2019年9月の東日本ひたすら移動旅、3日目。
1.寒河江温泉「賀原屋旅館」(前夜より泊・朝風呂カウント)
3.満沢温泉
4.駒の湯温泉
と山形から宮城へ移動し、栗駒山へ。
駒の湯温泉へ向かう途中にあったもう一つの宿も未湯だったので、帰りに立寄っていくことにした。
新湯温泉「くりこま荘」。
こちらも1720年に開湯というから300年の歴史がある。
2008年の岩手宮城内陸地震ではもちろんこちらの宿も被害を受けたのであろう。
400年前開湯の駒の湯温泉に対して300年前開湯の新湯温泉。
当然源泉は違う。
サイトによると、くりこま荘がオープンするまでは幻の湯とされていたらしい。
新湯温泉 くりこま荘
こちらはもちろん宿泊もできる宿。
ぼくらが訪れたときは何やらバスがとまっていて嫌な予感がしたが、食事を食べに寄った子供たちだったようだ。
義経伝説がある湯なのだそうだが、開湯以外にあまり伝説系は掘り下げないことにしておく。
玄関入ると熊のはく製がお出迎え。
ソフトクリームとの対比がなかなかシュールではある![]()
立寄り入浴料は500円。
立寄り可能時間はチェックアウトからチェックインの間、10時~15時。
なお不定休なため、できれば事前に確認をした方がベター。
わりと生活感のあるロビー。
帰りに食堂入口↓の写真を撮ったが、子供たちはもう居なかった。
これ↓は売店だったか…なかなかカオス。
意外に派手な廊下を進み、浴場へ向かう。
浴場は男女別に内湯と露天風呂がある。
他に有料の貸切風呂もあるそうだ。
それでは男湯へ。
ほとんど我々二人で貸切状況で入ることができた。
浴場内はフワっと硫黄臭がしている。
3~4人規模の浴槽が1つ。
ドアを開ければそのまま露天エリアとなる。
洗い場はシャワー付きカランが2セット。
源泉は出なかった。
源泉は無色透明だが浴槽内で約15cmの白濁。
駒の湯温泉のドバドバ投入の後だがから、いかにも投入量が少なく、時間が経って濁りが強くなったような印象だ。
源泉名は「新湯温泉3号泉」。
源泉温度28.6度、pH5.9の含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型)。
泉質名は駒の湯温泉と同じだ。
蒸発残留物は1.205g/kg、溶存物質総量(ガス成分を除く)は1.1901g/kg。
総硫黄を計算すると約10mgと駒の湯温泉より少し多い。
光の方向によって色味が違って見える。
源泉温度が低いので加温してのかけ流し。
オーバーフローは床側には確認できなかったが、壁側にされているのだろう。
少なくとも循環はされていない。
木の湯口からは加温された源泉がちょろちょろと投入。
右の蛇口は「冷泉」と書いてあるように、非加熱源泉であり、通常は閉じられている。
浴槽内の温度のメモはないが適温だったはず![]()
だがしかし湯が全体的にヘタっている印象なので、ここはぬるくなるけど非加熱の新鮮な源泉をドバっと投入させてもらった![]()
全体的に風味は淡い。
淡い焦げコク硫黄臭が意外に加温源泉の方から少し感じられた。
僅かにほろ苦味があり、ごく僅かに酸味も感じた。
浴感はスベキシ~ややスベぐらい。
メモには書き忘れているが、小さめの白い湯の花が舞っていたであろう。
こうやって見ると雰囲気はなかなかなものである![]()
それでは扉を開けて露天エリアへ。
露天と言ってもご覧の簡易屋根付き。
浴槽は2人分ぐらいと小さいが、加温するため露天があるだけでも十分だ。
眺めは心地よい緑。
この感じはやはり里山とは違う。
使用源泉は内湯と同じ。
やはり加温してのかけ流し。
カルシウムらしき膜が見てとれる。
湯口の構造も内湯と同じ。
木の湯口から加温源泉が常に注がれ、非加熱源泉はセルフで足す感じ。
ここでももちろん非加熱をドバ~っといただいた![]()
訪れたのが昼過ぎという時間だったからか、内湯も露天も湯の新鮮味が少し物足りなかった。
とは言えそれは駒の湯の新鮮ドバドバを体験した直後だったからで、通常の立寄りだと硫黄泉として十分楽しめるだろう。
また宿泊して投入直後を狙うと違った印象を持つこともできそうだ。
新湯温泉 くりこま荘
宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東95-2
0228-46-2036
立寄り入浴料 500円
立寄り可能時間 10:00~15:00
不定休(要確認)
<源泉名:新湯温泉3号泉>
含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉(硫化水素型) (低張性・弱酸性・低温泉)
28.6℃
pH5.9
蒸発残留物 1.205g/kg
溶存物質総量(ガス性のものを除く) 1.1901g/kg
源泉で無色透明
浴槽で約15cm白濁
淡焦げコク硫黄臭あり
微ほろ苦味、微酸味あり
スベキシ~ややスベ感あり
細かな湯の花多数
加温かけ流し
2019年9月入湯
※数値はH27の分析書より



























