わたしはぐるぐる思考が
止まらない
四六時中
何か
考え続けている
しかも
その考えは
実は
答えがない
過去へ飛んでみたり
未来へ跳ねてみたり
アイツを分析したり
ここを解明しようとしたり
いくら
考え続けても
答えがない
そこを
回転木馬のように
ハムスターのように
マグロのように
ひたすら
回り続ける
なぜ
考え続けるのか
感情を感じないように
自分の寂しさ
自分の悲しさ
自分の虚しさ
自分の辛さ
ぜーーんぶ
感じないようにするため
子どもの頃
親や先生から
よく考えて行動しなさい
考えて文章にしなさい
考えて言いなさい
そうやって
伝えられた
空を感じること
雲を感じること
風を感じること
自分自身を
感じること
それを
封印したんだ
未来へ備えていれば
先回りしていれば
過去を分析して
アイツを分析して
この世を解明して
仕組みを解明して
自分を
感じないように
しているんだ
そして
わたしは
わたしに
伝え続けている
この世は
備えなければ
準備しなければ
先回りしなければ
怖い世界なんだと
伝え続けている
だから
わたしにとって
この世は
怖い世界
魑魅魍魎が
血眼になって
人を引きずる
怖い世界
考え続けること
怖い世界に
住み続けること
それは
わたしを守り続けること
感情を
感じること
泣くこと
笑うこと
怒ること
人が持っている
喜怒哀楽を
感じること
それが
生きること
見えない封印を
解こう
封印を
解けるのは
わたしだけなんだ
