昨日は、辻井伸行×清水和音 究極の協奏曲コンサートを聴きに、いつもの地元の幼馴染みと京都コンサートホールに行ってきました。
エイベックス・クラシックスの企画で沼尻竜典さん指揮・読売日本交響楽団と各公演2人のソリストによる「究極の協奏曲コンサート」と題した2種類のプログラムが組まれたツアーが行われているようで、Aプロはヴァイオリニストの三浦文彰くんのチャイコンと辻井くんのラフコン2、Bプロは、辻井くんのラフコン2と清水和音さんのラフコン3です。
Aプロによる公演は3/17府中・21静岡で終了し、3/22の福島からBプロの公演を開始。3/24青森、25岩手、26秋田を経て、昨日が京都、千穐楽が今日、大阪・堺となっています。

ピアノ:辻井伸行
ピアノ:清水和音
指揮:沼尻竜典
管弦楽:読売日本交響楽団
コンサートマスター:林悠介
プログラム
前半
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18 (ピアノ)辻井伸行
第1楽章 モデラート
第2楽章 アダージョ・ソステヌート
第3楽章 アレグロ・スケルツァンド
後半
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30 (ピアノ)清水和音
第1楽章 アレグロ・マ・ノン・タント
第2楽章 インテルメッゾ、アダージョ
第3楽章 フィナーレ、アッラ・ブレーヴェ
辻井くんアンコール
ラフマニノフ:ここは素晴らしい場所
オケの編成は前後半とも14-12-10-8-6.
前半は辻井くんのラフコン2。
この曲を聴くのは、昨年、6月の山田和樹さん指揮・バーミンガム市響との河村尚子さんの演奏(★)以来。
辻井くんは、8日にリサイタル(★)でソロの演奏を聴いたばかり。
ひと月の中で、ソロリサイタルとオケとのコンチェルト両方聴けて幸せです

ソロリサイタルのツアーが8日まで、17日から、また、このコンチェルトのツアーとタイトな日程をこなす辻井くんですが、元気一杯の素晴らしい演奏でした。
8日のリサイタルでは、力強い演奏と、弱音は微細で美しい弱音を併せ持ち、もう、すっかり円熟を感じさせる堂々とした演奏だったとブログに記載していますが、昨日のコンチェルトも全く同様

第2楽章は美しく、第1楽章・第3楽章のオケと強音で協奏するところでは、オケの音に埋もれることのない力強さをビシビシと感じることが出来ました。
アンコールはリサイタルでも演奏された新譜に収録されている曲、ラフマニノフの「ここは素晴らしい場所」。しっとりと聴かせてくれました。

この日の辻井くんの使用ピアノはYAMAHA.。会場でもらったチラシにYAMAYAのコンサートグランドピアノCFXというのが入っていたので、多分、これではないかと思います。
下にインスタのリンクを貼ったように、この日は、お母様の辻井いつ子さんが来場されていました。、自席は中央ブロック、前後通路より少し前の最下手寄りでしたが、なんと僕の前の席に、お母様が座られたのです

。
お隣はお連れの真っ赤なフレームの眼鏡をかけた派手目の女性。開演前や終演後には、他のお知り合いの方々や、事務局の方が次々と挨拶に来られていました。
後半はピアノがスタインウェイ&サンズに交換され、清水さんのラフコン3。
この曲を聴くのは、先月、飯森範親さん指揮・日本センチュリー響との「熱狂コンチェルト2026・ラフマニノフ ピアノ3連発」(
★)での松田華音さんの演奏以来です。
また、清水さんの演奏を聴くのは、22/6の大友直人さん指揮・沖縄復帰50周年記念 琉球交響楽団 大阪特別公演(
★)でチャイコンを弾かれた以来です。
2月の松田さんの演奏は、譜めくりの方もつけて懸命に弾いておられる印象でしたが、清水さんに至っては、やはりベテランだけあって余裕を感じさせるものでした。
ただ、以前、21/10にPACの定期演奏会(
★)でラフコン2の演奏を聴いた時と同じように、強い打鍵の音はとても響きが良かったけど、弱音がもっと繊細な弱音になってほしいとの印象が今回も感じました。
前後半とも沼尻さんはしっかりソリストに目配りをし、寄り添うようにオケの演奏を導いていました。
演奏後は、会場からは拍手喝采とブラボーの嵐

ソリストアンコールはなく、清水さんが鍵盤蓋を閉められてお開きとなりました。
書くか書かないか迷いましたが、やっぱり気になったので、ちょっとだけ愚痴っぽい話をひとつ。
辻井いつ子さんとお連れの方ですが、、香水をつけておられ、ほのかではなく、それなりに強い香りでした。
不愉快なレベルではなかったものの、僕と幼馴染みにとっては許容ギリギリ。
なので、直接言うことは勿論しなかったけど、もう少し控えめにしていただくほうがいいのでは?と思った次第でした。
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時。満席でした。