昨日は、京都市交響楽団(京響)の第704回定期演奏会を聴きに行ってきました。

指揮は常任指揮者の沖澤のどかさん、プログラムは前プロがファランクの交響曲第3番、メインプロがリムスキー・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」 でした。

 

出演 

指揮:沖澤 のどか(常任指揮者)

管弦楽;京都市交響楽団

コンサートマスター:石田保直(ソロコンサートマスター)

 

プログラム 

前半

L. ファランク:交響曲第3番 ト短調 op.36

 1.アダージョーアレグロ

 2.アダージョ・カンタービレ

 3.スケルツォ ヴィヴァーチェ

 4.フィナーレ: アレグロ

後半

リムスキー・コルサコフ: 交響組曲「シェエラザード」 op.35(ヴァイオリン:石田泰尚)

 1.海とシンドバッドの船

 2.カランダール王子の物語

 3.若い王子と王女

 4. バグダッドの祭り~海~船は青銅の騎士のある岩で難破~終曲

 

アンコール

ドビュッシー(カプレ編曲):「ベルガマスク組曲」から月の光

 

昨日の公演は、京都での定期演奏会2公演のあと、兵庫・東京・福井・長野・八戸・青森各1公演と続くツアーの2公演目ということにもなります。このような長いツアーは初。
 
気合も入っていて、布陣もソロコンマスの石田泰尚さんがコンマス、同じくソロコンマスの会田莉凡チャンがアシコン、コンマスの泉原隆志くんとアシコンの尾崎平さんが2プルトを務め、更にソロ首席ヴィオラ奏者の店村眞積さん、特別首席チェロ奏者の山本裕康さんも加わり盤石でしたびっくり
 
いつものように開演30分前の14時から指揮者によるプレトークがあり、沖澤さんが登壇。
9/3に第698回定期演奏会で演奏されたR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」を収録したCD(★)がリリースされたこと、来年の創立70周年記念事業(★)としてプロコフィエフの交響曲全曲演奏をやること、佐々木蔵之介さんの実家・佐々木酒造とコラボして京響の音楽を聴かせて醸造するお酒の第2弾として今度はボレロでやったものが発売されることなどを、先ずはしっかりPRグッ
その後、プログラムの解説がありました。
前半のファランク。「ファランクって誰?私が定期で取り上げる作曲家は現代音楽が多いけど、またなの?と思われるかもしれませんが、古典・ロマン派の流れを汲む作曲家です。」と紹介され、今回演奏された交響曲第3番はモーツァルトを彷彿させるものとのことでした。
たとえ、沖澤さんが振られても現代音楽については、前回のG.レンツの「:ヴァイオリン協奏曲」(★)も、藤倉大の「ダブル協奏曲 ―ヴァイオリンとフルートのための」(★)も、僕はちっとも良いと思わなかったので、正直、ホッとしましたウインク
 
また、後半のシェエラザードについては、「石田コンマスのソロは勿論のこと、各楽器の美しいソロが聴ける場面があるので、お楽しみください。また、京響は煽るとすぐに飛びついてくる爆  笑オケとしての特徴があるので、きっと迫力のある演奏も聴いて頂けると思います」とのことでした。
 
前半のファランクの交響曲第3番の編成は12-10-8-6-4。
ファランクは、1804年パリ生まれ。15歳でパリ音楽院に入り、ピアノを学び、その後、作曲にも従事。作曲家としては、多数のピアノ曲をはじめ、オペラを除く管弦楽曲・室内楽曲・声楽曲など各分野の作品を残しているそうで、交響曲は3曲。今回、演奏された第3番は1847年に完成、1894年に初演、評判は良かったとのことです。
勿論、僕もお名前も知らない作曲家だったので初めて聴きました。
第1楽章は力強さが感じられ、第2楽章は美しい緩徐楽章、第3楽章はスリリングな雰囲気で、第4楽章は華やかに盛り上がってフィナーレルンルン
全般に木管が冴える曲で、前プロでは各楽器副首席が演奏。
演奏後、沖澤さんがフルート中川さん、オーボエ藤本さん、クラリネット筒井さん、ファゴット東口さんを称えていました。
 
後半は、シェエラザード。オケの編成は14-12-10-8-7に拡大。
この曲を聴くのは、19/1トゥガン・ソヒエフ指揮×N響大阪演奏会(★)、22/6カーチュン・ウォン指揮×日本センチュリー響定演(★)、22/11パスカル・ロフェ指揮×京都コンサートホール&京都市交響楽団プロジェクト(★)、24/9のマクシム・エメリャニチェフ指揮×読響大阪定演(★)に続き、今回で5回目。22/11の京響の演奏では、この時もコンマスは石田泰尚さんでした。
 
冒頭から、石田さんのソロが極めて美しいキラキラ

その後、沖澤さんのプレトーク通り、チェロ特別首席の山本さんはじめ、各首席、フルート上野さん、オーボエ高山さん、クラリネット小谷口さん、ファゴット中野さん、ホルン垣本さんの綺麗なソロも堪能できましたチョキ

そして、第4曲の海では、これもプレトークの通り、沖澤さんが煽って、オケがすぐに飛びつき、激しく反応メラメラ

終曲は静かに終わり、沖澤さんの手が降りるまで、フラブラも拍手もなく、余韻を味わったあと、会場からは拍手喝采拍手とブラボーの嵐音譜

 
3回のカーテンコールで終わるのかなと思っていたら、アンコールは月の光キラキラ
あまりの美しさにウルっときました泣
 
前に聴いたシェエラザードが上書きされて、今まで聴いた中でベスト!!
素晴らしい演奏でした。きっとツアーも大成功間違いなしと思いますOK
開演14時30分、休憩20分を挟み、16時30分。
前売完売、当日券なしの満席。
終演後ホール出入口では、オケのメンバーと共に、沖澤さんや団長の松井京都市長もお見送り。挨拶するお客様も多数で渋滞になっていました。
 
以下、リハからツアー開始までの関連Xのリンクを貼っておきます。