わたしだけの世界 -2ページ目
昔、働いていた
職場は人の入れ替わりが
激しかった
1ヶ月で辞める人も
何人もいた
わたしはその職場で
3年勤めて
辞めることにした
仲が良かった先輩に
「まだ、辞めないんですか?」
と笑顔で一言いった
その後から
先輩はあからさまに
わたしと距離を取るようになった
あいさつだけ
それ以上も
それ以下も
言葉を発してくれなかった
あのとき
わたしは
ああ
まただ
と思った
わたしの言葉は
誰かを傷つける
わたしにその
意図が全くなくても
親も
先生も
大人たちは
いつも
わたしの何気ない言葉に
きれたり
お説教したりした
わたしは
言葉を発しない
わたしの
言葉は
人を傷つけるから
わたしは
本音を発しない
わたしの
本音は
人を怒らすから
いつしか
人と話すとき
頭で考えてから
話すようになった
人を褒める言葉
人を励ます言葉
人を持ち上げる言葉
そういう言葉を
使えば
もう嫌われない
もう怒られない
もう傷つかない
そうして
人と話すことに
緊張してしまう
わたしが出来上がった
人と話すことは
疲れる
面白くもないのに
笑い
励ましたくもないのに
励まし
褒めたくもないのに
必死に褒めるとこを探して
褒める
深い深い
海の底に
沈んでいった
たくさんの海藻に
足を絡め取られ
キラキラ光る
水面を
じっと見つめながら
早くこんな人生終われと
念じる
そんな日々
響かない日々
わたしの居ない日々
考えながら
話すのを
辞める
決めてもなかなか
出来ない
それでも
考えながら
話すのを辞める
話したいときだけ
話す
言いたいと思ったとき
だけ言う
そんな
本当にシンプルなことを
やってみて
気がついたことがある
わたしの口から
出た言葉は
わたしのものではない
口の中にいるときは
わたしのもの
わたしの口から
出たものは
わたしの
ものではないんだ
言葉に
責任を持ちなさい
よく言われた
言葉に責任なんて
ないんだ
思ったことを
発する
ただそれだけのこと
わたしの口から出た
言葉は
もう
相手のもの
相手がどう感じ
どう思うかなんて
相手次第
相手次第の言葉に
責任なんて
あるわけがない
言葉に
気を使う必要ないんだ
感じたままを
感じたときに
発する
そんな
シンプルなことが
とてつもなく
楽ちんだ
わたしはずっと何のために生まれたのか
探しています。
人はいつからでも変われる。
この言葉をいつも信じております。
まだお会いしていないあなたと
お会いするのを心待ちにしております。

わたしはぐるぐる思考が
止まらない
四六時中
何か
考え続けている
しかも
その考えは
実は
答えがない
過去へ飛んでみたり
未来へ跳ねてみたり
アイツを分析したり
ここを解明しようとしたり
いくら
考え続けても
答えがない
そこを
回転木馬のように
ハムスターのように
マグロのように
ひたすら
回り続ける
なぜ
考え続けるのか
感情を感じないように
自分の寂しさ
自分の悲しさ
自分の虚しさ
自分の辛さ
ぜーーんぶ
感じないようにするため
子どもの頃
親や先生から
よく考えて行動しなさい
考えて文章にしなさい
考えて言いなさい
そうやって
伝えられた
空を感じること
雲を感じること
風を感じること
自分自身を
感じること
それを
封印したんだ
未来へ備えていれば
先回りしていれば
過去を分析して
アイツを分析して
この世を解明して
仕組みを解明して
自分を
感じないように
しているんだ
そして
わたしは
わたしに
伝え続けている
この世は
備えなければ
準備しなければ
先回りしなければ
怖い世界なんだと
伝え続けている
だから
わたしにとって
この世は
怖い世界
魑魅魍魎が
血眼になって
人を引きずる
怖い世界
考え続けること
怖い世界に
住み続けること
それは
わたしを守り続けること
感情を
感じること
泣くこと
笑うこと
怒ること
人が持っている
喜怒哀楽を
感じること
それが
生きること
見えない封印を
解こう
封印を
解けるのは
わたしだけなんだ
わたしはずっと何のために生まれたのか
探しています。
人はいつからでも変われる。
この言葉をいつも信じております。
まだお会いしていないあなたと
お会いするのを心待ちにしております。

最近、わたしが
感じること
わたしだと信じてきた
「わたし」が
ほんとうの「わたし」
ではないんじゃないか
繊細さも
優しさも
他人の顔色を見るのも
他人の気配を感じるのも
気を遣いすぎるのも
先回りするのも
自己否定も
罪悪感も
自分責めも
今
わたしだと
信じているものは
すべて
後付けないんじゃないか
そんなことを感じるんだ
親は
怒鳴り散らしていた
暴力と暴言の塊だった
愚痴と文句の宝庫だった
宗教で自分を犠牲にして
他人に尽くすことを教えて
もらった
学校は不良グループの
やりたい放題だった
弟妹が多く
手伝いの子ども時代だった
そこから
わたしが「わたし」を
守るために
今の「わたし」を
創り出した
だから
わたしはこうなんだ
そうやって
かわいそうな「わたし」
足りない「わたし」
このままではいけない
「わたし」を
創り出す
過去を否定すれば
するほど
追いかけてくる
世の中は
足りない「わたし」の
ために
無数の
講座が用意されている
受けたら
変わる
伴走してもらったら
変わる
覚悟で変わる
さぁ
足りない「あなた」
ようこそ
そうやって
さらに足りない「わたし」が
増産される
過去の影響
過去の思い込みが
今のわたしを
創り出したのは事実
でも
同時に
かわいそうな「わたし」
足りない「わたし」
学び続けないとダメな
「わたし」
をやり続けるのかは
今のわたしが
決めるんだ
変えられない
過去に
いくら焦点を
見つめ続けても
今が
変わらないことは
この「わたし」が
死ぬほど知っている
過去を理解しただけでは
変わらない
ほんとうに
変わるのは
今の行動と
選び方を
変えたときなんだ
わたしはずっと何のために生まれたのか
探しています。
人はいつからでも変われる。
この言葉をいつも信じております。
まだお会いしていないあなたと
お会いするのを心待ちにしております。


