小泉&九響:ベートーヴェンとブラームスの交響曲第2番(定期演奏会) | Wunderbar ! なまいにち

Wunderbar ! なまいにち

まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

2020. 9. 18 (金)  19 :: 00 ~    福岡シンフォニーホールにて

 

<第388回 定期演奏会>

 

ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.36

 

ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 Op.73

 

 

指揮:小泉和裕

九州交響楽団

(コンサートマスター:扇谷泰朋)

 

     

 

先週金曜日に行ったコンサートの話です音符

 

 

ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年度の九響の定期演奏会は、本来なら4月24日に小泉さんの指揮で「ミサ・ソレムニス」で始まる予定だった。 しかし、新型コロナの影響でこの公演は来年3月31日(水)に延期となった。 

なので、小泉さんが登場するのは、今年1月の定演以来ビックリマーク

そして今回の定演も本来ならばマーラーの交響曲第2番「復活」だったのだが、これも曲目が変更となった。

 

今回の定演は、18日(金)と19日(土)の2回公演。

私は、仕事帰りに行けるという便利さと、恐らく土曜日の方がお客さんが多いだろうから少ない方がいいなという気持ちで金曜の公演にしました。

で、やっぱり金曜はすんごく少なかった。50%の座席といってもその6割くらい?

九響の公式facebookの写真を見る限りでは土曜公演の方が断然多い気がしました。

会場内に入ったら、今まで座れない座席の背もたれに貼ってあったメッセージカードが外してあった・・・ あ~ん、次回から普通の座席配置なの~?ショック 

SDの席はとっても快適だったけど、収益を考えると通常配置になるのもいたしかたないのかなぁ。

 

 

前半はベートーヴェンの交響曲第2番。

メモ この曲が完成したのは1802年3月頃といわれているが、着想は第1番作曲中の1800年で、1801年から作曲が開始されている。初演は1803年4月5日にアン・デア・ウィーン劇場で交響曲第1番、ピアノ協奏曲第3番などとともに演奏された。  この時期は彼の難聴が特に悪化して1802年10月には「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれているが、この曲内には苦悩の跡はほぼ見られない。 初演では「奇をてらいすぎている」「一風変わった巨大な作品」「かつて知られたどの交響曲よりも演奏の点では難しい」などと評された。

後にベートーヴェン自身が、ピアノ三重奏曲版に編曲している(1805年刊行)。

 

考えてみたら、私はこの第2番は、ベートーヴェンツィクルスの一曲として、でしか聴いたことなかった。そしてその時の第2番はいずれも颯爽と軽快な演奏だった。「あぁ、2番ってこんなにワクワクする曲だったんだ」と発見もあった。

この日の第2番は、そういう演奏とは対極なスタイルのように思えた(あくまで主観です!)。

全体的にテンポは遅め。特に第2楽章は遅く感じた。 で、お、重い・・・。 弦は伸びやかさが消え、なんとなく乾いたような音色で、とにかく重い・・・

この日はひどく疲れていたのもあってか、途中ですんごく眠くなってしまったあせる(実際何度か意識がふっとんでましたぐぅぐぅ)

 

(特に弦に関しては)寄せては返す波のような強弱、音階、小気味いいアクセント、キレッキレのリズム・・・こういう要素がハマると、第2番はゾクゾクするくらい高揚するんだけど・・・私のこういう思い込みのせいもあってか、正直なところ高揚感を感じるまでには至らなかった。

それとホルンが・・・吹くたびに、と言ったら大げさかもしれないが、そう感じるくらいうむむむという感じだった。コントロールが難しい楽器というのはわかるんですけどね・・・

 

翌日の土曜公演では、逆に爽やかベト2だったという声もちらほら聴き、この日とはまた雰囲気が変わってたのかもしれないな~。

 

 

後半はブラームスの交響曲第2番。

メモ この曲はベートーヴェンの交響曲第2番から75年後の1877年に作曲、同年初演された。

完成までに長年(推敲も含めて約20年)かかった第1番と対照的に、約4か月で完成された。第2番は彼の交響曲の中で唯一チューバが登場。

 

演奏が始まった途端(特に弦)、「あ、(前半と)全然音色が違~うひらめき電球」と思った。不思議だなぁ。今度はホルンも全曲に渡って安定していたし、第3楽章の佐藤太一さんが吹くオーボエの主題がとても美しかった。

ただ、またもや途中で眠気が~ぐぅぐぅ(これはオケのせいではなく自分の体調管理のせいあせる)

最終楽章は小泉さんも一層力が入り、オケ全員が気迫あふれる熱演だった。最後の最後でトランペットの輝かしいファンファーレが鳴ったときは鳥肌立ちましたラブ


 

お客さんの入りはいいとはいえなかったが、拍手はとても熱かった。

(SD席になって思うのは、通常の席のときよりも一層拍手が大きく聴こえるということ。単純に人数で拍手の熱量が変わるわかじゃないんだな~と毎回再認識する)

小泉さんも何度も深々とおじぎされていた。小泉さんの熱い想いが伝わってくる演奏会だったと思う(その割には時々意識飛んでた私ですが汗)

とにかく小泉さんのお元気そうなお姿を拝見して嬉しかったですほっこり

 

私はブラームスの交響曲第2番の実演を聴くのは3度目。最初はずいぶん前にデヴィッド・ジンマン指揮で。2回目は沼尻さん指揮の九響で。そして今日が3回目。第3番なんか1度しか聴いたことがない。1番と4番の演奏回数が圧倒的に多いような気がするので、第2、第3番ももっともっと聴く機会が増えるといいな音符

 

あと余談だけど、この日はヴィオラの最後列に元九響団員の山ちゃんこと山下典道さんが座っておられた。第2ヴァイオリンの首席には、息子さんの山下大樹さんが。親子共演だ~~チュー

それから元N響クラリネット首席奏者だった磯部周平さんが客演に来られていて、こちらもさすがうまかった。

 

来月の定演はカーチュン・ウォンが九響に再登場音譜

ただ、前回彼が九響を振った日は私はアルゲリッチ別府音楽祭の方へ行ったので、来月が初聴きになります。とても楽しみですニコ