人間ドックでの精密検査の結果…
胆嚢の癌の疑いがあり、病理検査
の結果次第では、開腹手術での癌
の摘出が必要とされた。
そして
彼女から旦那様の病理検査の結果
を知らせるメールが…
***************************
(2018年4月26日)
宮原先生、こんばんは。
今日ダンナの胆嚢腹腔鏡手術が無事
に終わりました。
看護師さん達から「速くて上手な先生」
と聞かされていた通り、麻酔が効くまで
の時間を合わせても1時間くらいの手術
でした。
病理検査の結果待ちなのですが、先生
の経験上、まず癌ではないでしょう、との
ことで、ひとまずホッとしました。
人間ドックを受けて、説明をしてくれた
先生がたまたま消化器が専門で、物事
が急ではありますが、スムーズに進み
ダンナの引きの強さに改めてびっくり
しています。
これはやはり、やる事があって生かされ
ているのですね。癌かもしれないと動揺
してた時に、宮原先生の言葉に勇気付け
られました。
本当にありがとうございます。
今回ダンナが死んでしまうかもと思って
色々考えました。これからももっと話し
合い、仲良く過ごしていけたらなと思い
ます。ありがとうございました。
***************************
とりあえず
胆嚢の癌の可能性は無くなり、安堵
したのも束の間…その数ヶ月後に
彼女からこんなメールがやってきた。
***************************
(2018年9月18日)
4月の人間ドックでは前立腺の腫瘍
マーカーの値が基準値を少し超えて
その後泌尿器科で2回検査しましたが
徐々に数値が上がってるので、来週
MRI検査になったんです。
MRIで癌が疑われたら、次は針生検。
腫瘍マーカー値が高いから癌という
訳ではないですし、癌でもまだ手遅れ
ではないはずですが、正直とても不安
です。
2018年は健康が問題だと宮原先生が
教えてくれましたが、本当にその通り
です。癌でなければ良いのですが。。。
(2018年10月10日)
先週、主人と一緒に木金土と別府に
鍼治療に行ってきました。
前回一緒に行った時に、主人は前立腺
の鍼を打ってもらって、効果抜群だった
ので、今回は休みを取って行きました。
院長先生(83歳の神の手を持つ人)は
年齢の割には主人の腫瘍マーカー値の
上昇が早い(4月に5前後、9月には8まで
上昇)ので、ガンかもと心配していました。
そして、丁寧に鍼を打ってくれました。
しばらく頑張って通うつもりです。
***************************
実は…大丈夫なのだが
今年、来年は気を引き締めなさい
ということなのである。
だから、心配せずとも良い。
ただ、今回の事で彼等はそれぞれ
の立場で、様々な事を考えたはず
なのである。
ちなみに
彼が自らの死を恐れないのは
その魂の中に生きる「武士道」
がそうさせているのだと僕は
理解している。
それを理解出来るのは…
恐らく僕の魂の中にも同様に
確かに息づいているからだ。
彼が自身の残りの命考えた時
真っ先に思ったのは…
「遺された者」の事だろう。
妻のこと、年老いた親のこと。
そして、もう一つ
…弓道のこと。
案外、仕事の事に関しては
自分の代わりはいくらでも
いるくらいに、結構ドライ
に考えていたに違いない。
漠然とあった「弓道」という
ものに携わる生き方。
今回の病のことで、今まで
あまり意識をしなかった自ら
の寿命と成すべき事をきっと
深く考えたことだろう。
そう。「弓道」は彼にとって…
なくてはならないものなのだ
と思う。
この数年に亘る海外赴任生活
を通じて、彼が学んだのは…
「奥様との絆の深さ、大切さ」
そして、「自らの人生を生きる」
ということだったのだろう。
このコスモスの画像は…
彼女が海外出張中の旦那様を思い
外出した際に自身が撮影したのを
メッセージと共に送ってくれたもの。
日本での、その花言葉は…
「乙女の真心」「調和」「謙虚」
ちなみに、西洋での花言葉には、同じ
「harmony(調和)」「modesty(謙虚)」
があって、もうひとつ興味深い意味があった。
「the joys that love and life can bring」
(愛や人生がもたらす喜び)
それは決して…「独りでは得られない」
喜びなのである。
それぞれにある役割りを、愛を持って
果たす事で、いつか互いの「心の支え」
となりえること。
それはまるで…
姿、形は違えども
その対を成すふたつの存在が
それぞれ長い間遣い込まれ…
丹念に手入れをされて初めて
「的を射る」というひとつの役割を
を果たす事ができる。
それは、どんなに素晴らしく
調整されていたとしても
いずれか「片方」だけでは
決してその目的を達成する
ことは叶わない…
『弓と矢』の様に。
彼等がこれから共に
深い絆を胸に生き…
数十年先、どちらかが
人生を終える時
その「弓と矢」は役目を終え
永遠にその「弓」で「矢」を
「ひくこと」は無いのだろう。
ただ…
弓はひかずとも…互いに
「ひかれあう気持ち」もまた
永遠なのかも知れない。
お二人がいつまでもいつまでも
幸せである事を切に願って…
おわり
追伸:
ちなみにこのあと…彼女は
うちのスピリチュアル講座を
受ける事になりましたとさ。

