SOMPO美術館に行ってきた。

 

 

どどどん!

おお、西新宿という雰囲気である。

 

現在、新宿駅西口エリアでは大規模な工事が行われており、駅からなるべく地下のルートで行こうと欲をかくと迷うのである…。たどり着けて良かった。

 

「開館50周年記念 山口華楊展」である。

 

 

山口華楊は、動物を描いた作品で頭角を現し、京都画壇を代表する画家の一人で、2017年に群馬県立館林美術館の「京都のみやびとモダン ー京都国立近代美術館所蔵 日本画・工芸名品展ー」でも作品を鑑賞している。

 

「素秋」 1932(昭和7)年 紙本彩色 佐久市立近代美術館

 竹で組まれた支柱に這っている瓢箪の葉、白い花、実が描かれている。どこかの庭だろうか。

その支柱にカラス?黒い大きな鳥が2羽とまっている。

 瓢箪の葉が場所によって色づき具合が違ったり、瓢箪の色も違う。全体的に淡い色調で、カラス?の黒さがアクセントになっている。

 

「日向」 1949(昭和24)年 紙本彩色 京都国立近代美術館
 この作品は恐らく京都国立近代美術館で鑑賞したことがあると思う。

 本展覧会は、パネルに書かれている「作品解説」が印刷されて配布されており、大変ありがたい。

 それによると「第5回日展出品作。タイル張りのモダンな空間に4匹の犬がくつろぐ、華楊としては珍しい主題である」とのこと。

 親犬らしき大型の犬1匹、子犬3匹が描かれており、大変可愛い。

 

「萌春」 1947(昭和22)年 紙本彩色 

 全体的に淡い色調で野の様子が描かれている。背景はベージュでこれは土のイメージ?雑草と言われるような草、土筆、ワラビ、フキノトウ、羊歯など。ワラビらしき植物の先が紅色で彩色されているものがあり、それがアクセントとなり美しい。

 

「青柿」 1978(昭和53)年 紙本彩色 北澤美術館 

 「作品解説」によると、自宅の庭を描いた作品だそう。画面いっぱいに柿の木の青々とした葉が描かれ、よく見ると実が生っているがまだ緑色である。その葉の影に黒い猫がいる。地面に1つ転がっているのもまだ緑色の熟していない柿の実。

 

 黒猫の絵と言えば、山種美術館の速水御舟「翠苔緑芝」に描かれた黒猫、菱田春草の重要文化財「黒き猫」(永青文庫)、東京国立近代美術館「下村観山展」で鑑賞した「唐茄子畑」 のカボチャ畑にうずくまる黒猫…、黒猫って何だか神秘的というか、何やらありそうな感じがとても魅力的である。

 

「南海魚」 1967(昭和42)年 紙本彩色 髙島屋史料館

 「作品解説」によると、高島屋からの委嘱で制作された扇子の原画だそうだ。

 エンゼルフィッシュのような熱帯魚が2匹。ああ、こういうのを部屋に飾れたら好いなあ…と妄想。

 

「新秋」 制作年不詳 絹本彩色 福田美術館

 大きな葉をつけ、いくつもの小さな実をつけた野葡萄に、頭が黒くて顔が白く背が灰色の鳥がとまっている。

 

「小下絵貼り交ぜ屏風」 1947-81(昭和22-56)年 紙、鉛筆、色鉛筆、パステル、顔料ほか 京都国立近代美術館
 様々な作品の下絵を貼り、屏風にしたもの。同じモチーフを集めて貼ってあるため、おお、この作品はこんな感じで構想されていったのかと大変惹きつけられる屏風であった。本展覧会で展示されている作品の下絵も多かった。

 

「月夜野」 1971(昭和46)年 紙本彩色 京都国立近代美術館
 「作品解説」に「華楊は、動物のポーズ研究のため、粘土模型を製作した」とあり、資料として「月夜野 (マケット)」(制作年不詳 ブロンズ)が展示されていた。

 「マケット」とは、作品制作のための模型を指すようである。資料として展示されているマケットはブロンズ、これって華楊が作った粘土模型をもとにしてブロンズで作ったのだろうか…。

 作品は、薄明りの森の中に、狐が3匹描かれている。何か物語があるような情景である。

 

「秋晴」 1976(昭和51)年 紙本彩色 北澤美術館

 水色の瞳の黒猫が描かれている。柿の木に色づいた葉、熟した実が描かれ、地面には落ち葉が淡い色で描かれている。

 

「幻化」 1979(昭和54)年 紙本彩色 SOMPO美術館

 

 

「作品解説」によると、作品名の「幻化」は仏教用語で「すべてのものに実体はない」という意味だそう。ふむふむ…幻想的な美しい作品。

 

 

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南仏郷土料理「Nissa la Bella」にてお食事。

 

アミューズ

 

前菜「大船渡産ムール貝のパスティス風味」

 

6月もこのムール貝目当てに「Nissa la Bella」を訪れたが、今回のほうが大きいような気がする!!

柔らかくてとても美味しかった。

 

メイン「ユゼスの豚」

 

メニューに「ユゼスの豚」って何なんだろうと思っていたら、

ユゼスとは街の名前で、その街で食べた料理をヒントにオリジナルで作った料理だそうである。

豚ヒレ肉の上にきのこ風味のペースト、さらにフォアグラがのっている豊かなお料理なのである。

 

デザート「ピーチメルバ」

 

とても美味しかった!アーモンド片の食感が良い感じであった。

 

最後にコーヒー。

いつも写真を撮り忘れる。