浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
*不倫した夫(妻)がこのような言葉を吐くことは往々にしてありますが、彼(彼女)らに離婚の意志はどれだけあるのでしょうか?
2023年10月25日の記事に対して、具体的事例を追記更新しました。
あなたと二人だけの未来は想像できない。
あなたと二人で生きていく気はない。
お子さんがいる場合、お子さんが巣立った後の未来を指して言っている場合もあります。
不倫されたほうは夫婦をやり直したいのに、した夫(妻)はそんな気は毛頭ない様子。
夫(妻)は離婚でいいと思っていると感じますよね。
今でなくてもこの先、離婚したいんだろうと感じますよね。
でも、違います。
彼(彼女)らは、あなたとは仲良く(円満に)やっていく(やっていける)自信がないと言っているのです。
離婚したいと言っているのではありません。
夫婦はうまくいってないんだから、もうお互い詮索したり束縛したりせず、修復とか離婚とか考えずに、このままでいいじゃん。
と言いたいのです。
今さら夫婦をやり直したいと言われても、そんなの無理じゃないか。難しいのではないかと感じてもいる。
不倫相手と一緒になりたいのだろうと感じますか?
そう感じる方はこう考えてください。
不倫相手とは知り合ったばかりです。そりゃ新鮮です。
それに同じ屋根の下で暮していない。
いいところしか見えないし、自分も見せていない。
不倫の二人にとってはポジティブな出来事(経験)ばかりです。
考えることは、いかに楽しめるか。
会うたびに不貞行為に及ぶ二人は多いし、こんなことばかりしていれば、妻(不倫妻なら夫)との関係が色あせて見えるのは当然です。
夫婦二人だけの将来が想像できないと、なぜ言うのか。
原因は以下。
1.人はポジティブな出来事(経験)より、ネガティブな出来事(経験)のほうが記憶に残るものです。
過去の夫婦関係とか夫(妻)のネガティブな言動、行動(経験)を繰り返し認識してしまうもの。
だから妻が不倫夫に(夫が不倫妻に)これからどうしたいのか?とか、
私は夫婦をやっていきたい。
などと言っても、ネガティブな記憶が呼び起こされ、心無い言葉が出てくるわけです。
2.不倫相手を手放したくない思いが強いことも原因。
今のまま自由に恋愛をしていたいのです。
不倫相手に本気になり、一緒になりたいわけではありません。
そういうケースもありますが、違うことのほうが多い。
よくある事例をあげるなら、
こちらも離婚でいいと強気モードになったり、離婚に向けて進めようとしたら、今すぐに離婚したいわけではないとか、子供たちのことを考えているのか?などと振ってきたり、相手と結婚したいわけではないと言い切る不倫者も多い。
それに、いろいろ言うと饒舌に反論してくるが、自分から積極的に離婚に向けて行動を起こそうとしないのです。
3.妻(夫)のことが信じられないという気持ちもある。
過去の問題点を並べ立てて、きっとこの先も変わらないだろう、同じだろうと決めつける。
ダメだった点を言えば、そんなことはどうでもいいとか、何とも思っていない(嘘ですが)などと言う人たちもいる。
人間は変わらない、どうせあなたは変わらないからも常套句。
さらに(不倫)相手とはどうなっているのか?
あなたはどうしたい?
そう聞くから、あなたとは無理と言わせてしまうのです。
夫婦関係はどうにもならないのか。
念頭に置いて欲しいことですが、ネガティブな記憶はポジティブな出来事(経験)により上書きはできます。
該当する相談者様のケースを見てくると、
過去に自分はじゃけんにされた。
存在価値をないがしろにされていた。
愛されていなかったと思っていた不倫夫(不倫妻)の場合は少なくありません。
こんな問題が勃発する前、この人と夫婦をやっていけるのかと不安にさせていたりする。
そんな不満が溜まっていたこと。
あなただって、やりたいようにしてきたよね。
自分だってもっと自由に羽を伸ばしたい。
仕返しとは言いませんが、多少それに近い感情もあるのでしょう。
何を今さらとか、もう遅いとか言われても、「そりゃそうだよね」と受け止めて、諦めずに、自己認識も含め、相手に対する向き合い方を改善する意識と行動は必要です。
それに、せっかちにならないこと。
数カ月?甘いでしょう。半年、1年のなか、段々と変わってくる相手も多いですから。
こちらが相手のことを信じられないと同じように、相手もこちらのことをすぐに信じることはできないのです。
本気で離婚したいわけではない。
女(男)と一緒になりたいわけではない。
夫婦が昔の(あの頃の)ままなら、先が見えない、やっていく自信がない。自分が過去にされたこと(相手の振舞い)が忘れられない人も多い。
それに浮気、不倫という劇薬を飲んでおかしくなっていることも影響しています。
だから先に相手と切らせることに必死になれば、必死に抵抗する。
自分のケースの状態をどうとらえ、どんな順番でどんなタイミングで対処していくは個々によります。
先に夫婦関係を!という視点の方も一定数いることはお忘れなく。


