一昨日19日は、The Symphony Hall プラチナコンサート 世界の巨匠とともに 2025 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 大阪公演を聴きに行ってきました。指揮はお馴染み、首席指揮者で音楽監督のセミヨン・ビショコフ。プログラムは前プロがスメタナの交響詩「わが祖国」より「モルダウ」とソリストにチョ・ソンジンを迎えてラヴェルのピアノ協奏曲で、メインプロはチャイコフスキーの交響曲第5番でした。

この公演はチェコフィルの来日公演ツアーの初日、そして昨日から4日間が東京、一日空いて25日の埼玉公演が千穐楽となっているようです。

プログラムは今回の大阪公演と同じものが1公演、「わが祖国」全曲1公演、ラヴェルのピアノ協奏曲とショスタコの交響曲第8番が1公演、ソリストにアナスタシア・コベキナというチェリストを迎えてドヴォルザークのチェロ協奏曲とチャイ5の組み合わせで2公演となっています。

 

出演 

指揮:セミヨン・ビシュコフ

ピアノ:チョ・ソンジン

管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

 

プログラム 

前半

スメタナ:交響詩『わが祖国』より 「モルダウ」

ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調

 第1楽章 アレグラメンテ

 第2楽章 アダージョ・アッサイ

 第3楽章 プレスト

後半 

チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 op.64

 第1楽章 アンダンテ - アレグロ・コン・アニマ
 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・アルクーナ・リチェンツァ
 第3楽章 ワルツ:アレグロ・モデラート
 第4楽章 フィナーレ:アンダンテ・マエストーソー アレグロ・ヴィヴァーチェ

 

アンコール

(ソリスト)ショパン:ワルツ第3番イ短調 作品34-2「華麗なる円舞曲」

(オーケストラ)①マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲

②ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第1番

 

僕が、チェコフィルの来日公演を聴くのは19/10(★)、23/11(★)に次いで今回で3回目。

好きなオケのひとつで、過去2回も指揮者はビショコフでした。
 
最初の曲は、チェコの作曲家スメタナの交響詩『わが祖国』より 「モルダウ」。
この曲を聴くのは、昨年7月のペトル・ポペルカ指揮・ブラハ放送響の来日大阪公演(★)以来。
この時の演奏も良かったんですが、やっぱり、チェコのオケが演奏するスメタナやドヴォルザークは格別だと僕は思っていますし、今回の演奏も素晴らしかったですOK
オケの編成は16-14-12-10-8。
最初のフルートの音、続くクラリネットが美しく、そしヴァイオリンによって大きな音量・音圧で奏でられる「モルダウ」を、行ったことがないヴルタヴァ川を思い浮かべながら、聴くことができましたニコニコ
 
続いて、チョ・ソンジンによるラヴェルのピアノ協奏曲。
僕がソンジンの演奏を聴くのは、ブログを始める以前の17/5にサロネン指揮・フィルハーモニア管の来日公演でのベートーヴェンの「ピアノ協奏曲 第3番」、18/1のリサイタル(★)、18/6アンドレス・オロスロ=エストラーダ指揮・フランクフルト放送響の来日公演(★)でのラフマニノフのピアノ協奏曲 第2番に次いで、今回で4回目。
また、演奏曲のラヴェルのピアノ協奏曲を聴くのは、昨年12月、川瀬賢太郎さん指揮・日本センチュリー響の豊中名曲シリーズ(★)での務川慧悟くんの演奏以来。
オケの編成は、14-12-10-8-6.
自席が1階後方だったせいか、第1楽章のオケとピアノが協奏するところでは、ピアノの音が聴き取りにくく埋もれているように感じられることもあって、あれ?っと思いましたが、第2楽章の美しさは流石、ショパコン優勝者と思わせるものでしたキラキラ
昨年12月の務川くんの第2楽章も綺麗だったけど、ソンジンはそれ以上のように感じました。
繊細なタッチでテンポの揺らしも心地よく聴こえ、沁みましたルンルン
そして、第3楽章ではオケとの協奏もしっかり聴こえ、大いに盛り上がってフィナーレとなりました!
 
アンコールのショパンのワルツ第3番「華麗なる円舞曲」も良かったですグッ
 
後半はチャイコフスキーの交響曲第5番。オケの編成は再び16-14--12-10-8。
この曲を聴くのは、今年7月のドゥダメル指揮・ベルリンフィルの来日大阪公演(★)以来。
この時のBPOがあまりにも凄まじかったので、今回はそこまでの感動には至りませんでしたが、充分楽しませてもらえる演奏でした。
各木管首席のソロは美しかったし、第2楽章のホルンが秀逸チョキ
第4楽章のクライマックスでのビショコフの渾身の指揮に応えるオケが一体となった演奏は迫力があったし、特にトランペット首席の音がムチャクチャ鳴り響いていましたメラメラ
客席からは拍手喝采拍手、ブラボーの嵐!!
 
アンコールは前回同様、大サービスの2曲びっくり
1曲目の弦のみで演奏されたマスカーニの歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「間奏曲」は凄く美しくキラキラ、ラストのドヴォルザークの「スラブ舞曲 第1番」は大いに盛り上がってフィニッシュとなりましたびっくりマーク
 
 
開演14時、休憩20分を挟み、終演16時20分。
来日オケのコンサートは高価格のため空席が目立つことが多々ありますが、この日は完売で補助椅子ありの満席。演奏も客入りもバッチリなコンサートでした。
 
ジャパンアーツのX投稿のリンクを貼っておきます。

 

 

そして、今夜はこちら。

石田泰尚×崎谷直人 ヴァイオリンDUO。初めてですが、楽しみです。