弓と矢【第4話】 | 【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

ねこ店主のおばかさんでちょっと不思議なひとりごと。

 

マレーシアに渡航してから

はや二年。

 

年末年始を日本で過ごす為に
一時帰国する彼等から、12月24日
X'masイブに『ご夫婦セッション』
のご予約を頂いた。
 
 
『ご夫婦セッション』とは…
 
それぞれ互いのセッションの時間中は
相方さんには、梅田のど真ん中にある
うちの事務所の近くで、時間を潰して
頂く形で、まずご主人と奥様と別々に
スピリチュアル・カウンセリングをし
それぞれマンツーマンで守護霊さんの
言葉を伝えた上で、最後にお二人を前
にし、三人で「まとめカウンセリング」
をするというもの。
 
想像以上に「力」を消耗するので
メニューには載せず、必要なご夫婦や
カップルだけ対応しているセッション。
 
たまに、同時に二人でセッションする
のだから「料金は1人分でいいですか?」
などと考える方もおられるようなのだが
はっきり言って失礼な話で、情報処理が
通常の二倍になるので、実際には二倍
以上疲れる。この場合は丁重にお断りを
するのだが(笑) 
 
 
 
彼女はそのあたりもちゃんとわきまえて
いて、「二人分のセッション料金以上に
必要ならば、無理せず上乗せして提示を
して下さい。」と言ってくれたから…逆に
少しサービスしてあげたくなるのが心情。
 
彼女が整体の弟子である事、旦那様自身
が兄さんに一度ご挨拶がしたいと、この
セッションを希望してくれた事を考慮して
少し安価に価格提示をして快諾。
 
その日を迎える事となる。
 
 
 
 
 
X'masイブの日を向かえ、彼等は少しだけ
緊張した面持ちでうちの事務所にやってきた。
 
セッションの予約の時に、先入観を持ちたく
なかったので、あえて旦那様に関する情報は
ほとんど彼女からもらわなかったのだが…
彼等が二人でセッションを受けるという事の
「理由」が必ずあると思っていた。
 
 
彼等の守護霊さん達が意図する理由が…。
 
 
 
🎵ピンポーン🎵
 
事務所のエントランスのインターフォン
から、彼女の懐かしい声が聞こえた。
 
「どうぞ上にあがって下さいね」と声を
かけ、しばらくすると玄関のチャイムが
なったのだった。
 
 
「ガチャ」
 
 
事務所の玄関を開けると…
彼女の懐かしい笑顔と、ひとことで言えば
「恐縮をする武士」(かたじけない的な)
の様な男性が、その後ろに立っていた。
 
 
 
実は…
最初の霊視は既にここから
始まっているのだ。
 
 
 
そのご本人の服装に、メインの守護霊
さんの服装が重なって見える。(時もある)
(※個人差はあるが、守護霊さんは何人もいる)
 
なかには、ぼんやりとしか見せなかったり
あえて見せない様に邪魔したりする場合も
ありますが…(※宇宙系の人に多い)
 
 
 
 
彼女はお姫様がその身分を隠すために
質素な着物を着ているが、その育ちと品の
良さは隠しきれないという感じ。
 
 
そして…
 
 
最初、彼が薙刀(?)みたいな、長い何かを
持っている様に見えて、しかも、その背中に
細いものが突き刺さっている様に感じた。
 
そして、特徴的だったのは頭に被って
いる黒い鳥の頭の様なもの。
 
 
 
ひとことで言えば…
「彼が彼女を警護している」
という感じだった。
 
 
 
 
 
 
恐縮するお二人を和ませようと
簡単に自己紹介をしたのだが…何故か?
「自分はあなたがたの敵では無い」という
事を示した様な感じだった。
 
 
恐らく、瞬間的に彼を「戦いの中で生きた人」
ということを自分の魂が悟ったのだろう。
決して大柄ではない彼に「強い何か」を感じた
のだが…しかし彼は、とても穏やかで、優しい
目をした男性だった。
 
 
 
 
男には大きく分けて三種類ある。
 
 
 
ひとつ目は…本当に強い男。
決して偉そうにせず、弱いものを助け
いざという時に人の盾になる「信念」を
持っている者。
 
二つ目は…強く見せようとする弱い男。
自分の弱さを隠す為に、自分よりさらに
弱いものを叩き、偉そうにしつつも、自分
より強い者には媚び諂う者。
 
三つ目は…いずれでもなく、自らの弱さを
自覚しつつ、他人にも自分にも優しい者。
結局は「自分が傷つく事」を恐れながら
誰かを傷つけて生きて行く者。
 
 
 
彼は、間違いなく…
「ひとつ目」の男だった。
 
 
 
というわけで…旦那さんが先に
スピリチュアル・カウンセリングをする事となり
彼女は1時間半ほど、梅田周辺で時間を潰して
頂く事にした。
 
 
彼女が事務所を出て、そこには…彼と二人の
「男くさい空間」が広がったのだった。
 
 
 
 
まず、彼に言ったのは…
「言うべき事でない話は決して彼女には言う事
はないので安心して下さい。」という内容のこと。
 
旦那さんなら奥さんに隠し事のひとつやふたつ
といったところだが、彼は若干…きょとーんと
しつつ「あっ…全然大丈夫ですよ(笑)」と軽く
真面目に隠し事など何もありませんよという
感じだった。
 
 
 
 
という訳で、カウンセリングの本題に入る前
玄関先で「見えたもの」について、お話し
する事にした。
 
 
そう
手に持っていた長いもの。突き刺さった棒。
そして…頭に被っていた黒い物の話。
 
 
その時
若干、彼の「目の光」が強くなった気がした。
そして、彼の口から驚くべき言葉が…
 
 
 
 
 
つづく