今日は朝から、少し前に話題になったインド映画『RRR』を観に行ってきました。すごく面白かったんですが、そのことは明日書くことにして、今日のブログは、映画が面白かったこともあり、ますます印象が薄くなってしまっている、日曜日5/28に行った兵庫芸術文化センター管弦楽団 2022-23シーズン 第141回定期演奏会「下野竜也 ザ・ブリティッシュ!」のことを書きます。
指揮は下野竜也さん、ソリストはヴァイオリニストの三浦文彰くん、プログラムはウォルトンの「スピットファイア」前奏曲とフーガという曲とエルガーのヴァイオリン協奏曲とエニグマ変奏曲。コンサートのタイトルになっているように、オール・イギリス音楽です。
出演
指揮;下野 竜也
ヴァイオリン:三浦 文彰
管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
コンサートマスター:豊嶋靖嗣
プログラム
前半
ウォルトン:「スピットファイア」前奏曲とフーガ
エルガー:ヴァイオリン協奏曲
第1楽章 アレグロ
第2楽章 アンダンテ
第3楽章 アレグロ・モルト
後半
エルガー:エニグマ変奏曲
第1変奏 キャロライン・アリス・エルガー
第2変奏 ヒュー・デイヴィッド・ステュアート=パウエル
第3変奏 リチャード・バクスター・タウンゼンド
第4変奏 ウィリアム・ミース・ベイカー
第5変奏 リチャード・P・アーノルド
第6変奏 イソベル
第7変奏 トロイト
第8変奏 ウィニフレッド・ノーベリー
第9変奏 ニムロッド
第10変奏 間奏曲:ドラベッラ
第11変奏 ジョージ・ロバートソン・シンクレア
第12変奏 ベイジル・G・ネヴィンソン
第13変奏 ロマンツァ
第14変奏 終曲:エドゥー
オケの編成は前後半を通じて、弦5部14-12-10-8-6。
最初のウォルトンの「スピットファイア」前奏曲とフーガ、僕はウォルトン自体を知らなかったので、曲も知っているはずがありません。ウォルトンという方は20世紀前半の英国のクラシックジャンルを代表する作曲家の一人として交響曲を完成させたりすると共に、映画音楽にも積極的に進出。今回、演奏された曲も好評だった映画の音楽から抜粋し演奏会用として編曲されたものとのこと。
正に、映画音楽という曲調で聴き易くてコンサートの幕開けには相応しい感じがしました![]()
![]()
続いて、三浦くんがソリストを務めるエルガーのヴァイオリン協奏曲。これも初めて聴く曲でした。
三浦くんの演奏は、辻井くんとのアンサンブル(★)やDUO(★)は聴いていましたが、オケとのコンチェルトは、今回と同じく下野さん指揮による208年2月のPAC定期演奏会(★)以来です。どんな演奏だったかはもう忘れましたが、この時に演奏されたブルッフのスコットランド幻想曲が良かったことだけはなんとなく覚えていて、今回も期待していたのです。
今回も三浦くんの演奏は素晴らしかったし音も良かったんですが、全体の印象は正直、イマイチ![]()
壮大なイメージはそれなりにする曲でしたが、約55分と長いし、僕にはクライマックス以外は盛り上がりがあまり感じられない、のっぺりした眠くなる曲だったのです![]()
長い曲を熱演したこともあって、3日間通してアンコールはなし。金土の公演でアンコールがあればHPに記載されますが、なかったので当日も期待はしませんでしたが、カーテンコールの最後に譜面台に近づいた時に会場から期待するようなどよめきがちょっとでたものの、譜面を持って帰るだけで「えっ、やらないよ」みたいな顔で退場する三浦くんが印象的でした。
メインプロといっても前プロが長かったで、どっちがメインかわかりませんが、後半もエルガーでエニグマ変奏曲。
第9変奏のニムロッドだけは、どこかでアンコールで聴いたことがありますが、他は多分、初めてでした。
14の変奏曲の一つ一つが、エルガーの友人など14人をそれぞれスケッチしている曲。
但し、エルガーの個人的な印象なので誰のことなのか公表する必要はない、とされていたけど、「C.A.E」や「E.D.U」等の頭文字が付されていたので、のちの研究者たちによって、その謎(エニグマ)の人物の大半が特定されているとのこと。
人物が特定されても知らない人ばかりなので、特徴をスケッチしているのかわからないけど、下野さんの指揮で曲自体はメリハリのある演奏になったので、こちらはそれなりに楽しめました![]()
僕自身はそれほど感動しなかったけど、会場からは大きな声のブラボーも数か所から発生されていました![]()
開演15時、休憩20分を挟み、終演17時10分。
サイドバルコニー等に空きがり、お客様の入りは70~80%程度。PACの定期演奏会にしてはちょっと少ない感じでした。
PACのtweet、リンクを貼っておきます。
https://twitter.com/hpac_orchestra/status/1662740484551483393?t=SfcU0PIDRhvt_I3zbs13Pw&s=19
第141回 定期演奏会 下野竜也 ザ・ブリティッシュ!
— 兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC) (@hpac_orchestra) 2023年5月28日
3日間の公演が終了しました!気高く勇壮なイギリス音楽の世界、お楽しみいただけたでしょうか?
右から、指揮 #下野竜也 さん、ソリスト #三浦文彰 さん、コンマス #豊嶋泰嗣 さん♪やり切った素敵な笑顔です😊#PAC141 pic.twitter.com/ovvGo1HwPL
