「𝗌𝖺𝗌𝖺𝗆𝖺𝗋𝗒の原点はニキビ肌です」


この言葉の意味は、若い頃のニキビの話だけではありません。

薬剤師になり、漢方に出会って一度は良くなってきていたニキビ肌は

2度の流産を経験した時、再び悪化しました。



鏡を見ていられないほど
特に顎下はボコボコのニキビがビッシリ。



また同じ苦しみが戻ってきた絶望感
せっかく少しずつ時間をかけて乗り越えてきたはずだったのに…


振り出しに戻った。


どころか

とても大きな悲しみと喪失感にも加えて
悪阻で太って、浮腫んで、心身ともにボロボロ…


もちろん写真が残ってるはずもありません。


出口が見えない。
希望が持てない。




起業して、これから事業を育てようとしていたタイミングに、自分自身がボロボロの状態


「こころとからだに向き合うことを提案しています。」
「内側からキレイになるためのお茶です。」

そんな言葉を、言えるはずもありません。


どの口で言うのか。
どんな目で見られるのか。


笹村真理子としては、生きていかなきゃいけない。

だけど、𝗌𝖺𝗌𝖺𝗆𝖺𝗋𝗒の物語は、
あの時、一回、終わりました。


立ち上がる気力も、続ける気力もなくて、
そのまま終わっていても、おかしくなかったと思います。


だけど思春期にはなかったものが、あの時の私にはありました。

□体調が整えば、また少しずつ改善していくことを、知識と経験で知っていたこと。

□心配して、声をかけてくれる人がいたこと。

□お茶をお取扱いしてくださる方がいたこと。

□どんな時も味方でいてくれる夫と、小さな娘。帰る場所(引きこもれる場所)があったこと。



そして、漢方ハーブティーでした。


温かいお茶が、冷え切っていた心と身体に、ゆっくりと沁みていく…

その温もりと優しさに、救われたのは、私自身でした。


あの時に、私にとって漢方ハーブティーは
「企画して販売している商品」ではなく
「人生で辛かった時に、寄り添ってくれたお茶」になりました。

その時から、このお茶を売っているというより、
このお茶に救われた一人として、届けています。



思い出すだけで涙が出るような出来事は、
何年経っても完全には消えないのかもしれません。

でも、それでいいと思います。


「乗り越えよう」「過去は手放そう」じゃなくて
忘れないことを選んだのは


傷に縛られるためじゃなくて、
自分が歩いてきた道を、
ちゃんと大切に思えているということだから。




どんな新しい挑戦をする時も、
原点に、何度も立ち返ることができます。



「もう一度、自分を大切にしてみよう。」
「大丈夫。また歩けるよ。」



お茶で、写真で、言葉で、届けていくことが
わたしがsasamaryを続ける理由です。