レッドベルベットケーキ〈ビーツ使用〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

七久里農園のビーツを使い、レッドベルベットケーキを作りました。

以前にも写真だけ載せたことがあり、いつかレシピを完成させたいと書いていたのですが、やっと配合が定まりました!


 



レッドベルベットケーキとは、その名の通り生地の色が赤いケーキ。

発祥当時は、ダッチプロセスを経ていないナチュラルココアのアントシアニンの働きを利用して作られていて、ビネガーやバターミルクの酸性を加えることでふんわりとした食感と赤みを出していたのだそう。


その後材料や作り方が変化し、20世紀中盤以降は着色料を使ったり、ビーツで鮮やかな赤みを出す方法が広まりました。

色素に頼るのは簡単ですが、私もビーツで真っ赤な色合いを出してみたかったんです。





ビーツ入りのレッドベルベットケーキは、湿った材料と乾燥材料を混ぜて焼くだけのワンボウルの生地で作られます。
レイヤーケーキ(層になっているケーキ)の一種なので、一見スポンジケーキをイメージしがちですが、どちらかというとキャロットケーキみたいな、オイルケーキの系譜に属するんです。

そのしっとり濃密な食感とバランスをとるために、デコレーションには爽やかなチーズフロスティングを使うのが定番。
クラシックに仕上げるべく、上面にはパレットで渦巻き模様をつけましたよ。




ケーキに混ぜ込むビーツは、すりおろし・ロースト・水煮など下準備によって仕上がりの風味や状態が変わります。
今回はビーツを水煮にして、オイルケーキらしく、バターではなく油を使いました。

水煮はこのなかでも一番アクが抜ける方法なので、主張しすぎずにほかの材料とよく馴染みますし、水分がほどよく含まれて裏ごしもしやすいですよ。




ちなみに七久里農園さんのビーツは、栽培期間中の農薬は不使用・有機肥料のみで育てられていて、ビーツ特有のえぐみが少ないのが特徴。
その安心感もあって、ケーキもより美味しく仕上がったように思います。

というのも、野菜スイーツに使う野菜は“素材そのものの個性”が仕上がりに大きく影響するため、料理用よりも気を遣って選ぶのがポイントだと考えているからです。
スイーツは香りや水分の影響を受けやすく、野菜の個性がそのまま味や食感に出てしまいます。

そのためビーツ初心者さんから、ビーツ好きの方、お菓子に使ってみたい方にも、こちらの農園のビーツはとてもおすすめです。


  

  


【材料】


15cm 丸型


☆ケーキ

生ビーツ 皮つき150g程度(水煮で120g)

卵 1個

グラニュー糖 100g

米油(or太白ごま油)50g

牛乳 40g

レモン汁 5g

薄力粉 120g

ココアパウダー 2g

ベーキングパウダー 3g

塩 ひとつまみ


☆チーズフロスティング

クリームチーズ 200g

無塩バター 30g

粉糖 95g

レモン汁 5g



【ビーツの下準備】


① ビーツはよく洗い、皮はむかず、ヘタも根も切らずに丸ごと鍋へ入れる


②ビーツがかぶるくらいの水と、分量外ほ酢小さじ1を入れる


③ 中弱火で1時間前後茹で、竹串がスッと通ったら火を止め、ゆで汁ごと冷ます

 

★大きさによってはまだ硬い場合があるので、様子を見ながらさらに茹でます。

 また冷めた後につけっぱなしにしておくと。 


④ 冷めたら皮をむき、必要量をブレンダーでピューレ状にし、裏ごしする


★ピューレにする前の状態で2〜3日ほど冷蔵保存可。



【ケーキの作り方】


①型に油脂を塗り底面サイズのオーブンシートを敷き、オーブンは170度に予熱する


②ボウルに卵・砂糖・油・牛乳・ビーツピュレ・レモン汁を順に混ぜ合わせる


③薄力粉・ココア・ベーキングパウダー・塩を①にふるい入れる


④ゴムベラで切るようにさっくりと混ぜ合わせ、粉気がなくなったら型に流す


⑤170度で40分ほど焼き、竹串を刺してなにもついてこなくなるまで焼く

 

⑥上部の膨らみを落ち着かせるため、ケーキクーラーにオーブンシートを敷き、シートの上に5分程逆さに返して冷ます


★この工程はお好みで。柔らかいので型崩れに注意。難しければそのまま冷ましてOK。


⑦しっかり冷めたら上面が平らになるように薄くスライスし、その部分は指先で細かめに崩しておく(クラム)。残りのケーキは3枚にスライスする


⑧チーズフロスティングを作る。材料は室温に戻し、まずバターをなめらかによく混ぜ合わせる。クリームチーズを加えて、更にハンドミキサーで空気を含ませるようよく混ぜ合わせる。粉糖を3回に分けて加え、その都度よく混ぜ合わせ、レモン汁を加えて混ぜ合わせる


⑨3枚のケーキの間に60gずつ伸ばして重ね、残りで上面と側面にデコレーションする


⑩仕上げに⑦で崩しておいたクラムを散らす



【保存・食べ頃】

 冷蔵庫で保存し、2〜3日中に消費。

 個人的に一番美味しく感じるのはできたてなのですが、冷蔵したものを食べる時は少し室温に戻すのもおすすめです。

 切り分ける都度、お湯で温めたナイフの水分を拭き取ってからカットするときれいに切れます。