2024年10月に一人で巡った鳴子温泉の修行旅シリーズ、その3。
ここまでの行程はこちら。
鳴子温泉の「旅館 岡崎荘」で気合の1湯目を味わった後は、立寄り時間の関係で鳴子温泉エリアから移動。
江合川を対岸に渡り、東へ。
現在は東鳴子温泉の番外宿みたいに扱われているが、元より新鳴子温泉と呼ばれる温泉の「まつばら山荘」が目的地。
ところが地図↑では赤枠「晴れ温泉」となっている。なんでしょ、その名前。
東鳴子温泉のオフィシャルページで日帰り温泉施設「晴れ温泉(旧まつばら山荘)」となっているですよ。
そうであるのに「まつばら山荘」のオフィシャルページでは晴れ温泉に触れておらず、日帰り専門の施設になったというお話も見当たらず(当面の間宿泊は中止となってはいるものの)。
こちらでは旧来からの「新鳴子温泉 まつばら山荘」を採用いたします。
今後オフィシャルページも変更されたら、その時はその時で。
前置きが長くなりました。ここから本編。
すぐ近くには陸羽東線の踏切が。
こちらの立寄り可能時間は9時~16時という認識。
9時20分過ぎに到着。
新鳴子温泉 まつばら山荘
なお投稿時現在(2025年9月初旬)ではリニューアル工事で休業中。
再開のタイミングは皆さん各々で確認願います。
玄関は歴史ある調度品が並べられており、ボンボン時計も現役。
マスクをした若い女性が対応してくれた。とても感じが良い![]()
若女将なのか、従業員なのかは分かりません。
立寄り入浴料は500円。
料金にはこちらで製造している「まつばら源泉」↓のペットボトル付き。
会社的にはこの「まつばら源泉」の販売がメインなんでしょうかね。
宿がリニューアル休業中も工場は稼働しているみたいだし。
そのペットボトルは後ほど。
廊下↑の突き当りが浴場。
男女の入れ替えは無さそうかな。
脱衣所は棚と駕籠のみなので、貴重品はロッカーへ。
100円リターン式。
湯修行の際は半パンのポケットに小銭しか持ち歩かないので使用せず。
では男湯へ。
終始独り占めにて入浴![]()
こちらは訪問時は男女別に内湯が1つずつだったけれども、リニューアルして露天風呂などができるそうな。
なのでこれを見た後に訪れられた方は仕様が変わっているのでご注意を。
ウッディな浴室で、五角形の浴槽は十分広く、10人ぐらいは楽に入れそう。
女湯とは境の上部でつながっており、上には湯気抜きも。
広めの窓からは緑がしっかり見える。
このどこかに露天風呂ができるのでしょうねぇ。
入口の上には昔の火星人みたいなまつばら山荘のロゴマークが![]()
椅子や桶は壁に沿ってきれいに片づけられていたのも印象的。
洗い場はシャワー付きカランが3セット。
カランを捻ると。。。
源泉が出た~![]()
ではその源泉のお話を。
淡い褐色透明の湯は源泉名が「銘剣の湯・まつばら温泉 混合泉」。
混合泉の状態で源泉温度47.7度、pH7.5の単純温泉。
溶存物質総量(ガス成分を除く)は0.9576g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
外気温度によってそれぞれの源泉の混合率などを調整しているでしょうね。
感心したのは混合泉だけでなく、それぞれの源泉独自の分析書も掲示されていたこと。
「銘剣の湯」は源泉温度58.0度、pH7.2のナトリウム-炭酸水素塩泉で、溶存物質総量(ガス成分を除く)は1.4899g/kg。
「まつばら温泉」は源泉温度38.2度、pH7.9の単純温泉で、溶存物質総量(ガス成分を除く)は0.4519g/kg
共に薄い褐色とのこと。
詳細が知りたい方はオフィシャルサイト↓に各分析書があります。
浴槽の温度を測ってみると。。。
42.8度といい塩梅。
浴槽自体が木製で色味が分かりづらいと思われるので、この写真↓を。
淡い褐色のモール泉系であることはお分かりいただけますかね。
ここで混合泉状態の成分数値を簡単に抜粋。それぞれ元の源泉の数値は省略します。
陽イオンはナトリウム188.8mg、カルシウム11.6mg、カリウム7.8mg、アンモニウム4.1mg、マグネシウム3.1mg、鉄Ⅱ0.6mg、マンガンⅡ0.3mgなど。
陰イオンは炭酸水素468.8mg、塩化物34.4mg、リン酸1水素13.1mg、硫酸12.2mg、よう化物1.2mg、ふっ化物0.3mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸207.7mg、メタホウ酸2.8mg、メタ亜ヒ酸0.8mg。
溶存ガス成分は遊離二酸化炭素17.6mg。
ここでもメタケイ酸の数値が豊か。
揮発系のアブラ臭が淡くある。
アブラ味と淡い甘塩味あり。
湯口の温度を測ってみると。。。
43.6度と浴槽の温度とさほど変わらず、新鮮な状態でしっかり投入されているのが分かる。
膜を張るようなしっかりとしたツルスベ感がイイじゃないですか![]()
茶色からグレー色の消しゴムのカス状の湯の花が多数舞っている状態。
この湯の花で分かりにくいけれども、細かな泡付きも僅かに確認。写真には撮れず。
なかなかのモール泉で、長湯をしていると結構効く感じあり![]()
リニューアルされて露天風呂も増え、さてどうなるでしょうね。
そしてこちら↓がいただいた「まつばら源泉」の500mlペットボトル。
ピンボケ失礼。
車での移動中に大変重宝いたしました。間違いなく美味しい水ですよ~。
この後に久田旅館に行ったら休館日でフラれ、出直し。
そのまま川渡温泉エリアへ。
新鳴子温泉 まつばら山荘
宮城県大崎市鳴子温泉字久田46-2
0229-84-7010
立寄り入浴料 500円(まつばら源泉の500mlペットボトル付)
9時~16時
※2025年9月頭時点でリニューアル休業中 再開は要確認
<源泉名:銘剣の湯・まつばら温泉 混合泉>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
47.7度
pH7.5
溶存物質総量(ガス成分を除く) 0.9576g/kg
淡褐色透明
揮発系の淡アブラ臭あり
アブラ味、淡甘味、淡塩味あり
茶色~グレーの消しゴムのカス状の湯の花多数
膜を張るようなツルスベ感しっかり
細かな泡付き僅かにあり
完全かけ流し
2024年10月入湯
※数値はH31の分析表より
































