「やります」と言ったのに、
次に話し合うと何も進んでいない人。
実は、これには理由があります。
「やります」と言うのに進まない人には、
本当にやりたくて言っている人と、
関係を壊したくなくて言っている人、
この二つのタイプがあります。
どちらも、
やる気がないわけではありません。
あなたとの約束を軽く見ているわけでもありません。
その「やります」は、
問題解決や実現のためというより、
あなたに関係を切られないための言葉なのです。
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あなたから見ると、
目標を実現したいから、
問題を解決したいから、
前向きに返事をしているように見えたでしょう。
実際、本人もそのつもりだった可能性が高いです。
ただ内側では、
「そう言えば嫌われない」
「関係を壊さずに済む」
そう感じて、つい口にしてしまった言葉でした。
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「あまりやりたくない」
「正直、気が進まない」
そう言ったときのあなたの残念そうな顔が想像できるので、
「やります」と言ってしまったのです。
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だからといって、
目標を実現したい気持ちや、
問題を解決したい気持ちが、
ないわけではありません。
「実現したい」
「解決したい」
それも、確かに本心です。
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ただ、
不安が強く、動けなくなっています。
これはサボりではなく、
自分を守っている心理状態です。
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人間心理学では、
これを「不安による行動停止」と説明します。
不安が強いと、人は動けなくなるのです。
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このとき、心の中では
・「嫌われたらどうしよう」
・「自分には無理かもしれない」
・「期待を裏切ったらどうしよう」
そんな声が繰り返されています。
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あなたといる場では前向きな言葉を口にできても、
一人になると、
体も気持ちも止まってしまうのです。
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何もやっていないと知ったときには、
あなたはショックを受けることでしょう。
ここで大切なのは、
相手はあなたを裏切ろうとは思っていないということです
「やると言ったよね」と詰めたくなるのは、
それだけあなたが真剣だからです。
ただ、その言葉は相手の不安を強めてしまいます。
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「あの人にとっては、問題解決も大事だけど、
私との関係のほうが今は大切なんだな」
そう理解できると、
相手にも自分にも、
余計なストレスをかけずに済みます。
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すると、あなたの言葉は不安を与えにくくなり、
相手は
「あまりやりたくない」
「正直、気が進まない」
と、言いやすくなります。
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――この話、
「わかる…」と感じた方は、
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