマラソンの予定があると、それに向けてこの二つがいつも頭の中に浮かんで、生活全体を引き締めるんですよね。
特に食生活の面で、食べ過ぎや甘い物の摂り過ぎにブレーキをかけてくれます。私は食いしん坊なので「フルマラソンがある」という目標がないと自分を制御しきれません![]()
私は53~54kgぐらいの体重がベストです。55Kgを超えたらレッドゾーンと思っています。でも去年の秋に引っ越してから、地元の美味しいお店を開拓するのが楽しくてついつい食べ過ぎが続き、体重はずっとレッドゾーン状態。
板橋Cityマラソンの1カ月前の2月中旬には、とうとう56.9kgまで太ってしまいました。
瞬間最大風速的な数字ですけど、それにしてもあり得ない。さすがの私も「フルマラソン走るのに、これではイカン!」と思って、その日から厳しいダイエットを始めました。
具体的には「コンビニの甘い菓子パンはいっさい食べない。夕食はバナナ1本だけ」という生活に切り替えたのです。
性格もあるでしょうけど、私はこういう時、わりとスパッ!と切り替えられるほうです。気持ちと行動の両方の切り替え。
フルマラソン当日までの1カ月、これを続けたら効果はテキメン。マラソン当日の朝の体重は53.6kgまで落ちました。1ヵ月で3kg以上、落としたことになります。
私としては「落とした」というより「元に戻した」という感覚なので、それほどたいしたことではないんですが。
でもこれも、「フルマラソンをちゃんと走りたい」という気持ちがなかったら、難しかったでしょう。ハーフマラソンが目標では、ここまで自分を追い込めない。
フルマラソンという目標があったからこそ、ストイックな生活を送れたのは間違いないです。毎日、少しずつ体重が落ちて行くのはとても楽しかった![]()
こんなふうに、フルマラソンという目標があることで、生活がダラけずにピシっと引き締まる。そして、それが健康や老化防止に繋がるということを今回あらためて自覚しました。なので、もう少しフルマラソン、続けようと思います。
今年の秋の横浜マラソンと、来年春の東京マラソンにエントリーするつもりです。東京が外れたら、板橋Cityマラソンに再挑戦します。
ただ、気持ちの面で少し今までと違うかもしれない。まったく白紙の、ゼロからの挑戦というか「フルマラソンというものを経験してみたい」という気分になっています。まだフルマラソンを未体験だった頃の、初心に帰るような感じ?
さっき書いたように「フルマラソンを目標にして、普段から健康な生活を送る」ことが主な目標なので、これからは「フルマラソンを完走する」ことは二の次になります。エントリーした大会でまた失格しても、そんなに落ち込まないのでは?という気がしています。
なんか、板橋Cityマラソンを途中棄権したことで、大げさですけど「新しい世界」が見えたような気がする。
今は、こんなふうに思っています。ご理解頂けましたら嬉しいです。横浜と東京、どうか当たりますように。
板橋Cityマラソンを棄権し、収容車でスタート地点まで戻って来た時の私。スタッフの方に撮ってもらいました。
「戦国時代、いくさに負けた徳川家康が城に戻ってから惨めな自分の姿を絵に描かせ、その後はつらいことがあるたびにその絵を見て自分を奮い立たせた」という逸話を聞いたことがあったもので…。
