シフォンケーキのふんわり感に卵は欠かせないのですが、バターは使わないケーキと言うことと、水分も牛乳ではなく水を使っていることで乳アレルギーにも対応しています。
(そうでなくとも、もともとシフォンに牛乳を加えるレシピは載せていないので強調するところではないかもしれませんが…)
味そのものは薄力粉で作るプレーンなものと変わりませんが、使用する米粉の粒子は細かさで舌触りは変わってくる気がします。
また時間がたってもしっとり。
ところでシフォンと言えば、一口の大きさにもよるものの、やや多めにほおばってしまうと口の中の水分が奪われてまとまって詰まりそうになってしまうことがありますが(この説明で伝わってますか?変な表現ですみません…泣)薄力粉を米粉に変えて作ったシフォンだと、薄力粉で作った時のようにはまとまることなく切れが良いんです。
更に、薄力粉で作る一般的なシフォンケーキを皿に取り出して時間がたつと、ふんわりしつつも底面のみやや目が詰まってきませんか?
その目詰まりが、米粉で作ると出にくいんです。
そのおかげで型からはずれやすいのもポイント。
ただ型からはずれやすい分張り付き方も控えめ。
下はベーキングパウダーを加えて作るレシピですが、ベーキングパウダーを加えずに作りたい場合は更に嵩が低くなるため各材料を1.3倍ほど(例えば卵は4こ分)に換算して焼くと淵まで高さが出る分量になります。(分量を増やした場合焼き時間は調整)
ちなみにベーキングパウダーの有無の違いは、使用したほうが若干ふんわり。
そしてベーキングパウダーの有無に関わらず、焼いている途中はよく膨らむのですが、焼き終わりには平らになります
それはこのレシピでは米粉の性質状のことなので、失敗ではありません。
(あくまでも“このレシピでは”です。ほかに米粉で割れ目ができて膨らんだままのシフォンレシピもたくさんあります。)
その平らさと高さが、デコレーションに使いたい場合などは便利で、ひっくり返しても安定感があり、膨らみすぎた部分がつぶれず、間にフルーツを挟んでもバランスよく見えます。

↑黄身の黄色みが強い卵を使用したため、いつもよりやや黄色。
~材料~
17cm アルミシフォン型
☆卵黄生地
卵黄 M3個分 (約50g)
グラニュー糖 50g
サラダ油 30g
熱湯 50g
米粉 65g
ベーキングパウダー 2g
☆メレンゲ
卵白 M3個分 (約110g)
グラニュー糖 25g
~下準備~
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・サラダ油と熱湯を混ぜておく
・オーブンは180度に予熱
・米粉とベーキングパウダーはあわせておく(ふるわなくてもOK)
~作り方~
①冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
→あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
→メレンゲは暑さで分離しないように夏場は特にすぐ冷蔵庫へ
②卵黄→グラニュー糖→サラダ油+熱湯→米粉・ベーキングパウダー→バニラビーンズ→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
→卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもあるものの、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎない
→次の材料を混ぜるたびに側面の生地を落として混ぜ込む
③残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
→卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる
④型には何も塗らずに生地を入れて、型を台の上でまわしてある程度表面をならし、型を2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜く
⑤180度に予熱したオーブンで25分焼成
⑥焼けたらオーブンから取り出し、すぐに逆さにして冷ます
→ケーキクーラーの上に置いたり、筒の部分を瓶に立てたり、逆さに置いたコップの上に立てるなど
⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す
→パレットを差し込んだままスライドさせるか、慣れるまでは一回一回都度都度差し込んで引き抜くやり方を繰り返すとえぐれにくい
