大混乱で神頼みのトランプはカルト的な妄想の中を彷徨っている 3 ~TACOトランプがバレる~ | きなこのブログ

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【3223】イラン戦争はトランプの負け、イランの勝ちである。
https://snsi.jp/bbs/page-1/

丁度一か月続いた、イラン戦争 Iran War は、アメリカのトランプ大統領の負けだ。

イランの勝利、とういうことでひとまず終わった。

 

このように、アメリカ国内だけでなくヨーロッパや世界中の政治の専門家たちが思っている。

 

だが誰も、このようにはっきりと書かない。

 

だから、私、副島隆彦が書く。

トランプ(アメリカ)の負けだ。

 

皆も本当はそう思っている。

 

だが西側同盟の人々は自分に向かって恥ずかしいから、そのように率直に言わない。

 

実は、一番恥ずかしがっているのは、アメリカ国民である。

 

アメリカ国民が恥を知るべきなのだ。

自分たちの指導者である大統領(プレジデント)が、急に戦争を始めた。

 

それをアメリカ国民の8割以上が支持した。

 

しかし、この一か月の間で、どんどん考えが変わった。

 

 

どうも自分の戦争支持の判断は間違っていたのではないかと、深刻に考えを変えつつある。

人間は、自分の誤りや考え違いを、簡単には認めない生き物である。

 

ただ、恥ずかしいのである。

 

だから4月2日の現在もなお、勝手に戦争を始めたドナルド・トランプに対する激しい怒りを表明するアメリカ知識人は少ない。

 

MAGA派の中の中心的な人物たちだけが、「トランプはイスラエルに引きずられて、ネタニヤフに騙されて、イランへの空爆を開始した」と、激しく書いた。

 

私は彼らの考えに賛成している。

アメリカ合衆国の政治の歴史で、リーダーすなわち自分たちの指導者に対する権限移譲の考えというのは独特である。

 

「自分たちの指導者だ」と認めた人間に対する絶対的忠誠心を、アメリカ国民は持つ。

 

このリーダーの問題はひとまず置く。

トランプは、3月24日の時点で既に戦争の継続をあきらめていた。

 

それでも「自分はこの戦争に勝つんだ。恥をかくわけにはいかない」と強がって意地を張って、日本の佐世保にいた強襲揚陸艦(きょうしゅうようりくかん、Amphibious assault ship アンフィビアス・アソールト・シップ)である「トリポリ」(2500人の敵前上陸部隊が乗り組む)と、カリフォルニアのサンディエゴ軍港からも出撃させた。

 

 

合計で5000人の海兵隊(マリン・コー marine corps )、緊急即応部隊を動かした。

 

たった5000名の兵隊をイランのカーグ島に上陸させる、という茶番劇を世界中に示した。

始めからできるわけがないんだ。

 

いったいどうやって、この二隻の強襲揚陸艦がホルムズ海峡を無事に通過できるというのか。

 

そんなことをしても、イランの革命防衛隊が沿岸から打つ巡航ミサイルとドローンで撃沈されるだけだろう。

1969年のベトナム戦争で、アメリカは50万人の米兵を派遣した。

 

そして1972年のパリ和平会議で米軍は撤退した。

 

2003年3月20日からのバクダッド爆撃と米軍によるイラク侵攻では、ブッシュ(子)大統領が、16万人の米兵をイラクに進駐させた。

 

この時、中国は「たったの16万人の米兵しか送れないのか」と、アメリカを見切った。

おそらくトランプは、イランへの上陸作戦とイラン全体の制圧などできるわけもないとして、実行するなどと考えてもいなかったはずだ。

 

駆け引き、取引(ディール deal)で相手を威圧して自分に有利に物事を運ぶという、トランプのこれまでの人生全てでのやり方のまずさが、今回は全面的に露呈した。

 

もう、「トランプは口ばっかりの人間だ」ということが世界中にばれてしまって(TACOと言う)、トランプ自身が大恥をかいている。

 

 

しかし大事なことは、今後も、アメリカの国家としての恥である今回のイラン戦争での敗北を、なんとか塗固(こと)して、さらに嘘で塗り固めるだろう。

 

自分たちが負けなかったことにするために、これからも「アメリカが勝ったのだ」という見せかけの外交交渉をやり続けるだろう。

 

 

次は、トランプ大統領の対イラン戦争への敗北への責任追及がアメリカ国内で起きる

 

 

それと合わせて、再び、エプスタイン問題へのトランプの関与が騒がれる。

 

 

 

イスラエルのネタニヤフ首相に騙(だま)されて、トランプが自分の弱みを握られているものだから、2月28日に奇襲攻撃(先制の不意打ち攻撃)をやった。

 

イランの最高主導者のハメネイ師と40名のイラン政府のトップを、テヘランの同師の自宅を爆撃して殺した。

 

イスラエル空軍がやった。

 

これで一気にイランの政治体制が壊れると、二人は考えた。

 

それが愚かであった。

この日、ハメネイ師自宅ではイランのトップたちが集まって、アメリカとの和平協議に関する検討をしている最中だった。

 

アメリカは、イランの最高幹部たちが集まって結論を出す場をわざとつくって、そこをだまし討ちしたのだ。

 

イラン側が自国の核兵器の開発をやめると話し合っているところを、卑劣なやり方で狙ったわけだ。

 

だからイラン国民が激高(げっこう)するはずなのだ。

 

そのあと米軍が、イラン全土の6000か所を弾道ミサイルで爆撃したという。

それでも、指導者たちを殺されても、イランは屈服しなかった。

 

アメリカの、軍事衛星を使った最高性能の精密誘導爆弾(プリサイス・アタック・クルージング)のミサイルで指導者たちを次々に殺されても、イランは屈服しなかった。

 

体制の崩壊も起きなかった。

 

これがイラン民族という長い歴史を持つ国民のすごさである、と世界中で言われ始めている。

簡単に書くと、イランとイラクを合わせたのが6000年前からのメソポタミア文明である。

 

メソポタミアの南の方がバビロニアだ。

 

この6000年の歴史を持つ、世界4大文明の中でも一番古い文明の強さが、今回、如実(にょじつ)に示された。

 

現代世界の最高級の軍事技術をもってしても、人類の文明の長さと大きさにはかなわない、ということだ。
 

革命防衛隊というのは、国家軍隊(国防軍)ではなくて私兵(しへい)であり、傭兵部隊である。

 

それが今や、イランの国家予算の3割ぐらいを握っている強大な組織になっているようだ。

今回のイラン(ペルシア)の不屈の戦い方を見て私が思ったのは、大思想家のフリードリッヒ・ヘーゲルが大著『世界史の哲学』の中で書いた「高地アジア(ペルシア高原)の本質は熱狂である」というコトバだ。

 

私はこのヘーゲルの世界哲学を、学生時代の22歳の時に読んだ。

 

この「高地アジアの本質は熱狂(enthusiasm エンシューシアズム)である」と書いたことの意味がようやく分かった。

 

ペルシア民族の誇り高さを言い表していたのである。

アケメネス朝ペルシアが、古代ペルシアをも、本当は支配していたのだ。

 

ソクラテスの時代より少し後(あと)のギリシア・ペルシア戦争、その後のアレキサンダー大王の遠征も、まさしくこのアケメネス朝ペルシアである。

 

だからアレキサンダーは、まさしく世界帝国だったペルシアの中心のバビロンで、アケメネス朝の王女の一人と結婚したのだ。

 

もとのドイツ語では、この熱狂をEnthusiasmus (エントゥズイァスムス)という。

考えてみれば、2月28日の不意打ち爆撃の前に、アメリカの国家情報局(NIA)長官は、大統領への報告書でイランの政権を倒すことはできませんと冷静に分析していた。

 

トランプがそれを無視して自分勝手にやったのだ。

 

そして今、そのことでトランプ本人が非常に恥ずかしがっている。

 

恥をかいた、で済めばいいが、これをメア・クルパ(Mea Culpa)とラテン(ローマ)語では言う。

 

日本語では、「全く、私(わたくし)の不徳のいたすところです」である。

 

トランプはこの後も、とぼけてしらん顔をして居直るだろう。

 

トランプは認知症(デメンシア)、ボケ老人として見捨てられていくだろう。

 

 

副大統領のJ.D.ヴァンスが、最初からずっと冷静な態度をとっていた。

 

ヴァンスの周りのスタッフたちも、イラン爆撃は一週間以内でさっさと終わらせるべきだと強く主張していた。

 

ヴァンスがトランプから距離を置いていたという話は記事にもなっているので、それを載せる。

 


最近は日本人も平気で、「出口戦略」というコトバを使うようになったが、これは「ある事柄を決断して実行したときには、それを終わらせる時に、どのようにそこ(問題)から脱出するか」という、大人の議論である。

 

つまり、はじめから後々のことを考えておくという慎重な態度のことだ。

ブッシュ(子)がイラク侵略戦争をはじめた(2001年の9・11の後にアフガニスタン侵攻。その2年後、2003年がイラク侵略戦争)のだが、最強のストライカー師団(戦車部隊)をやっと撤退(帰国)させたのが2013年、オバマ大統領の時だ。

 

だから、一旦戦争を始めると、兵力を撤退させるのは大変なことなんだ。

トランプはこのことがよくわかっている男だから、「戦争はしない」と、深く自分にも言い聞かせて来たはずなんだ。

 

なのに、やっぱりやってしまった。

 

権力者になると、どうしても、我を忘れて戦争にのめり込むものであるらしい。

慎重な商売人上がりであるくせに、トランプはこの出口戦略(exit strategy エグジット・ストラテジー)が、今回は全然なかったのだ。

 

それを、今頃になって慌てまくって、自分に打撃がこないように、備縫策(びほうさく)でみっともなく立ち回ってる。

 

 

かつ、そのことが周りから丸見えになっている。

 

それらの証拠になる記事も載せる。

 


今日はこれで終わりにするが、私、副島隆彦が冷酷な未来予測をしておく。

 

私が生きている間に、すなわち10年以内に、イランは核保有をする。

 

それを、この後も着々と続けるだろう。

 

イラン(ペルシア)にしてみれば、最高指導者たちを殺されて、戦争の正義が自分たちにあって、このままただで済ませるわけがない。

中国とロシアは表面上は、絶対にイランに核技術を与えることはできない。

 

それでもイランは、北朝鮮やパキスタンが持っている核技術を着々と手に入れる。

 

同時に、サウジアラビアが核保有国に着々となりつつある。

 

アメリカもイスラエルもこの事実を認めざるをえない。

さらに大事なことは、イランが核兵器を持つと、イスラエルと互いに一発ずつ発射する時が来る。

 

それで互いに30万人ずつが死ぬだろう。

 

これは極めて冷酷な人類史への私の予言である。

 

人類(人間)という愚かな生き物は、自分が手に入れた最高技術は必ず使うという性質を持っている。

だから、イランとイスラエルが核を一発ずつ打ち合ったあと、人類は次の新しい世界に向かう。

 

それは、「国家が死滅へ向かう」ということだ。

 

人類は愚かなままではいられないので、「国家(政府)が悪をなすのであるから、その国家を廃絶し死滅に向かわせることが正義である」という考え方に、急激に向かっていくだろう。

「国家はたった2つのことしかしない。戦争をすること、それから税金をとることだ」という冷酷な言葉が政治学にはある。

 

だから、民衆は自分の子供が兵隊に引っ張られる(ドラフト、徴兵)されることが本能的に死ぬほど怖い

 

特に女がこのことを怖がる。

 

それと税金。

 

国家は、福祉やインフラ整備や医療その他必要なことをすることになっているが、それらはあくまで付け足しであり、言い訳なのである。

10年ぐらい前、私は佐藤優(さとうまさる)氏と対談本を作っていた(3冊目だったかな)

 

その時、私がとっさに「イランとイスラエルがやがて、互いに核爆弾を落とすでしょう」と言った。

 

そしたら佐藤優氏はブルっと震えて、「副島先生、それは言ってはいけません。先生がそれを言うと、本当に世界に広がるんですよ」と真顔で言った。

 

これをバタフライ・エフェクト「ほんの些細な出来事が、時間の経過とともに予想もつかない大きな結果をもたらす現象」 という。

 

 

小さな一匹のちょうちょの羽(はね)の羽(は)ばたきが、世界に影響を与える、という考えである。

 

そういうものかな、と私はその時に思った。


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https://www.sentaku.co.jp/articles/view/26121

 

 

 

 

 

 

9条の戦争の放棄があるから徴兵されない。

そもそも戦争を放棄しているのだから徴兵する必要はないのである。

が、しかし改憲されると徴兵される理由ができることになる。