2019年9月の東日本あちこち湯旅の3日目。
これまでの流れを。
1.寒河江温泉「賀原屋旅館」(前夜より泊・朝風呂カウント)
3.満沢温泉
4.駒の湯温泉
栗駒山から鳴子温泉郷方面を目指す。
元来た道を戻りつつ、回りつつ。
向かったのは鬼首温泉エリア。
湯友どもお互い鳴子には何度も来ているが、鬼首は一度も行ってなかったのであった。
さらに当初の計画だと鬼首の野湯をあれこれ攻めようという企画だったのだが、廃業間近の宿などを優先的に組み込んだために時間がとれなくなった(^-^;
向かう途中で見つけた垂れ流し。
ドバドバの湧出状況には心が惹かれたが、チェックしてみると温度はあまりない。
交通量のそこそこある道路のすぐ脇で、どうこうするには計画を練らねばいけない状況![]()
今回は見学だけにした。
間欠泉も素通りし、向かったのはこちら。
やはり1つ選ぶとしたら元湯の名は重い![]()
そう、もうハシゴするほどの時間は残されてないのであった。
事前チェックでは9時から17時まで立寄りができるとのこと。
この後のまた長距離移動を考えると、鬼首はこちら1湯のみになりそうと判断。
鬼首温泉 旅館元湯
まずは本館の入口へ。
女将さんが迎えてくれた。
立寄り料金は500円。
サイトによると、一泊二食で8925円とのこと。
立寄りでの浴場への入口は新館の玄関から。
雰囲気的には我々で貸切状況になりそうだ![]()
廊下を進む。
浴場は男女別に1つずつ。
それでは初めての鬼首の湯へ。
案の定、終始我々だけで貸切状況であった。
数人が入れるシンプルな浴槽。
湯面からとろみが感じられる![]()
シャワー付きカランが3セット。
源泉は出なかった。
無色透明な湯はその名も「元湯1号」という源泉名![]()
源泉温度は93.2度と高い。
pHは8.3の弱アルカリ性。
成分総計1.021g/kgのナトリウム-塩化物泉となる。
これを加水することなく、完全かけ流しにて使用している![]()
オーバーフローもしっかりあり、半分以下の温度に下げる努力が素晴らしい。
総計的には単純温泉をぎりぎりクリアしたレベルだが、目立つ数値としてはメタケイ酸の223.1mgあたり。
硫酸イオンは85.5mg、炭酸水素イオンは53.7mgと目立たない。
陽イオンもナトリウムイオンが250mgの他はあまり数値がなく、計281.3mg。
陰イオンだと強いて言えば炭酸イオンが14.1mg。
だがこれらの数値以上の魅力がある湯であった![]()
湯口は浴槽まで距離をとっており、温度を下げる努力はここでも見られる。
そしてこの析出物もイイ感じ。
焦げたニュアンスの謎の薬臭を感じる。
中山平などに感じる生臭っぽさもあり。
窓の外にすぐ源泉井があるのだ。
スンマセン、網戸にピントがあってしまってよく分からないが、その源泉井。
元湯の名に恥じない状況![]()
僅かに塩味やダシ味がある。
ほろ苦味も少し感じた。
加水用のホースがあったが、水は出てない。
例によって温度計を忘れたが、入浴にちょうどよい適温であったため加水は不要だった。
とろみが少しあるしっかりとしたツルスベ感が心地よい。
なかなかに素敵な湯だ![]()
気に入った![]()
他に入浴客が居ないとのことで、女湯も見学させてもらう。
浴槽の大きさがやや違い、少し小さい。
こちらも加水なしでしっかりオーバフロー。
素晴らしい![]()
鬼首の他の宿の湯は分からないが、少なくとも旅館元湯の湯は大変気に入った。
せっかく鳴子温泉郷まで来たがこのときの湯はこちらのみ。
鬼首はいずれガッツリ攻めたい![]()
我々は今宵の宿がある秋田県へ向かったのであった。
…でもまた翌日、鳴子温泉郷に来ることにもなる(^-^;
鬼首温泉 旅館元湯
宮城県大崎市鳴子温泉鬼首宮沢32-1
0229-86-2238
立寄り入浴料 500円
立寄り可能時間 9時~17時 (要確認)
<源泉名:元湯1号>
ナトリウム-塩化物泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
93.2℃
pH8.3
成分総計 1.021g/kg
無色透明
焦げ薬臭、生臭あり
淡ほろ苦味、微塩味、微ダシ味あり
とろみのあるしっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2019年9月入湯
※数値はH20の分析書より






















