弓と矢【第6話】 | 【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

ねこ店主のおばかさんでちょっと不思議なひとりごと。

 

旦那様のセッションを終えると同時に

時間ぴったしに、彼女が事務所へ

帰ってきた。

 

 

今度は彼女のセッションで、旦那様が

外で時間を潰す番なのである。

 

玄関まで見送り、扉を閉めた後…

 

 

 

 

僕は彼女にこう話し始めた。

 

 

 

 

 

 

「凄いな。お二人は…」

 

 

 

 

 

この凄いには…「様々な意味」が

込められている。

 

 

 

 

ひとつは…「凄い出逢い」

出逢うべくして出逢った二人。

 

彼等は数少ない「運命の人」みたいな

感じだった。

 

 

 

 

 

 

一般的に・・・よく「ツインソウル」とか

「ソウルメイト」とか、なんだかんだと

「自分」で言う人はいるけれど…

 

正直…どんだけぇ~と人差し指を

立てて笑ってしまう(笑)

 

 

 

 

そんなに都合よく、今世で出逢うもの

ではないと、僕は思っているから。

 

 

 

 

彼等をスピリチュアル用語で何と呼ぶ

のかは知らないが

(当時、あまり勉強してなかったので)

言葉で表現するとすれば…

「深い魂の繋がりを持つ者達」となる。

 

 

 

 

後で彼女から聞いたのだが

二人はお見合いで、交際期間がなく

期間半年で、初対面から三回目に

会った時に、結婚を決めたという

 

「超博打夫婦」らしい。

 

 

ちなみに、うちの場合は

パーティーで僕がサンタをしていた

時に知り合い、同じく交際期間なく

期間1ヶ月、2回目のデートで

プロポーズしたという・・・

「スーパーウルトラ博打夫婦」である。

※ちなみにプロポーズした日が嫁さんの父の本命日。

 

それはおいといて…。

 

 

 

 

 

そして、もうひとつ。

凄いと言うか・・・「壮絶なもの」を

感じ取ってしまった。

 

 

だから、事務所の玄関で見えた

彼女の服装に重なった「前世」について

その時…話さなかったのだが。

 

 

 

 

その理由は、ご想像にお任せするが

 

 

 

彼女に重なって見えた服装は…

 

 

 

 

 

そう…姫様。

 

もう少し、質素な感じだったのだが

髪が長く見えた。

 

ただ、あまり幸せとは言えなかった

様に感じたのだった。

 

 

 

 

何の根拠もないのだが…彼女は

平家の姫様の様に理解していた。

 

そう、旦那様は…平家の武士。

 

 

 

 

 

彼女(当時の姫君)を警護する

役目を担う程の腕の立つ武将

だったのだろう・・・弓の名手の。

 

 

しかし、守り切れなかったの

かも知れない。

(※勝手にそう感じている。)

 

 

まぁ…信じるも、信じないのも

全ては夢物語なのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前世で「思いを遺す」事が

今世何らかの形で現れたり

引寄せたりするのだが

 

あくまでも大切なのは…

「今世」をどう生きて学ぶのか?

ということ。

 

 

 

 

前世の事に関しては、その人にとって

必要ならば話すが、必要でなければ

言うべきではないと考えている。

 

 

 

 

彼等の間には、戦いの中を生きた

身分の違う「切ない想い」があった

のかも知れない。

 

お二人の父方の実家が

源平合戦の最期、「壇ノ浦の戦い」

の舞台となった山口県だということも

後から知る事となったのだが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼等が今世出逢って

共に生きようとする事で、そこには

沢山の学びが存在する。

 

 

さて、ご夫婦のお話をする前に

まず、彼女を霊視し、守護霊さん

からのイメージを見てみると…

 

 

 

 

「本当の自分と向き合う」

というものだった。

 

 

 

 

彼女が日本で生活をしていた時は

どちらかと言えば、必要以上に気を遣い

本当の自分は、その作った笑顔の下に

隠していた。

 

 

 

それは、この日本という…ある意味

閉鎖的な国で、長い物に巻かれること

でマジョリティー(多数派)に含まれる

という「安心感」の様なものを得るという

ことだと理解していたが

 

しかし

 

彼女はどちらかと言えば…

マイノリティー(少数派)で、自らの強い

意思・意見を持っている。

 

 

そんな自分に疲れていたのも事実。

 

 

 

 

そんな時、旦那様の仕事の都合で

海外での生活が始まったわけだ。

 

 

 

 

そこは温暖なアジアの国。

言葉や文化、生活習慣は当然違い

しかも、様々な異国の人間がその

土地でコミニティーを形成している。

 

まぁ、日本以上にきっちりしている

国民性はなかなかない。

悪く言えば「ルーズ」、良く言えば

「おおらか」なのである。

 

 

 

言葉も文化も習慣もわからないという

そんな中で、彼女なりに人間関係を

作り、関わって行く為に必要なこと。

 

 

郷に入れば、郷ひろみに従え

なのである。(※ジャパーン!!)

 

 

そこにいる人達が、多少の事は気に

せずに、楽しくやろうというものならば

それに合わせればいい。

 

 

 

 

つまり、「作った自分」ではなく

「自然な自分」で人と付き合えば良い

という学びがそこにあったのだ。

 

 

だからこそ・・・

「本当の自分と向き合う」

というものだったのだろう。

 

 

つまり、日本ではなかなか学べない状況

を旦那様が与えてくれたのだ。

 

 

 

 

とはいえ…

 

 

 

「学ぶ」ということは、彼にとっても

彼女にとっても、生易しいものではない。

 

 

それぞれの立場で辛く、厳しいモノが

ある中で、頼れるのはパートナーである

お互いなのだが、だからこそ彼等には

決定的に足りないモノがあった。

 

 

 

 

その足りないモノとは?

 

 

 

 

 

 

つづく