大阪万博 メタンガス検知を通報した共産党市議への呆れた対応 吉村知事の説明も嘘だらけ
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「いのち輝く万博」ならぬ「いのち吹き飛ぶ万博」となるのか──。
続【大阪・関西万博】
— さき (@StudySsaki55) March 21, 2025
その後調べましたところ「ミャクミャク」盗作疑惑と言うよりほぼ盗作ではないでしょうか。
2020年8月28日 氷厘亭氷泉さん、ナンブ寛永(古本の南部堂)さんが挙げています。 pic.twitter.com/dUnF14bUjw
開幕まであと3日に迫った大阪・関西万博だが、テストラン(リハーサル)が実施されていた最中の6日に着火すれば爆発する爆発下限界を超えるメタンガスが検出され、不安の声が高まっている。
今回、爆発下限界を超えるメタンガスが検出されたのは、万博会場西側の「グリーンワールド」にある電気設備が設置された地下ピットを保護するマンホール内。
引火すれば爆発を起こしうる最低濃度5vol%を超えるメタンガスが検出されたのだ。
ご存知のように、大阪万博をめぐっては昨年3月にもトイレの建設現場でメタンガスによる爆発事故が発生。
このときは床下の配管ピットの蓋の穴から溶接の火花が落ち、ピットに溜まったメタンガスに引火。
厚さ18 センチのコンクリート床が約6メートルにわたってめくれたほか、爆発で吹き飛んだコンクリートによって天井が10カ所も損傷した。
当時、万博協会の藁田博行整備局長は「これくらいで済んでよかった」などとコメントしたが、ようするに、場合によっては死傷者が出てもおかしくないような重大事故だったということだ。
そして、開幕を目前に控えたいま、爆発事故が起きてもおかしくない濃度のメタンガスが検出されたとなれば、懸念が高まるのは当然だ。
ところが、このような重大な事故に繋がりかねない問題が判明したというのに、吉村洋文・大阪府知事は問題の深刻さを受け止めず、むしろ不安が増幅するような発言をおこなった。
吉村知事は8日、囲み会見で今回の爆発下限界を超えるメタンガスが検出された件について記者から質問されると、平然とした調子でこんなことを言い出したのだ。
「メタンガスは空気より軽いので、きちんと自然換気すれば対応できる。それが単体で何か爆発するというものでもない」
「今回はマンホールの下で、毎朝チェックをするプロセスをやっていて、朝の確認では0だった。だけど夕方には出た」
吉村知事は「単体で爆発するものでもない」と言うが、今回、爆発下限界を超えるメタンガスが検出されたのは前述したように電気設備が設置された地下ピットだ。
何かの問題が発生しショートが起きて火花が散ればメタンガスに引火して爆発が起こる可能性も考えられるのだ。
「玉川徹は万博出禁」発言の反省なし!大阪万博の問題点を追及する共産党に現地視察させず
しかも、「きちんと自然換気すれば対応できる」だの「朝の確認では0だった」だのという発言には呆れるほかない。
というのも、万博協会は昨年3月の爆発事故を受けて、換気設備やガス検知器の設置、ガス濃度の計測結果の定期公表、ガスの滞留を防ぐためマンホールや地下ピットの蓋を穴あきタイプに変更するなど、再発防止策に36億円もの予算を計上。
万博協会の藁田氏も「フルスペックの対策で、万全を期した形で開催できる」と豪語していた。
ところが、今回、爆発下限界を超えるメタンガスが検出された場所は、なんと爆発事故が起こった場所のすぐ近く。
36億円もかけて再発防止策を講じたというのに、爆発事故が起こった近辺でさえ、いまだに危険極まりない状態にあることが判明したのだ。
ようするに、この期に及んで吉村知事が「きちんと自然換気すれば対応できる」「朝の確認では0だった」と言っていること自体、再発防止策が機能していないことの証左なのだ。
現に、万博協会は今月3日にも今年1〜3月のガス濃度測定結果を公表し、屋外の電気・通信設備等の地下ピットや交通ターミナルで基準値以上のメタンガスを検知したことを明らかにしながらも〈測定値は、基準値未満となっていることを確認できましたので、安全に会場をご利用いただけます〉としていた。いったい何をもって「安全」だとしたのか、万博協会の無責任さがあらわになったといえるだろう。
しかも、今回、爆発下限界を超えるメタンガスを検知したのも、万博協会ではなく、6日のテストランに参加していた元消防士である日本共産党の寺本健太・守口市議だった。
寺本市議によると、持参した検知器で計測した結果、基準値を超えたために119番通報。
同日、万博協会も基準値を超えるメタンガスを検知したと公表したのだ。
ちなみに、これまで共産党の議員は大阪万博の問題を追及してきたが、爆発事故以後、万博協会は共産党を“排除”してきたという。
実際、共産党の辰巳孝太郎・衆院議員は昨年11月13日、〈他党には認めても共産党などには夢洲現地視察をさせない対応が続いてきました〉とし、経産省に対して〈改めて議員団視察を強く申し入れ〉たことをSNSで報告。
同月22日には共産党議員の視察が実現したが、辰巳議員は〈3月にガス爆発事故が起き、今でも1日25mプール9つ分のメタンガスが噴出し続ける夢洲1区への視察は頑なに拒否されました〉と投稿。
今回、メタンガスの危険を明らかにした寺本市議は、守口市議に割り当てられたテストラン参加枠が割り振られた結果、入場できたのだという。
万博問題を追及してきた「しんぶん赤旗」についても同様だ。
9日には国内外のメディアを招待した内覧会「メディアデー」が開かれ、国内外のメディア関係者約4500人が参加したが、万博協会は赤旗を“排除”。
関西の赤旗記者によるSNSアカウントは〈「赤旗」は愛知万博でも協会から記者証が発行され、政府官庁・自治体でも他メディアと差別なき対応を受けており、今回の取材拒否は異常です〉と投稿している。
吉村知事による「玉川徹は出禁」発言が象徴的なように、万博に批判的なジャーナリストやメディア、議員は排除しようという姿勢には不信感しか生まれないが、そうやって排除されてきた議員が今回、万博の危険性を白日の下に晒したというわけだ。
メタンガスを検知した寺本健太・市議の通報にまともに対応せず、消防車の緊急出動もなし
その上、寺本市議が8日におこなった会見によると、爆発下限界を超えるメタンガスを検知した際、寺本市議はまず、現地の万博スタッフにこの事実を責任者に伝えるよう要請したというが、スタッフは「責任者に伝えはした」と言うばかりで、避難誘導もせず。
そこで、寺本市議は「消防が詰めている」という情報を得ていた万博防災センターに駆け込もうとしたが、今度はセンターの入口付近で警備員に「これ以上、先に進むためには許可証が必要です」と言われて阻まれてしまった。
そのため、今度は消防局の指令センターに電話し、爆発下限界を超えるメタンガスを検知したことを伝えたうえで防災センターに通してほしいと交渉。
しかし、それでも警備員の対応は変わらなかったため、119番通報をおこなったのだという。
しかも、寺本市議によると、大阪市消防局に問い合わせたところ、通常であればメタンを検知したという通報が入った場合、消防車など3台が緊急出動するという回答したというが、6日の通報時は緊急出動ではなく業務出動でサイレンも鳴らさずに現場に到着したという。
「きちんと対応していく」の一点張りの吉村知事に、根拠もなく「安全」だと言い張る万博協会、さらには緊急事態が発生したというのにまともな対応をとれなかったスタッフ、万博防災センター、消防局……。
つまり、運営側に危機管理能力が微塵もない状態で、万博が開幕しようとしているのだ。
そもそも、吉村知事といえば、昨年の爆発事故後も「パビリオンが立っているところに埋まっているのは土、土砂ですので、そういったガスが出ない」などと発言していたが、その後、パビリオンエリアでもメタンガスを検出。
嘘八百で安心させようとしていたことが露呈した。
吉村知事の言うことを信用しろというほうがおかしいのだ。
昨年12月の調査によって、夢洲1区に設置された83本のガス抜き管からは1日に3トンものメタンガスが排出されていることが判明しているように、万博会場のある夢洲は安全にイベントが開催できるような場所ではない。
にもかかわらず、万博には来場者数を水増しするべく子どもたちを動員。
今回、爆発下限界を超えるメタンガスを検出した西ゲート近くにも児童・生徒の団体休憩所が設けられている。
また、万博会場内は全面禁煙だが、会場内へのライター持ち込みも多量でなければ禁止されていない。
もし、危険な場所にタバコが投げ捨てられたり、ピットで火花が発生した場合、いったいどんなことが起こるのか。
いや、危機管理がザル状態の万博協会が把握できていない、もっと危険な場所が会場内に存在する可能性だってある。
吉村知事や万博協会の無責任な「安心・安全」という言葉を、けっして鵜呑みにしてはいけない。
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