昨夜は、ロンドン交響楽団(LSO)の来日・大阪公演を聴きにシンフォニーホールに行ってきました。

今回のLSOの来日ツアーは、24日の福岡から始まり昨夜が大阪、今日明日が東京、最後が札幌の全5公演。

指揮は首席指揮者のサー・アントニオ・パッパーノで、ソリストは全公演ともピアニストのユジャ・ワンです。

プログラムは3種用意されていて、福岡と札幌が前プロ:ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第1番&メインプロ:マーラー・交響曲第1番「巨人」、9/27の東京が前:シマノフスキ・演奏会用序曲+ショパン・ピアノ協奏曲第2番&メイン:「巨人」、9/25大阪・9/26東京が前:ベルリオーズ・序曲「ローマの謝肉祭」+ラフコン1&メイン:サン=サーンス交響曲第3番「オルガン付き」となっています。

 

出演 

[指揮]サー・アントニオ・パッパーノ

[ピアノ]ユジャ・ワン

[オルガン]リチャード・ゴーワーズ

[管弦楽]ロンドン交響楽団

 

プログラム 

前半

ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」 op. 9

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1(ピアノ:ユジャ・ワン)

 第1楽章 Vivace

 第2楽章 Andante

 第3楽章 Allegro vivace

後半

サン=サーンス交響曲第3番 ハ短調 op.78 「オルガン付」(オルガン:リチャード・ゴーワーズ)

 第1楽章 Adagio - Allegro moderato - Poco adagio
 第2楽章 Allegro moderato - Presto - Maestoso - Allegro

 

ソリストアンコール=①ドヴォルザーク:スラブ舞曲集 第2集 op.72より第2番【パッパーノと連弾】

          ②チャイコフスキー(編曲:アール・ワイルド):<白鳥の湖>4羽の白鳥の踊り

          ➂カプースチン:8つの演奏会用エチュード トッカティーナ op.40-3

オーケストラアンコール=フォーレ:パヴァーヌ op.50

 

僕がLSOの演奏を聴くのは、2018年9月(★)、2022年9月(★)に次いで3度目。過去2回ともラトル指揮で素晴らしいものだったので、今回も僕はあまり知らない方だった新首席指揮者パッパーノによる演奏ですが、大いに楽しみにしていました。

 

オケの配置は対向型で、前半は14-12-10-8-6。

自席はユジャのピアノを浴びるように聴こうと思い、上手側ブロックの再中央寄り通路横の前から3列目をとっていました。

最初ベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」は初めて聴く曲。自席が随分前だったこともあり、最初からオケの圧が強く感じられ、その後、静かな曲調になった後、謝肉祭のタイトル通り再び盛り上がって、最後は金管も大いに鳴り響く強烈なフィナーレになりました。

初めてみるパッパーノですが、アクションも大きく最初から凄い熱量でした炎

 

続いて、ユジャ・ワンのラフコン1。

ラフマニノフのピアコンの実演と言えば2番3番そしてパガ狂が圧倒的に多く、4番を上原彩子さんの演奏で1度だけ聴いたことはありますが、1番は昨夜が初めて。CDも2番とセットで収録されているツィメルマンの演奏1枚のみです。

僕としては生で聴く機会のなかった曲をユジャで聴けるのを嬉しく思っていました。

ユジャの演奏は、ブログを書き始める以前にリサイタルで1度、次いで2018年11月ゲルギエフ指揮・ミュンヘンフィル(★)とブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いて以来で、今回が3度目。(余談になりますがブログを書きながら、もうゲルギエフを観ることはないのかなぁ~とちょっと感傷的になっていますショボーン)

下に貼ったKAJIMOTOのXに添付されている動画のように、ユジャは艶やかなミニのワンピースで登場。

第1楽章の冒頭から凄まじく強い打鍵で、前の方に座っているとピアノが唸っているように感じる迫力のある演奏びっくりマーク

当然、ただ強いだけという訳がなく超絶技巧を感じられ、また、第2楽章では柔らかいタッチで音符が流れているような美しさがありましたキラキラ

第3楽章は再び激しく圧巻の演奏グッ

賛否両論あるピアニストだと思いますが、僕はやっぱりユジャの演奏も容姿も好きです!!

 

ソリストアンコールはなんと3曲びっくり

最初のハンガリー舞曲はパッパーノと一つの椅子を分け合って座り、連弾で演奏爆  笑

2曲目の白鳥の湖は、タイトル通り、4羽の白鳥が踊っているかのようOK

最後のカプースチンもちょっとジャズっぽくてgood。この曲はスマホかタブレットで譜面を見て演奏していたようで、パッパーノが寄り添い操作をしていました。

カーテンコールでもはいつものようにペコっとお辞儀をしていましたニコニコ

 

後半は16-14-12-10-8となり、サン=サーンスの3番「オルガン付」。

この曲を聴くのは、今年5月のヤマカズ指揮・モンテカルロフィルの来日公演(★)以来。

前半同様、弦がとても揃って綺麗かつ音圧が高いし、木管も美しく、金管もここという時の爆発力が強烈!

そして、やっぱり圧巻はリチャード・ゴーワーズのパイプオルガンルンルン

ヤマカズとモンテカルトフィルの公演はロームがスポンサーだったためか、パイプオルガンのある京都コンサートホールではなく、ロームシアターでの開催となりハモンドを使ってましたが、やっぱりこの曲はパイプオルガンで聴いてこそと思いますウインク

昨夜はシンフォニーホールのパイプオルガンが美しい音で鳴り響きましたOK

会場からはブラボーの嵐と拍手喝采拍手

 

アンコールはしっとりとフォーレのパヴァーヌ。フルートと弦のピチカートが凄く綺麗でしたキラキラ

カーテンコールはパッパーノ指揮でオケ全員で前方席とP席に向きを変えて丁寧にお辞儀。僕の正面は第2ヴァイオリン奏者の方々でしたが、にこやかな表情が印象的でした。

 

開演19時、休憩20分を挟み、終演21時10分。

当日券の発売もあり、客入りは2階正面・サイドバルコニーとも空きが目立ち60~70%程度の入り。

やはり、チケットが高価な海外オケの公演は関西ではなかなか満席にはならないようです…
 

 
昨夜の公演についてのKAJIMOTOのXへの投稿リンクです。
編集するとシンフォニーホールが実際よりも綺麗なホールに見えてビックリ爆  笑