昨日は、「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」というコンサートを観に、兵庫芸文センターに行ってきました。

二ノ宮知子さんの人気漫画『のだめカンタービレ』 は、これを原作とするテレビドラマ・テレビアニメ・実写映画など沢山の作品が制作されました。本公演は、この作品のクラシック音楽の監修をされた指揮者の茂木大輔さん(愛称:もぎぎ)が企画されたコンサートです。

ステージ上のスクリーンに原作の漫画シーンや楽曲解説がリアルタイムで投影されるのが特徴で、なんとびっくり今年で20周年を迎えるとのこと。

 

僕が、この音楽会を聴くのは、一昨年(★)以来になります。

一昨日・昨日の二日公演全てロシア音楽で、一昨日はチャイコフスキー特集、昨日は4人の作曲家の作品が演奏されましたが、僕が聴いたのは昨日のみです。

 

出演 

企画・指揮・おはなし:茂木大輔

ピアノ:太田糸音

管弦楽:日本センチュリー交響楽団

 コンサートマスター:山本友重

 

プログラム~ロシア音楽特集~ 

前半

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より“ダッタン人の踊り

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 【ピアノ:太田糸音】

 第1楽章 モデラート

 第2楽章 アダージョ・ソステヌート

 第3楽章 アレグロ・スケルツァンド 

後半

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」 作品35 

 第1楽章 海とシンドバッドの船

 第2楽章 カレンダー王子の物語

 第3楽章 若い王子と王女

 第4楽章  バグダッドの祭り、海、そして船の難破 

 

アンコール

【ソリスト】ショパン:練習曲 作品10-12 ハ短調「革命」
【オーケストラ】エルガー:エニグマ変奏曲より 第9変奏「ニムロッド」

 

オケの編成は終日、12-10-8-6-4。

最初の曲、グリンカの:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲は映画「のだめカンタービレ 最終楽章」で片平さんが指揮をして名物になったと、もぎぎがプログラム冊子に書いておられるけど、残念ながら僕は覚えていません。当日のステージでは、グリンカは近代ロシア音楽の父と呼ばれていることが解説されました。快活でコンサートの幕開けに相応しい曲ですOK
この曲は、一昨年のこのコンサート(★)でも演奏されました、
 
続いて、ボロディンのダッタン人の踊り。
この曲を聴くのは、23/8の原田慶太楼さん指揮・京響の定期演奏会(★)以来。この時は合唱が入る珍しいバージョンでしたが、昨日はオーソドックスな管弦楽版。
美しいメロディーですキラキラ
京響定演のプログラム冊子にも書いていましたが、昨日も、もぎぎから「この曲は本来、ポロヴェツ人の踊りなのに、日本語訳にされた時に間違って違う民族のダッタン人とされてしまった」との解説がありました。日本語訳の誤りなのに、邦題をなかなか変えないのは、有名になりすぎたからでしょうかね?
もぎぎも、そうは言いながらも、「ダッタン人の踊り」をお送りしました、と言ってました爆  笑

そして、前半のラストはラフコン2。
この曲は、今年3月「辻井伸行×清水和音 究極の協奏曲コンサート」(★)で沼尻竜典さん指揮・読響と辻井くんが演奏したのを聴いて以来です。
原作でミルヒーが千秋への課題として弾かせたことで有名なシーンがあり、ドラマでも玉木宏さんが熱演されましたが、現場に立ち会ったところ、役者魂が見て取れた圧巻の演技だったとの解説がありました。
 
今回のソリストは太田糸音さん。
お名前を存じあげない方かと思っていましたが、19/8のこのコンサート(★)でモーツァルトのソナタを弾かれたのを聴いていたようです。もう、すっかり忘れていましたショボーン
今年1月、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール優勝や昨年のエリザベート王妃国際コンクールでセミファイナルに進出されたりと活躍されているとのことですが、今もドイツに留学中だそうです。
冒頭の鐘の部分は、2段。打鍵の強さが際立っているように思われ、第1・第3楽章のパワフルな演奏は良かったです。
演奏後、もぎぎから、「凄かったですねびっくりマーク」と褒められていました。
この曲の演奏中はスライドで漫画の千秋の練習から本番までが映し出され、ちょっと懐かしい感じもしましたニコニコ
アンコールのショパンの「革命」エチュードも華々しくて良かったですルンルン
 
後半はシェエラザード。
この曲を聴くのは、昨年9月の沖澤のどかさん指揮・京響の定期演奏会以来(★)。
のだめの原作には登場しなかったそうですが、ドラマでは千秋が指揮して演奏されるシーンがあったとのこと。
なので、スライドで映し出される原作の画像はなく、曲の進行に従って、ソロを取る楽器と奏者の名前が映し出されました。
コンマスの山本友重さんのソロ、フルート首席の永江真由子さん・クラリネット首席の持丸秀一郎さん・ファゴット首席の安井悠陽さん・オーボエの客演の方の木管陣が綺麗でした。
 
アンコールはエルガーの「ニムロッド」。最後まで美しかったですキラキラ
もぎぎの指揮は派手な動きはないけど、真面目に振っているのが好感が持てるし、話も面白いので、また機会があれば行こうかなと思っています。
 
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時35分。
当日券が出たようですが、ほぼほぼ満席でした。
ホワイエには、恒例の、のだめマングースも登場。
お客様が長蛇の列で係の方にマングースと並んで写真を撮ってもらっておられました。
 
以降、関連Xのリンクです。