恵方参りの結末【中編】 | 【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

ねこ店主のおばかさんでちょっと不思議なひとりごと。

朱色の外鳥居をくぐると、目の前に大きな

輪橋が見えた。

 

 

橋の上から右側を見ると、鏡池の中央

に小さな祠が…どうやって賽銭をしに

いくのだろうか?と思いつつ…

 

 
輪橋の頂上辺りでフラッシュバックが…
 

以前、神社へ参拝した時に、この輪橋の上

で起こった「ある事件」。

 
話の顛末は…こうである。
 
 

以前、数人でこの神社に訪れた時の話。

 

この橋の上で見ず知らずのアベック(死語)

カップルが…セルフィーで撮影していた。

 

どうやら、上手く撮影出来ないご様子。

「自称おせっかいじじぃ」のねこ店主は

このアベック(死語)…カップルに対し

「撮ってあげましょうか~?」と声を掛け

ると嬉しそうなお二人。

 

彼氏のスマホを渡されたので

思いっきり池に投げてみた。

 

という…いつもの「悪魔的妄想」をしつつ

人知れず、心の中でほくそ笑みながらこの

アベック(死語)…カップルに満面の笑顔

で「は~い!撮りますよ」と言いながら…

 

連続撮影地獄(本当)

 

だんだん乗ってきて「いぃ~いいよ♡」

とか何とか言いながら、もう自称写真家。

はぁはぁ(←変態ではない)言いつつ

盛り上がる三人(アベックとねこ店主)

 

 

と…その時である。

 

 

下からなめる様に写真を撮ろうと

ねこ店主がしゃがんだ瞬間。

 

 

「ビリビリびりぃ~」

 

 

と、ねこ店主のデニムパンツが

裂けたのである。

 

 

 

「あぁ…やってもうた。」

 

とブツブツ言いながらスマホを彼氏に返却。

(※池に投げる妄想をする余裕さえ喪失)

 

このアベック(死語)…カップルの御礼と

蔑みの言葉も耳に入らず、裂けた部分を

ケツに挟み込む様な「けったいな体勢」

で橋を降りるねこ店主。

 

そんな姿を目の当たりにした連れの人達は

涙を流しながら…

 

「兄さん~あほや~(笑)」

「ほんまにあほや~(笑)」

「マジで~あほや~(笑)」

 

と口々に好きな事を言いながら、僕を

指さした。

 

結局、神社のお参りどころか…家に

帰るまでデニムのパンツが裂けた状態

であったのは言うまでもなく… 


屈辱と笑いの中、境内の参拝客から

社務所の神職の人々まで、ねこ店主の

裂けたデニムパンツ見る全ての人類が

ほくそ笑んでいるという「自虐的妄想」

に苛まれたトラウマ的な事件があった

のだった。

 

※家に帰ってすぐに縫いましたとさ。

 

 

 

そんなあほな事件を思い出しつつ…

橋を降り

 

 
禊橋と中鳥居を渡り…
 
 
 
本殿を正面にして、まずは授与所に…
 
 
 
すると、手前の棚から何やら声が
 
何かしゃべってる?誰?と耳を澄ませて
ると「わしや…わしやがな…」
と白い犬の声がした。
 
 
 
「確か、自分…あの時の
  ケツ裂けたおっさんやな」
 
 

「裂けたケツは
            治ったんか?」
「まだ裂けとんか?」
 
 
 
とりあえず、白い犬の口を押えて
池に投げたとか…投げなかったとか…
 
 
(※誰だって忘れたい過去はあるっ
         ちゅー話やね。)
 
 
 
とりあえず、心を鎮めて本殿に向かう
ねこ店主でしたが、このあと起こる
「アクシデント」を知る由もなかった
のでございます。
 
 
 
 
 
つづく