鳴子温泉 扇屋 <内風呂編> | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2024年10月に湯修行のため一人で巡った鳴子温泉郷シリーズ、その6。

最初にまいどのここまで行程のリンク集をどうぞ。

 

 

伊藤商店 古川店

鳴子温泉 旅館 岡崎荘

新鳴子温泉 まつばら山荘

川渡温泉 湯宿 ぬまくら

東鳴子温泉 ホテルニューあらお

 

 

東鳴子の「ホテルニューあらお」から再び鳴子温泉へ。

次の目的地は最初に訪れた「旅館 岡崎荘」近くの宿。

 

 

イラスト↑赤枠の「扇屋」。

 

 

サイトでは「やはたの湯 扇屋」とも表記されている。

立寄り入浴だけれども浴場が複数あり写真が多くなったため2回に分けてお送りします。

まずは<内風呂編>。

 

 

鳴子温泉 やはたの湯 扇屋 <内風呂編>

 

 

 

12時半頃に到着。

 

まいどの立て札。

 

 

ここでは塩化物泉となっているけれども、含硫黄なんですよにやり

 

 

詳しくは後ほど。

 

 

こちらの立寄り入浴時間12時~14時半と短め。

メンテナンスなどで立寄り不可の時もあるそうなので、できれば事前に確認を。

そして木曜日が休館日

 

 

立寄り入浴料内風呂だけだと800円

貸切露天風呂と合わせると1000円

貪欲に1000円コースにしましたよイヒ

宿泊した場合は朝食のみコースになるとのこと。

詳しくはオフィシャルサイトをご覧あれ。

 

 

館内にはお客の姿は見えず、どうやらここも貸切状況で楽しめそうニコ

ちなみに部屋数は15室とのこと。

 

ではまず内風呂から。

 

 

内湯は外観写真の左側にある丸い建物の部分。

 

 

男女別に浴槽は1つずつ。

 

 

やはり先客はおらず、実際終始貸切状況でしたイヒ

 

 

浴場入口から広い窓で明るいんですよ。

 

 

そして浴室も大きな窓からの眺望がいい感じ。

 

 

窓には目隠しもあるけれども、ご覧↓の景観。

 

 

JR陸羽東線の線路がすぐ間近ににやり

 

浴槽なめの構図はこちら↓。

 

 

お好きな方にはなかなかの絶景でしょう。

 

洗い場はシャワー付きカランからは源泉は出ず。

 

 

ではその源泉のお話。

 

 

ほぼ無色透明な湯は源泉名が「扇屋2号泉」。その名からして自家源泉。

源泉温度99.8度pH8.9の、含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉

ここにきて高めのアルカリ性になったりするのも鳴子の不思議。

溶存物質総量(ガス成分を除く)3.2618g/kg

この湯を夏季以外は完全かけ流しにて使用している。

すなわち訪れた10月は完全かけ流し

とはいえ、浴室に入ったときは湯口から湯が出ておらず溜め湯状態。

ほどなく湯口から源泉が出てきたのでした。

タイマー式か、センサー式か、入浴客の来訪で手動投入かは不明。

 

浴槽温度を測ってみると。。。

 

 

41.8度と適温。

この湯守仕事があるので最初の溜め湯は文句は言えない。

というのも源泉温度が99.8度とすごい高温で、実は蒸気泉。

熱交換で80度ぐらいに下げて投入しているとのこと。

 

浴槽の縁にはイボイボ析出物や茶クリーム系の沈着が観察できる。

 

 

そして湯口はかなりの造形ウシシ

 

 

閉業した東川原湯旅館の硫黄泉の浴室をちょっと思い出したのでした。

個人所有となった東川原湯の浴場、今はどうなってるんだろう。。。

 

さて、新鮮な源泉が投入され、オーバーフローも発生。

 

 

写真↑だと分かりづらいですねぇ。

 

そして湯面には油膜を観察。

 

 

色々と興味深い湯の成分数値を簡単に抜粋。

 

 

陽イオンはナトリウムが860.8mg、カルシウムが60.0mg、カリウムが28.8mg。以下マグネシウム1.6mg、リチウム0.7mg、ストロンチウム0.3mg、アンモニウム0.2mg、マンガンⅡ0.2mgなど。

陰イオンは硫酸が866.1mg、炭酸水素が501.7mg、塩化物が441.1mg、炭酸が94.2mg、チオ硫酸が14.0mg、硫化水素が5.1mg。以下ふっ化物1.3mg、臭化物0.4mgなど。

非乖離成分はメタケイ酸が319.3mg、メタホウ酸が65.9mg、メタ亜ヒ酸0.1mg。

溶存ガス成分は遊離二酸化炭素が0.2mg。

総硫黄を計算すると約13.14mgとしっかりした量。

総硫黄の値の他には何といっても炭酸イオン94.2mg、メタケイ酸319.3mgあたりのアピールがグッときますニコ

 

ではその源泉の風味インプレッションを。

 

 

淡い揮発系のアブラ臭淡いコクタマゴ臭あり。

淡いアブラ味コクのある淡いタマゴ味淡い甘味淡い塩味を感知。

 

湯口の上を失礼して観察。

 

 

析出物でなんだかよくわからない状況にやり

ちなみに湯口に導かれている黒いホース(浴槽外観写真をご覧ください)からは何も出てなかった。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

79度と非常に高温。

蒸気泉を熱交換で下げたという話そのまま。

 

 

膜を張る様なツルスベ感がしっか照れ

成分数値から予想できるとはいえ、これはかなり印象的イヒ

 

デロデロ系のグレーの湯の花が泳いでおりました。

 

 

なかなかに個性的な源泉で、湯修行の励みになる湯。

 

 

次は貸切露天風呂へ。2つあるんですよ。

 

 

 

鳴子温泉 やはたの湯 扇屋

 

宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷38-1
0229-83-3205

立寄り入浴料 内風呂のみは800円 貸切露天と合わせて1000円

12時~14時半(メンテナンスで入れないことあり)

休館日 木曜

 

【内風呂】
<源泉名:扇屋2号泉>
含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・アルカリ性・高温泉)

99.8度

pH8.9
溶存物質総量(ガス成分を除く)  3.2618g/kg
ほぼ無色透明

揮発系の淡アブラ臭、淡コクタマゴ臭あり

淡アブラ味、コク淡タマゴ味、淡甘味、淡塩味あり

膜を張るようなツルスベ感がしっかり

デロデロ系のグレーの湯の花あり

完全かけ流し(溜め湯状況もあり)

 

2024年10月入湯
※数値はR1の分析表より