2018年12月の丸子温泉郷シリーズも今回で最後。
渋温泉方面から移動してきてからの流れをおさらい。
それぞれはリンク先をご確認願う。
途中の昼食ネタは省略。
さて、別所温泉の石湯の後は、残りの「大師湯」へ。
大湯や石湯に比べると古びて見えるが、それでも共同浴場としてはずいぶん立派な構えだ。
ちなみに大師湯と呼ばれる理由は、円仁慈覚大師が北向観音堂を建立するために来た際に好んで入浴したという話があるらしい。
その他には籠の湯や雉子湯などとも呼ばれたそうな。
別所温泉 大師湯
入浴料はこちらも150円。
営業時間は6時~22時。
第1と第3木曜日が定休日となる。
券売機で入浴券を購入し、受付に渡して浴場へ。
こちらは終始貸切状態で入ることができた![]()
ちなみに時刻は16時過ぎぐらいである。
これぞ共同浴場というシンプルな構造にニンマリ![]()
なおここでも湯気問題は解決できなかったので、不鮮明な写真はご容赦を。
かまぼこ型、いや馬蹄型というのだろうか、隅に寄り添うように3人規模ぐらいの浴槽が1つ。
例によって椅子や桶は入口の隅に並べられていた。
洗い場は3人前。
シャワーや石鹸類は無し。
カランからは源泉が出た(はず)。
美しい小タイル浴槽に満たされる無色透明な湯は源泉名「別所温泉3号源泉」。
お気づきの方もおられよう、石湯とは源泉が違うのである。
石湯は4号源泉を使用。
ちなみに大湯は4号源泉と大湯源泉を混合。
3つの共同浴場はそれぞれ使用源泉が違うのであった。
その3号源泉は源泉温度44度、pH9.1のアルカリ性の単純硫黄泉。
成分総計は0.2790g/kg。
総硫黄を計算すると約4.63mgほどで、4号源泉の半分以下となる。
180m掘削で動力揚湯、湧出量は102リットル/分。
湧出地より190m引湯しているとのこと。
気温の低いときは4号源泉を混ぜて温度を上げるらしいが、加温はしないのである。
浴槽内で約42度ぐらいだった。
3号の源泉温度を考えると、ぼくが入った12月はもしかしたら4号を混ぜていたかもしれない。
そしてそしてこの大師湯の最大の特徴。
基本的に完全かけ流しで使用されている![]()
別所温泉の共同湯で唯一の完全かけ流しが大師湯なのであった。
コップが置かれたシンプルながらユニークな湯口からは、コクのあるタマゴ臭がしっかり。
石湯よりも明らかに強い。
味わいもコクタマゴ味がしっかりで、思わずニンマリ![]()
スベスベ感もしっかりある。
とにかく湯の鮮度が違った。
源泉違いはあるが、3つの内1つ入るとしたら、湯マニアならこちら大師湯となるであろう。
別所温泉の湯をしっかり味わえる秀逸な共同浴場であった。
これにて2018年の湯記事はすべて終了。
まいどお付き合い、ありがとうございました。
次の湯シリーズは少し飛んで2019年4月の話となるのでご期待くださいまし。
別所温泉 大師湯
長野県上田市別所温泉1652-1
:0268-38-0244
入浴料 150円
6時~22時
第1・第3木曜が定休
<源泉名:別所温泉3号源泉>
単純硫黄泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
44℃
pH9.1
成分総計 0.279g/kg
180m掘削・動力揚湯
102リットル/分
190m引湯
無色透明
コクのあるしっかりとしたタマゴ臭あり
コクのあるしっかりとしたタマゴ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し(気温の低い時期は4号源泉を混合)
2018年12月入湯
※数値はH24の分析表より













