異変を感じた彼女の執拗な奨めの
甲斐があり、旦那様が受けてくれた
人間ドックの精密検査。
結果を聞いた彼女が…震える指で
僕に書いてくれたメッセージとは…。
その時の実際の原文です。
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(2018年4月20日)
宮原先生、おはようございます。
昨日、やっとダンナが人間ドック
を受けてくれました。
それで、心臓の検査は後日する事
になったのですが、別件で胆嚢に
ポリープがあるので急いで取る事
になりました。
病理検査をしないとわかりませんが
大きさからいってガンかもしれなくて
その場合は手遅れだそうです。
宮原先生から、あれだけ健康問題に
ついて注意をされてたのに、行動が
遅かった事を悔やんでますが、嘆い
ても始まらないので今は検査に向け
出来る事をやります。
ただのポリープの場合…
切って良かったねに落ち着きますしね。
こんなに凹んだ内容ですみません。
マレーシア滞在中もポリープの存在は
わかっていましたが、特に何も言われ
なかったので、こんな事になるとは思い
ませんでした。
明日、造影剤検査を行います。
そこで状態がもうちょっと詳しく分かる
と思います。今は、ガンの場合に備えて
セカンドオピニオンの専門医を、調べて
いるところです。
病院調べるのって難しいですね。
ガン手術をした事のある友達にも問い
合わせ中です。
ご心配をおかけしてすみません。
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いつも冷静な彼女が…
明らかに動揺している。
それはごく当たり前の事。
最愛の御主人の…まさに
運命の別れ道なのだから。
ただ…
彼女からのメッセージに
目を落しながら、すぐに
何とも言えない不思議な
感情が、僕の心の深い所
から沸き上がった。
それは…
「間に合った…」という
安堵にも似た感情だった。
急いで彼女に感じたこの
「間に合った」という感覚の
事と「もう大丈夫だから」と
言う意味の返事を書き、その
心の動揺に寄り添った。
彼女は気丈に振る舞うタイプ
だからこそ、結果を受けてさぞ
心細かったことだろう。
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(2018年4月20日)
お忙しいのにすみません。
いえいえ、宮原先生に結構何度も
言われたなぁって…その時印象に
残って、私も予約を取れ取れと
シツコク言い続けたんです。
宮原先生があそこまで言ってくれて
なかったらダンナはまだ人間ドックに
行ってなかったと思います。
ありがとうございました。
先ほど、今日担当の医師に見せてね
と渡した2014年から2017年の健康診断
結果を半分しか見せていない事が判明
(14、15年はポリープが1cm弱なのに
16、17年は0.5cmに小さくなり、今回
また1cmになるという不思議な結果。
検査技師の方の見方にもよるところ)
珍しく怒ったところです。
身体の事なので、そこはちゃんと気に
して欲しいですよね。そこは譲らずに
頑張ります。 お忙しい中何度も
ありがとうございました。
ご心配をおかけしてすみません。
(2018年4月21日)
とりあえず来週〇〇病院で腹腔鏡手術
をする予定となりました。
最終的には、胆嚢を取って病理検査を
しないとわからないけれど、癌の場合
は開腹手術になるらしいのです。
今回、帰国後血液サラサラになる薬
を勝手に止めて心配してたのですが
そのおかげですぐに手術できるという
ミラクル。。。病理検査待ちとはいえ
ダンナは何か「為すべき事」があって
生かされているのだなぁと感じました。
いつもありがとうございます。
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実際…
予断を許さない状況はまだまだ続く
のだが、病理検査の結果は?
畳み掛ける様に押し寄せる不安の
波に、彼等のこの数年間の「学び」
が「今」試される。
彼等の行く手に待ち受けるのは
「更なる試練」なのか?
次回「衝撃の結末」を迎える最終回。
ご期待下さい。
つづく
