『命の器』(高野山にて)【第9話】 | 【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

【大阪・梅田】ねこ店主のひとりごと

ねこ店主のおばかさんでちょっと不思議なひとりごと。

 


バスに揺られていたのは
ほんの数分だろうか。

目的のバス停に到着、下車したのが
ちょうどお昼頃だったので、以前から
何故かご縁を感じていたこちら・・・
「光海珈琲」さんへ。

ある日、僕のアメブロにペタをつけて
下さったのがこちらのオーナーさん。

実際、面識はなく、お逢いした事もない
のだが、色々なキーワードが合致して
いたので、勝手にご縁を感じ、高野山へ
行った時には立ち寄ろうと思っていた。





「いらっしゃいませ!!」とスタッフの方が
何とも安心出来る笑顔で迎えてくれた。

通りすがりの普通のお客さんとして来店
チキン&チーズのクロワッサンサンドと
珈琲を注文。

山小屋の様な店内にはこまごまと
可愛いグッズが並び、窓から差し込む
陽の光がなんとも柔らかい雰囲気を
醸し出していた。





珈琲はいい香りの少し濃い目ないい感じ。
サンドはいい食材を使っておられて、大変
美味しゅうございました。

ごちそうさまでした。合掌。





お店を出て、「七福神巡り」の為にまず
ひとつ目のお寺に向かった。





何故、寺の名前をモザイクにしなければ
ならなかったのかは、ご想像にお任せする
として…。

恐らく、中堅の坊さんだろうか?
色紙への御朱印を、若い坊さんに指示して
いたので間違いないと思う。

正直びっくりした。
実際、誰が聞いても「はぁ?」と言う様な
対応をされた事は間違いない。
あえて言わないが…。


しかし、御朱印を済ませた色紙を持って
来られた若いお坊さんの丁寧な対応には
逆にびっくりした。

おかげで少し正気を取り戻しつつ
若いお坊さんに頭を下げ、教えて頂いた
次の御朱印を頂く為に、隣の寺の門を
くぐったのだが…。





またしても…寺の名前をモザイクにしなけれ
ばならなかった。


門をくぐった中ほどの場所で、年の頃なら
60代中頃の三人のお坊さん達が立ち話を
していたのだが、御朱印の色紙の袋を持ち
境内をウロウロしていた僕を完全に無視。

少し質問をし、この寺の責任者という事が
判明し、その後どうなったかは、ご想像に
お任せするとして…。


しばらく待たされて、色紙への御朱印をした
若い坊さんの愛想の良さにこれまたびっくり
したのだが、指示通り、すぐ近くの三つ目の
寺に向かった。





また、またしても…寺の名前をモザイクに
しなければならなかった。

確かに儲からん仕事かも知れないが
そんなに面倒臭そうに対応しなくてもと
思いつつ、御堂の奥に通された。



中堅のお坊さんが来られて、そこで初めて
祀られている七福神の中のおひとりである
「寿老人」の説明を受けた。

七福神のひとりで、頭の長い、短身の老人。
つえ、うちわを持ち、鹿(しか)を連れていて
「長寿延命」、「富貴長寿」の神として信仰
されている…と。





んっ?!「長寿・延命」?

ここにも弘法大師様の意思が現れている
のかとびっくりしつつ、御朱印を済ませた
色紙を持ってきて下さった若いお坊さんの
これまた丁寧な対応に驚いた。

最後に向かうお寺の説明を受け、こちらも
丁寧に頭を下げて表に出た。


何故?上の坊さんは横柄で、下の坊さん
は丁寧なのか?
唯一説明を受けた七福神のおひとりが
延命の「寿老人」だったのか?


そこにも「何か」の意思と意味があったのだ
と考えながら、少し離れている最後のお寺に
バスで向かう為、バス停の時刻表に目をやる
と…約20分後にならないと、バスがやって
来ない事が判った。



歩いても30分かからない程の距離なので
まぁいいかと歩いて行く事にした。




道の左側を歩きながら…後ろから走り去る
車のナンバーを眺めていると、僕の車と同じ
ナンバーの2台の車と遭遇。

いつも心の中で「ラッキー」と呟くのだが
丁度その時、道を挟んで右側から突き刺さる
様な視線を感じて立ち止まった。


その視線の先には…。


もし、バスに乗っていたら決してお会いする
事がなかったであろう「ある方」が僕に…
微笑みかけていた。

その方にお会いした「意味」を知り、鳥肌が
立つ事となる。果たしてその意味とは?


次回、明らかに…。




つづく