昨夜は読売日本交響楽団・第39回 大阪定期演奏会を聴きにフェスティバルホールに行ってきました。

指揮はマクシム・エメリャニチェフという方、プログラムは前プロがリムスキー=コルサコフの序曲「ロシアの復活祭」とソリストにセルゲイ・ナカリャコフという方を迎えてのアルテュニアンのトランペット協奏曲、メインプロがリムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」でした。

指揮者もソリストも読響初登場とのことで、僕はお名前も存じ上げませんでした。

また、演奏曲も前プロについては、音源でも聴いたことのないものでした。

 

出演 

指揮=マクシム・エメリャニチェフ

トランペット=セルゲイ・ナカリャコフ

管弦楽:読売日本交響楽団

コンサートマスター:伝田正秀(客演)

 

プログラム 

前半

リムスキー=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」作品36

アルテュニアン:トランペット協奏曲

 第1楽章 Andante — Allegro energico
 第2楽章 Meno mosso
 第3楽章 Tempo I

後半

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35

 第1楽章 ラルゴ・エ・マエストーソ 海とシンドバッドの船
 第2楽章 レント カランダール王子の物語
 第3楽章 アンダンティーノ・クワジ・アレグレット 若い王子と王女
 第4楽章 アレグロ・モルト 
バグダッドの祝祭、船は青銅の騎士のある岩で難破

 

ソリストw/オーケストラアンコール

J.S.バッハ:G線上のアリア

 

前半のオケの編成は弦5部が対向配置で12-10-8-6-4。

コントラバスは中央木管の後方で最背面。

上手側後方に金管とティンパニ、下手側にその他の打楽器というあまり見る機会が少ない配置。

最初の曲、リムスキー=コルサコフの序曲「ロシアの復活祭」は初めて聴きましたが、メインプロのシェエラザードと同時期の1888年に作曲された作品とのこと。プログラム冊子によると、ロシア正教の一般向け聖歌集「オピホード」からの旋律に基づく演奏会用序曲で「キリスト受難の陰鬱で神秘的な土曜日の午後から、復活祭の日の解放感溢れる異教徒的歓喜への転換」を表現したかったと記載しているらしいです。

そう言われても僕は全くピンっと来ませんが、演奏が終わってもしばらく耳に残る聴き易いメロディの曲でしたウインク
 

続いて、セルゲイ・ナカリャコフがマクシム・エメリャニチェフと共に登壇。

お二人とも初めてだったので、自席は2階正面前方でしたがオペラグラスでお姿を拝見しました。

指揮のエメリャニチェフは1988年ロシア生まれで古典とモダン双方のオーケストラで高い評価を得ている鬼才、ソリストのナカリャコフは1977年、やはりロシア生まれで世界屈指のトランペット奏者として活躍する名手とのこと。

フライヤー画像アルアルで、上の写真は今のお二人よりも若く、幾分、痩せている時のもののように思えました。

 
アルテュニアンのトランペット協奏曲ですが、僕は曲名どころか作曲家のお名前も存じ上げませんでした。
アルテュニアンは1920年アルメニア生まれで同郷のハチャトゥリアンよりひと世代若い作曲家とのこと。
この曲は1950年に完成し、20世紀を代表するトランペット協奏曲となったのは、超絶技巧を誇るウクライナ出身のトランペット奏者、ティモフェイ・ドクシツェルの演奏と依るところが大きく、ナカリャコフも刺激を受けた一人となっているそうです。
3楽章編成ですが、アタッカで演奏されます。
こちらも躍動感があって超絶技巧でトランペットが演奏されるのに、とても聴き易い曲チョキ
フィナーレ前の長いカデンツァは超美音でしたキラキラ
そして、ソリストとオケによるアンコールのG線上のアリアでこの曲をトランペットが奏でるのを初めて聴きましたが、これもまたまたとても美音で沁みましたルンルン
 

 

後半のシェエラザードは、22/11にパスカル・ロフェ指揮・京都コンサートホール×京都市交響楽団プロジェクトVol.3「天才が見つけた天才たち」(★)というコンサートで聴いて以来で、生で聴くのは、今回で4度目。音源でも珠に聴いている好きな曲です。

オケの編成は、対向配置のまま16型に拡大。中央の木管前にハープが配置されました。

激しい曲調ではオケの鳴りが良く、ソロでは客演コンマスの伝田さん、チェロ、オーボエ、クラリネットが美しかったですグッ

エメリャニチェフの指揮は緩急・強弱のメリハリがはっきりしていてgoodOK
ラストのピチカート後、エメリャニチェフが手を降ろすまでフライングも拍手もなくの静寂が保たれ、余韻も楽しめました音譜


鬱陶しかったのは、自席よりかなり離れた位置だど思うんですが、いびきではないけど、寝息なのか呼吸音なのかわからないかなり大きな息遣いの音がほぼ終始と言っていいほど聞こえてきていたこと。隣席の方が何故注意しなかったのか不思議です…


開演19時、休憩10分を挟み、終演20時50分。

1階席後方や3階席が見えなかったので不明な部分もありますが、学生券含め当日券の発売もされたこともあってほぼ満席だったのではと思います。

 
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