久々の投稿 台北のマスク事情
すっかリご無沙汰しています。
コロナウイルスで世界中大変なことになっていますね。
私自身台湾でSARSが猛威を振るった2003年頃は、アフリカに住んでいて、経験はないのですが、その時台湾はパンデミックになるのではないかと本当に不安だったと聞きました。
その経験が生かされたことも、今回の台湾政府の対応が迅速だった理由の一つでもあるそうです。
例えばマスク。
1月の下旬に春節で5日ほどの長期休暇に入った頃、義母から風邪を移され後半はほとんど家で寝ていました。その頃ちょうどコロナウイルスが武官で猛威を振るう映像が流れ、中国人観光客やビジネスの行き来の多い台湾も警戒を強め出しました。私が春節明けに、医者に行こうとして外に出たときには、歩いている人のほとんどがマスクをつけていてびっくり‼️ まるで三日ほど休んで外に出たら違う国にきたかのような違和感。その次の日地下鉄ではほぼ全員がマスク着用でした。
その後慌ててマスクを買いに走りましたが、どこも売り切れ。
ですが、あっという間に政府がマスクを増産、しばらくすると、全国の薬局に配布され、保険証の番号が奇数か偶数かで曜日指定され、週に一回二人分6枚が買えるようになっていました。
そして4/9からは、二週に一度、曜日の指定なく二人分の18枚がもらえます。
とにかく台湾政府はやることが迅速!
と言ってもマスクが足りなくなるかも、と不安があり、いろんなお店を覗いていた所、永康街のお土産物屋さんでマスクカバーを見つけて、10枚ほど買い込みました。布製なので毎日洗濯すればマスクを数日使えるようになり、二週間に一度の供給があれば今のところなんとかなりそうです。
春節の頃すぐに中国からの観光客の入国を禁止にしたことや、感染者が出た場合は、徹底した隔離、その人の数日の行動範囲まで公開し、同じ交通機関に乗った人は気をつけるように注意喚起するなど、ちょっと怖いと感じるほどでした。
が、結果が今の台湾の感染者数を抑える結果につながったのでしょうね。
今も台湾では、公共機関ではマスクは必須、やってない場合は乗れないそうです!
それでもやはり人の流れがかなり止められた事で経済的な影響はすごく出ているようで、小さなお店が閉まったのも目にするし、特に飲食店への影響、旅行業への影響は相当らしいです。
台湾は世界の優等生のように言われていますが、今のところ企業や個人事業への政府の補償は何も決まっていないようで、その点はどうなんだろうなっと気になっています。
「お母さんは成功してない」と言われて
コロナ肺炎騒動が始まって、二ヶ月半が経ちました。台湾は、水際対策で成功し、今のところパンデミックになる可能性はかなり低いようで世界からも絶賛されています。その後感染者が見つかるたびに、その人の数日の行動場所が追跡発表されるという、ちょっと怖いけど、確かに効果抜群な処置もあり、お陰さまで、まあまあ普通に生活しています。それでも地下鉄はほぼ全員マスク。人が集まる場所ではほとんどマスクが当たり前。今回の展示イベントも、台湾だからというのと、開放的な一階の建物で、人数もすくないので開催しましたが、それでもかなり緊張しました。
マスクって面倒だけどやりだすと、お化粧しなくて良いんですよね。マスクで顔が半分以上隠れるので、気持ちも緩み、そこら中で女子力は落ちそうですね。
さて本題。
長男は今年大学を卒業予定ですが、進路を迷っているようです。大学院もテスト受けたもののダメだったようだし(というか殆ど勉強してない)、だからと言って大卒で就職となると、台湾ではお給料がすごく低い。それに経済学部なのだけど金融も会計も全く興味ない。本人は四年生から始めた情報処理の方で力をつけることと、英語の勉強して留学もいいかもと言いだしました。
長男「英語の試験の勉強に塾に行くから、そのお金出してくれない?」
私「うーん、金額は出してあげるの問題ないほどだけど、その塾本当に続けるの?院の準備って言ってパパにお金出してもらったけど、殆ど塾にいってないよね?」
長男「それは、、、でも最近の成績がすごく上がってるから、アメリカの大学院受けるのもいいって先輩に言われたんだ。フランス語も日本語もプラスだけど英語と得意分野が必要なんだよ」
きたきたー!
言ってることは理屈が通ってるし、ここ最近成績がすごくいいのも事実だ。だけど今からアメリカの院の勉強って?TOEFL舐めてんのかな?
とは言わなかったけど、かなり私も批判的な口調になっていたと思う。
要するに、あんた就職したくないんでしょ?
院へ行く前にアメリカでは就職する人多いよ?
前に言ったけど、お母さんはアメリカ留学するために大学4年でアルバイトしてためたお金で行ったよ。だからTOEFLの勉強あまりできずに、有名な大学へは行けなかったけど、自分でお金貯めてよかったって思うよ。
だんだん長男の顔色が変わってきた。もういいよ、わかったよ、、、、もう言わないで!
でも止まらない私。
あなたは一回挫折した方がいいんちゃう?仕事だってやりたくない仕事もやるのも一つだよ。。。。
もう限界だったらしい。
長男が攻撃に出た。
「じゃあ、お母さんはアメリカ行って成功したの?してない人に言われても納得いかないな。行ったけどそれを生かして仕事してないよね?」
は??愕然とした。なんとか言い返した。
「確かに今は関係ないけど、おかげで日本で通訳して一月40万も日本でもらったよ。役に立ってないことはないよ。」
長男「僕にとっては、(通訳なんて)そんなの成功じゃないんだよ。周りにすごいと思われるような仕事でないと意味ない』
留学って、、、お金は?
「奨学金貰えばいい。」
もう呆れてというか、何より息子が発した言葉の暴力に悲しみが湧いてきました。
私は確かにアメリカもフランスも自分でお金を貯めて行ったけど、結局留学先で学んだ事で仕事をしたのは、ほんの数年。でも留学した事で得た経験で今の私があるし、仕事で成功するしないは、私にとって、全然大した事ではなかった。昔は勿論色んな言語をそれなりに勉強した割に使えてないよな、とコンプレックスもあったけど、今はお金や仕事で自分は幸せを感じるタイプではないって分かったので、そのコンプレックスも消えてしまった。
でも、今進路を悩んでいる息子に、そういうふうに、つまり失敗した人間とみられているのかと思うと、やっぱりショックだった。
主人の仕事について外に出てばかりだったので、自分のキャリアよりも、子育てが大事だったし、海外で住む事で語学や他国の文化を勉強したことが十分に役にたった。それでいいって思っていたけど、息子に否定された。子供のためにキャリアを捨てたという感覚はないけれど、この20 年間は結局母としての自分を優先してきた。
そしてその息子に、母さんは留学したって言っても意味ないやん、って言われた。
なんというか、、、、悲しみが沸きました。尊敬して欲しいとかじゃないけど、人間をそういう風に見る長男にも、ある程度いい風に捕らえられてると勝手に期待してたのかもしれないですね。
男の子がメンツやキャリアの成功に重きを置くのはよくある事だし、いい事だとは思う。でも、成功にこだわって生きていると、いつか虚しい思いにぶつかる、と思う。それを伝えようとしたけれど、まだ20そこらの大学生には、通じないようでした。
その後ちょっと話し合って、息子も私も言いすぎた事、彼は母親が成功したしないなんて、別にどうでもいいこと、でも自分で留学費用をやりくりした事が素晴らしいとは思ってないし、すごく嫌なことをズバズバ言われてつい反論した、と言いました。
今の人がみんなそうなのかどうかわからないけど、根性論は通用しないのはわかってる。でも、裕福な家庭に生まれて、自分は勉強だけしていれば親がいくらでも投資してくれる、そんな家に生まれればよかった幸せーーと思っているとしたら私は同意できない。
お金ってそんなに簡単にできるものではない。自分で苦労して作った資金で留学すれば、少しの我慢も乗り越えられる、って思うのは古い考え方なのでしょうか?
私に痛いところを突かれて、ついついきついことを言ってしまったようだけど、だからと言って平気で相手が傷つくような言葉を吐いてしまうところに、私は長男の性格の欠点というか、冷徹さを時々発見して、怖くなる事があります。
私も言いすぎたけど、相手を傷つけようとしていってるわけではない。でも息子にはそう聞こえたようです。難しいですね。
二人展 潜意識空間
曲目『ZERO 』
作曲者 林語桐
製作中アルバム「Unconscious Mind」より
今東京彩健茶荘でやってもらっている音楽と絵画のコラボ展の宣伝用ショートムービー作ってみました。
「音楽と抽象畫のコラボ?」
「なんか小難しそうやなー」
と思われる方も多いようなので、少し解説させて戴きます😄
まず、音楽家のユトンが撮った寫真や音楽からインスピレーションを受けた私が抽象畫を製作、その過程を録畫し、完成した絵畫からユトンが曲を作る。展示會場では、抽象畫と寫真を展示し、同時に製作記録フィルムに合わせてユトンが現代古典音楽を作曲しました。(そのうちの一曲がこの『ZERO 』です)
3/6の音楽會は、當日の即興演奏で、スクリーンに映る絵畫と音楽の調和、店先の木に止まる小鳥のさえずり、お店のアミューズブッシュとお酒。まさに視覚x聴覚x味覚の競演となり、私にとっても初めての體験でした。
會場の東京彩健茶荘さんでは、4/14まで、今回のコラボ展示とショートフィルムがご覧いただけます。
一階の「意識」の世界から「前意識」の階段を上がると、そこは「潛在意識」の空間です。どうぞ皆さんのそれぞれにある內なる世界を體験してください。
今回の演奏を含めたCD製作のためのファウンディングを(募集はしていませんが🤣)募っています。ご興味ある方は私にご連絡ください!
