その柑橘類はワインに馴染ませ、最後にしみこませるシロップとしても使いますが、ワインの風味はしません。
それではなんのためにワインを使うかと言うと、先日載せたサングリアジャムの記事内で、
“苦味を抜かずに、厚切りでも、サングリア作りで取り出したレモンやオレンジなら苦くないジャムが作れる”
と言った内容で書きましたが、レモンとオレンジだけでサングリアを作り、そのレモン&オレンジを適当な大きさに切って砂糖で煮たものは、ケーキ作りにもぴったりだからです。
市販のレモンピールやオレンジピールは添加物が入っていたり、少しの量で高価だったりしますが、手作りも手間がかかるもの。
でもこのサングリアの残りで作ったレモン&オレンジピールなら低価格でたくさん作ることができて、ついでにワインも楽しめちゃいます。
甘さなどを調整し、レモンやオレンジ以外のフルーツでも代用可。
風味が馴染んだ半日~翌日が食べごろです。

↑諸事情でこの1枚。断面だけでも伝われば…
~材料~
15cm丸型 or 18cmパウンド型
☆レモンピール・オレンジピール
レモン 1/2個
オレンジ 1/2個
白ワイン レモンとオレンジが浸かるくらい
グラニュー糖 白ワインの10%+漬け込んだあとのレモンとオレンジの重さの30%
☆ケーキ
無塩バター 80g
グラニュー糖 100g
卵 100~110g (M2個)
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 1.5g (小さじ1/2)
牛乳 30cc(大さじ2)
~レモンピール・オレンジピールの作り方~
①レモンとオレンジは、無農薬でない場合は塩などで表面をよく洗い、5mm幅にスライスし、輪切りのまままたは2~4分の1に等分して容器に入れ、レモンとオレンジが浸かるくらいのワインを注ぎ、注いだワインの10分の1の重さのグラニュー糖を加え、冷蔵庫で1日ワインと馴染ませる
②ワインからレモンとオレンジを取り出して重さを計り、大きすぎるものは適当にカットしてからレモンとオレンジの30%の重さのグラニュー糖(砂糖)と合わせて、皮が柔らかく水分が少なくなるまで20分ほど弱火~中弱火で煮詰める
→フルーツに浸透していたワインの水分が出てきて、普通にジャムを作る時よりもやや煮詰め時間は長めになる
③最後に打つシロップとして、残りのワイン80~100ccをとりわけておき、残りはオレンジジュースやパイナップルジュースなどで割って楽しむ
~ケーキの作り方~
①バター・グラニュー糖・卵・粉類の順で、基本のパウンドケーキレシピを参照してケーキ生地を作り、粉気がなくなったあたりで牛乳を加え、艶が出るまで底から混ぜたら、煮ておいたレモンとオレンジ約100gを全体に行き渡るように混ぜ込む
②型に生地を流し、台に軽く打ち付けて表面をならしたら、へらですり鉢状に中央をくぼませゴムベラで端まで生地を行き渡らせ、170~180度に予熱したオーブンで35~40分程度焼成、中央に竹串で刺しても生地がついて来なくなれば焼き上がり
→火が通らないうちに焦げそうになったら表面にホイルをかぶせる
③粗熱が取れたら型からケーキを取り出して、ケーキが熱いうちに取り分けておいたワインを80~100cc程度刷毛でまんべんなく上面全体に染みこませて、冷ます