月の教科書という書籍に「月の欠損論」というのが載っていて、これはブログ記事になっていたものを再編したものだろうと思うので大体無料で読むことができる部分ですが、先日とある懇親会で聞かれたので…
月欠損論については過去にも数回ブログ記事にしていますが、まぁだいぶ前の話なので、またここでもきちんとまとめておこうと思います。
要するに月自体は幻想であり、そのサインというのは欠落(欠損)しているというのがその理論です。
理解したいところと真っ向から否定したいところがあるので、これについてまとめておきます。
その背景(推測)
これは私の推測でしかありませんが、一時期やたらに月星座で金脈やら人脈やら愛情やらその他、とにかく何でも月で解決できるのだ!という論調の人がいました。an・anにも掲載されていたし、本もかなりの数出ています。
そしてパワーウィッシュなるワークブックのようなものも出ていました。
その頃から占星術に親しんだ私としては、最初は「そうなの?」と思ったものの「無理あるんじゃね?」という結論に至りました。
ただし、これは太陽星座のみで見る「星占い」が広く市民権を得ていたところへ、「月星座なるものがあるらしい」という、ホロスコープへの門戸を開いたブームとして一定の価値と効果があったと思っています。
これがもしかしたら、現在に至るXでの「水星逆行」がトレンドになる流れへなっていったのかもしれず、それについては異論はないし素晴らしい功績だと思います。
一方で何でもかんでも月さえ満たせば良いのだ、という考え方はいささか乱暴にも見えます。
あくまでも私の考えですが「月を満たす」というのは「生きる」ということと同義であり、それが出来ていない状態というのは異常事態なのであって、それさえやれば良いというのは、「生きてさえいれば良い」ということと同じになってしまいます。
やはり人間は「幸福」を求める動物であり、月だけを考えてしまうと金星や木星のことがおざなりになると同時に、最低限の生活しかできないということになってしまいますから、それは向上を意味する幸福とは次元の違う話になるのです。
幸福の定義は様々あるようですが、「絶えず向上すること」が条件として挙げられています。しかし月は生活の反復を意味し、また生命の担保という最低限のところにしかフォーカスしないので、幸福かどうか、ということになればまた違う天体を見る必要があるのです。
もっと言えば、月は能動的な天体ではないので、それさえやっていれば自動的にお金や愛情や人間関係が流れ込んでくる、というものではありません。もちろん、月が保護されていることは最も重要な事ではありますが、そもそも月が満たされない状態は幸せでもなければ生きるのに必要な最低条件を満たしていない、ということでもあるので、その状態からお金や愛情などのさらなる「プラス」の状態にするのは難しいと言えます。それはやはり、火星などが「獲得しよう」と志して初めて機能するものであり、また同時に金星の「もっとこうありたい」とか木星の「貢献したい」とか土星の「それを定着させたい」といった意思も関与しないことには実現できないことのように思います。
と、書いていたら文字数がすごく多くなってしまったので、この続きはnoteに書くこととします。
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