昔、働いていた

職場は人の入れ替わりが

激しかった


1ヶ月で辞める人も

何人もいた


わたしはその職場で

3年勤めて

辞めることにした


仲が良かった先輩に


「まだ、辞めないんですか?」


と笑顔で一言いった


その後から

先輩はあからさまに

わたしと距離を取るようになった


あいさつだけ


それ以上も

それ以下も

言葉を発してくれなかった


あのとき


わたしは


ああ

まただ


と思った


わたしの言葉は

誰かを傷つける


わたしにその

意図が全くなくても


親も

先生も

大人たちは


いつも

わたしの何気ない言葉に

きれたり


お説教したりした



わたしは

言葉を発しない


わたしの

言葉は

人を傷つけるから


わたしは

本音を発しない


わたしの

本音は

人を怒らすから



いつしか


人と話すとき

頭で考えてから

話すようになった


人を褒める言葉

人を励ます言葉

人を持ち上げる言葉


そういう言葉を

使えば


もう嫌われない


もう怒られない


もう傷つかない


そうして


人と話すことに

緊張してしまう

わたしが出来上がった


人と話すことは

疲れる


面白くもないのに

笑い


励ましたくもないのに

励まし


褒めたくもないのに

必死に褒めるとこを探して

褒める



深い深い

海の底に

沈んでいった


たくさんの海藻に

足を絡め取られ


キラキラ光る

水面を


じっと見つめながら


早くこんな人生終われと

念じる


そんな日々


響かない日々


わたしの居ない日々



考えながら

話すのを

辞める


決めてもなかなか

出来ない


それでも

考えながら

話すのを辞める


話したいときだけ

話す


言いたいと思ったとき

だけ言う


そんな

本当にシンプルなことを

やってみて


気がついたことがある


わたしの口から

出た言葉は

わたしのものではない


口の中にいるときは

わたしのもの


わたしの口から

出たものは


わたしの

ものではないんだ


言葉に

責任を持ちなさい


よく言われた


言葉に責任なんて

ないんだ


思ったことを

発する


ただそれだけのこと


わたしの口から出た

言葉は


もう


相手のもの


相手がどう感じ


どう思うかなんて


相手次第


相手次第の言葉に


責任なんて

あるわけがない


言葉に

気を使う必要ないんだ


感じたままを


感じたときに


発する


そんな


シンプルなことが


とてつもなく

楽ちんだ










 

わたしはずっと何のために生まれたのか

探しています。

 

人はいつからでも変われる。

 

この言葉をいつも信じております。

 

まだお会いしていないあなたと

お会いするのを心待ちにしております。