いやぁ~、凄かった!
でも……正直、もっとワクワクしたかった(笑)
ノーラン版IMAX
映画『オデュッセイア』

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9月5日、話題の超大作映画『オデュッセイア』の先行上映に行ってまいりました!
池袋・グランドシネマサンシャインのGTテクノロジーは、チケット争奪戦に見事撃沈(笑)。
そこで今回は、109シネマズ川崎の大画面&大音響で、古代ギリシャの壮大な世界を堪能してきました!
さあ、ここからはいつものように、ほくとの主観100%。
気ままに・わがままに(笑)、本編レビューをぶつけたいと思います!
あくまでも個人の感想ですので、あしからず。
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■ 作品情報
2026年/アメリカ作品/172分
<監督>
クリストファー・ノーラン
<原作>
ホメロス『オデュッセイア』(古代ギリシャ叙事詩)
<主なキャスト>
★オデュッセウス(マット・デイモン):
イタカ島を治める「知略の英雄」。
★テレマコス(トム・ホランド):
父の帰りを待ち続ける息子。
★ペネロペ(アン・ハサウェイ):
20年間、夫を待ち続ける妻。
★アンティノウス(ロバート・パティンソン):
ペネロペに迫る求婚者。
★ヘレネ/クリュタイムネストラ(ルピタ・ニョンゴ):
ギリシャ神話に登場する「世界で最も美しい女性」とされるヘレネなど、物語の鍵を握る人物を演じる。
★キルケー(サマンサ・モートン):
部下を豚に変えてしまう魔女。
★アテナ(ゼンデイヤ):
オデュッセウスを導く知恵と戦いの女神。
★カリュプソ(シャーリーズ・セロン):
オデュッセウスを愛し、7年間引き留める女神。
■ 内容
トロイア戦争を終えたイタカの王オデュッセウスは、愛する妻と息子が待つ故郷への帰還を目指します。

しかし神々の怒りを買った彼の前には、一つ目の巨人や魔女、荒れ狂う海の怪物など、幾多の試練が立ちはだかる。
一方、王の不在が続く故郷では、王妃ペネロペに求婚者たちが群がり、息子テレマコスも窮地に追い込まれていた。
トロイア戦争から数えれば、故郷に帰るまで実に20年。
オデュッセウスの過酷な帰還の旅が始まります。
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そうそう、あの名作『2001年宇宙の旅』。
原題は『2001: A Space Odyssey』。 実はこの「Odyssey」、ホメロスの『オデュッセイア』を意識したタイトルなんです。
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■ 劇場鑑賞は必須!できればIMAXで……そして膀胱との戦い(笑)
前回の記事でも書きましたが、この作品の映像と音楽のシャワーを浴びたいのであれば絶対に映画館、できればIMAXシアターでの鑑賞をお勧めします
ノーラン監督のこだわりが詰まった巨大スケールの映像は、やはり大きなスクリーンで観てこそです。
配信を待ってスマホや小さな画面で見るなんて、本当にもったいないと思える作品です。
109シネマズ川崎の巨大スクリーンと圧倒的な音響に包まれると、一瞬で古代ギリシャの過酷な海へ引きずり込まれました。
そして……約3時間、172分。
しかもインターミッションなし。
観る前は、
「大丈夫か、ほくとの膀胱!?」
とハラハラしていましたが(笑)、けっこう映画に引き込まれてしまうと、トイレのことなどすっかり忘れていたのです。
思っていたほど長さを感じることもなく、最後まで面白く観ることができました。
そして無事膀胱は、最後まで耐え抜きました!
■ 正直な「あら探し」?
往年の映画ファンとしての物足りなさ
本作は前述したように、トロイア戦争を終えたオデュッセウスが、故郷イタカへ帰還し、長い間待ち続けている妻ペネロペと息子テレマコスのもとへ戻るまでの物語です。
ところが、その帰還の道のりは決して平坦ではありません。
一つ目の巨人や魔女、
恐ろしい海の怪物、
そして神々の怒り……。
次から次へと襲いかかる試練を乗り越えながら、オデュッセウスは故郷を目指します。
これだけ壮大な物語を、ノーラン監督が約3時間(172分)の中にうまくまとめたのは、やはりあっぱれだったと思います。
そして、ようやくイタカへ戻ってから待ち受ける、妻ペネロペをめぐる求婚者たちとの戦い。
ここも見応えがあり、素晴らしかったと思います。
この作品、世間の評価も高いようですね!
またノーラン作品にしては、けっこう素直な展開だったなぁ……というのも、ちょっと意外でした。
もちろん時間軸を行き来するところはありますが、ノーラン作品としては比較的わかりやすいと思いました。
……と、ここまでは大絶賛モードでしたが、ここからは予告通り、ちょっと残念だったところも率直に書いてみたいと思います。
あら探しをしたいわけではありません。
あくまで、往年の映画好きとしての個人的な本音です。
シャーリーズ・セロンをはじめ、各エピソードに登場する豪華キャスト陣の顔ぶれは本当に見事。
ところが、過去に観た同じ題材の作品などと比べて、冒険譚としてのハラハラ・ドキドキ感という点では、少し物足りなさを感じました。
その理由が、
「各エピソードの掘り下げが、どうにも浅かった」
ということです。
昔からの映画ファンなら、同じ題材を扱ったカーク・ダグラス主演の『ユリシーズ』(1954年)をご存じの方もいるかもしれません。
ちなみに「オデュッセウス」は英語読みでは「ユリシーズ」です。
CGなど存在しなかった時代の『ユリシーズ』。
最初に見たのはテレビの画面ではありましたが、ほくと少年は、怪物や試練の一つひとつに、
「うわっ!大丈夫か!?」
と、ハラハラ・ドキドキしながら見ていたのであります(笑)。
それに比べると今回のノーラン版は、壮大な映像で描かれているのに、神々や怪物とのエピソードが意外と「さらっと」流れていってしまった印象です。
もちろん、これだけ壮大な物語を約3時間に収めることを考えれば、仕方がないのもわかります。
しかも、後で詳しく書きますが、原作の各エピソードには実にいろいろな出来事があるんですよね。
こうした映画をきっかけに、歴史や神話の世界に興味を持つ方もいるでしょう。
だからこそ、
「そこ、もっとじっくり見たかった!」
と思ってしまうんです。
でも、そこまで描いていたら、3時間ではとても収まらないでしょう。
いやはや、何とも贅沢な悩みです(笑)。
というのが、正直なところなんですよね。
■ オデュッセウスは、ただの「冒険ヒーロー」ではない!
ここで少し、オデュッセウスという英雄について触れておきたいと思います。
オデュッセウスは、単純な力自慢の英雄ではありません。
彼の最大の武器は、
「知恵」と「策略」。
あの「トロイの木馬」の策を考えた人物としても知られています。
アキレス(2004年の映画『トロイ』ではブラッド・ピットが演じました)とは、また違ったタイプの英雄なんですね。
ちなみに、アキレスを中心に描かれるのがホメロスの『イリアス』です。
一方、今回の主人公オデュッセウスを描いたのが『オデュッセイア』です。
そして原作には、そんなオデュッセウスの「知略」と「人間臭さ」がたっぷり詰まっています。
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※ここからラストの重要なシーン、少しネタバレがあります。
未見の方はスルーしてください!
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● 故郷イタカへの帰還と「弓の試練」
ついに故郷へ辿り着いたオデュッセウス。
しかし、館は妻ペネロペを狙う不埒な求婚者たちに占領されていました。

妻ペネロペもまた、ただ待っていたわけではありません。
「義父の葬礼用の布が織り上がったら結婚する」
と偽り、昼に織っては夜にほどくという気の遠くなるような知恵で、長年求婚を拒み続けていたのです。
この夫婦、揃って知恵の塊すぎる……!
ある時ついに限界が訪れ、彼女が提示したのが、
「オデュッセウスの強弓を引き、12本の斧の穴に矢を通せた者と結婚する」
という最終試練。
しかし、誰一人としてオデュッセウスの弓を引くことができません。
ところが、落ちぶれたボロ布姿で潜入したオデュッセウスが正体を隠して弓を構え、見事に矢を放つ――。
12本の斧の穴を次々と射抜いていくシーンは、文句なしのクライマックスです!
……ただ、非常に見応えのある名シーンだったからこそ、映画ではさらっと展開してしまったのが、少し勿体なく感じました。
思わず心の中でツッコんでしまったのは私だけでしょうか。
「もしこれが『RRR』のラージャマウリ監督だったら、ここだけで十数分溜めに溜めて、矢が穴を抜ける瞬間を凄まじいスローモーションで劇的に魅せたんだろうな……(笑)」
ノーランらしいドライでスタイリッシュな手際も格好良いのですが、あのカタルシスをもう少しじっくり味わいたかった!
というのが、往年の映画好きとしての正直な本音です。
■ ほくと的まとめ
ノーランが描きたかった「本当のテーマ」とは?
さてさて、ここまで長々と書いてきましたが……
ここから、ほくとなりに感じたことをまとめてみたいと思います。
私が求めていたエンタメ性のあるワクワク感には、少し物足りなさがありました。
でも、ここでふと、
「なぜノーラン監督は、今この時代に『オデュッセイア』を映画化したのだろう?」
と、自分なりに考えてみました。
ノーラン監督が、この古代ギリシャ神話を通して今この時代に描こうとしたもの。
それは、
「帰還」と「ゼウスの掟=もてなしの心」
だったように感じられました。
● 「帰還」
オデュッセウスは、トロイア戦争を終えて故郷へ帰ろうとします。
その旅は約10年。
戦争から数えれば、実に20年。
その間に、オデュッセウス自身も、故郷も変わってしまいました。
しかし妻ペネロペは、求婚者たちに囲まれながらも知恵を絞り、夫の帰りを信じて20年間、耐え続けていたのです。
それでも、
「家に帰れば、すべてが元通りになる」
わけではありません。
20年という歳月を経て、変わり果てた者同士が、それでも互いを想い、受け入れ合う。
単なるハッピーエンドではない、この物語の切なさと人間臭さに、何とも言えない余韻が残りました。
● 「ゼウスの掟=もてなし」の心
そして、もう一つ気になったのが、古代ギリシャにおける
「もてなし」
の考え方です。
『オデュッセイア』の世界では、旅人や見知らぬ客人を手厚くもてなすことが、とても大切なこととされていました。
これは単なる「親切」ではありません。
それが、「ゼウスの掟」ともいえる、神聖なルールだったんですね。
正直、私はこの映画を観るまで、「ゼウスの掟」という言葉は知りませんでした。
旅人を粗末に扱うことは、ゼウスの怒りを買うことにもつながる。
だからこそ、身分の分からない旅人であっても、まず食事や寝床を用意し、敬意をもって迎える。
そんな「客人をもてなす心」が、この物語のあちこちに登場します。
そして、この「もてなし」を考えると、ペネロペに言い寄る求婚者たちの存在も興味深いところです。
彼らは屋敷に何年も居座り、ペネロペへの求婚を続けながら、オデュッセウスの財産で食事や酒を楽しんでいました。
つまり、「ゼウスの掟」を逆手に取っていたともいえるんですね。
●古代の「もてなし」は、今の時代にも通じる?
自分とは違う人。
見知らぬ人。
そんな相手を、最初から敵だと決めつけない。
これって、今の時代にも通じるところがあるんじゃないでしょうか。
人はどうしても、相手のほんの一部分を見ただけで、
「この人はこういう人だ」
と決めつけてしまうことがあります。
そんなことを考えていたら、
「人って、見えている部分だけでは分からないよなぁ」
なんて、ふと思ってしまいました。
●そして、最後に残った問い
映画を観終わって劇場を出たあと、ふと考えてしまいました。
「これは、単なる冒険映画ではないのかもしれないな」
と。
神々や怪物が登場する壮大な物語でありながら、ノーラン監督が描こうとしたのは、意外にも神話の世界そのものではなく、そこを生きる人間だったのかもしれません。
もしかすると、だからこそノーラン監督は、あえて神々を前面に出しすぎず、人間そのものを描く作品にしたのかもしれません。
もちろん、これはあくまで私の勝手な解釈ですが(笑)。
そう考えると、映画を観終わったときに感じたことも、少し納得できるんですよね。
●それでも、やっぱりワクワクしたかった(笑)
とにかく、映像の迫力はすごかった!
これは間違いありません。
だからこそ、
「映画館で観てよかった!」
と、心から思える作品でした。

ただし……
もう少し冒険としてワクワクしたかった!
これも、紛れもない本音です(笑)。
それも含めて、今回は一切の忖度なし。
「凄い映画」なのは間違いない。
でも、「大好きな映画」になったかというと、そこは少し違う。
そんな気持ちを込めて、今回は
評価5点満点中3.8点。
ほくとの気ままな感想でした!
みなさんも、ぜひ劇場へ足を運んでみてくださいね。
もちろん、
トイレ対策と、お近くの映画館(出来ればIMAXシアター)のチェックはお忘れなく!
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最後までこの長~いブログ記事をお読みいただいた、いや、たどり着いた方(笑)、本当にありがとうございます!
*余力の残っている方は以下もおすすめです(笑)
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■おまけ
原作『オデュッセイア』の怒涛の試練をおさらい!
あまり歴史や神話に詳しくない方向けに、映画では描ききれなかった原作のヤバい試練たちをざっくりまとめました。映画を観たあとの復習や、これから観る方の予習にどうぞ(笑)。
「こんなことまであったのか!」
と思っていただければ幸いです。
*間違っていた点ありましたらご指摘くださいね。
● キュクロープスの島
一つ目の巨人ポリュペーモスに捕らわれたオデュッセウスは、自分の名を
「ウーティス(誰でもない)」
と偽り、巨人が酔い潰れた隙に目を潰して脱出します。

激痛に悶える巨人が
「誰でもない(ウーティス)にやられた!」
と叫んだため、駆けつけた仲間の巨人も
「誰にもやられてないなら大丈夫だな」
と帰ってしまうという見事な知略!
……なのですが、脱出後に調子に乗って
「俺の名はオデュッセウスだ!」
と本名を叫んでしまい、巨人の父・ポセイドンの激しい怒りを買うことに(笑)。
頭はいいのに、最後に見栄を張ってしまう。
この人間くささこそが、オデュッセウスの魅力なんですよね。
以前観た映画『ユリシーズ』では、巨人ポリュペーモスがワインを飲んで「ボーノ、ボーノ(旨いうまい)」と言っておいしそうにワインを飲んでいたのが、今でも印象に残っています。

● アイオロスの島
風の神アイオロスから、航海の邪魔になるあらゆる暴風を閉じ込めた袋をもらいます。
ところが部下たちは、それを宝物だと思って開けてしまう。
結果、風が吹き出して船は故郷から遠ざかることに。
「なんで開けるんだよ!」
と思わずツッコミたくなる展開です(笑)。
● ライストリューゴネス人の島
今度は、鎧に身を固めた巨大な戦士たちに襲われます。

原作では「喰人巨人族」とされるライストリューゴネス人です。
映画では、森の中から突然現れた巨人たちにオデュッセウスたちが襲われ、船団は壊滅的な被害を受けることに。
オデュッセウスの船だけが、なんとか脱出に成功します。
旅はますます過酷になっていきます。

● 魔女キルケーの島
今度は魔女キルケーの登場です。
昔見た映画では、あっという間に部下たちを豚に変えていましたが、今回のノーラン版では、粘土細工をこねるようにして、人間を豚へと変えていくんです。
いやぁ、なんという力技でしょうか(笑)。
ところが、オデュッセウスは神の助けも借りながらキルケーの魔法を破り、部下たちを救出。
ここまでは「さすがオデュッセウス!」なのですが……
なんと、その後キルケーと親しくなり、1年間もこの島に滞在(笑)。
「いやいや、早く帰らなくていいの?」
と思わずツッコミたくなります。
でも、このキルケーの島での滞在は、その後の冥界への旅にもつながっていく重要なエピソードなんです。
● 冥界
ここは、原作と映画でかなり描かれ方が違うエピソードです。
原作では、オデュッセウスは死者の国・冥界へ向かいます。
そこで予言者テイレシアースと会い、これからの旅について重要な助言を受けることに。
さらに、亡くなった母の霊とも再会します。
映画でも冥界の場面は登場します。
土の中から死者たちが次々と現れる、ちょっとゾッとするような印象的なシーンです。
ただし、原作にあるテイレシアースとのやり取りや、母との再会などは大幅に省略され、映画ではオデュッセウスの過去や戦争で亡くなった仲間たちとの対峙という、ノーラン監督独自の描き方になっていたかと思います。
怪物や魔女との冒険だけではなく、死者との対話まで描かれている。
『オデュッセイア』って、本当に盛りだくさんなんですよね。
● セイレーンの歌声
その歌声を聴いた者を狂わせ、船を事故へと誘う恐ろしい怪物セイレーン。
『パイレーツ・オブ・カリビアン』をはじめ、数々の映画や作品の元ネタとしても超有名なシーンですね!
ここでオデュッセウスは、部下たちの耳を蝋(ろう)で塞ぎつつ、なんと
「自分だけはマストに体を縛りつけ、歌を聴く」
という命懸けの作戦に出ます。
自分も耳を塞げば安全なのに、
「どうしても歌を聴いてみたい」
という彼の知的好奇心と執念が凄まじい!
ある意味、好奇心旺盛ですね(笑)
狂乱して
「縄を解け!」
と暴れ叫ぶオデュッセウスを、耳を塞いだ部下たち(聞こえるわけありません(笑))が、オデュッセウスの叫びをよそに船を漕ぎ続けるという、緊迫感とシュールさが同居した屈指の名シーンです。
● スキュラとカリュブディス
船ごとすべてを呑み込む巨大な大渦、カリュブディスと、海の怪物スキュラ。
この二者択一の海峡を突破する、作中屈指の極限状態です。
ここで迫られるのは、
「全員で渦に突っ込んで全滅のリスクを冒すか」
それとも、
「スキュラ側を進み、数人の部下を犠牲にしてでも船を生き残らせるか」
という、あまりにも残酷な決断。
オデュッセウスは船を生き残らせる道を選びますが、その結果、6人の部下が犠牲になってしまいます。
リーダーとして背負う
「命の選択」。
これは、かなり胸の痛い試練です。

● カリュプソの島
部下をすべて失い、たった一人で漂着した島で待ち受けていたのは、美しき海の女神カリュプソ。
ここでオデュッセウスは、なんと7年間も島に引き留められることになります。
映画では、原作を知らずに観た人からすれば、
「ん? このシャーリーズ・セロン、きれいだけど一体なにもの!?」
と混乱しつつ、
「部下を失った直後に美女の楽園で7年も何やってるの!?」
と思わずツッコミたくなる怒涛の展開(笑)。
ですが、彼女から
「永遠の若さと不死」
を約束されてもなお、彼の心は常に故郷と妻のもとにありました。
豪華な神の誘惑を蹴ってでも、
「泥臭い人間として家族のもとへ帰る」
ことを選ぶ。
そこには、オデュッセウスの執念と孤独が浮き彫りになっているんですね。
(画像すべてお借りしました)
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さてさて、本当にここまでお読みいただいた皆さん……
果たして、オデュッセウスと同じように、ここまでたどり着いた方は何人いらっしゃるのでしょう?(笑)
長~い記事に最後までお付き合いいただき、本当に感謝です。
ありがとうございました!
































